生涯空手家通信

強くもなく弱くもない自称生涯空手家が日々感じていることをお伝えします。目下のところ挑戦しているのは「ランニング」。

ヒップホップ楽しすぎ!

2007-03-05 20:39:23 | Weblog
■もともとパフォーマンス系が好きだったこともあり、日曜日に参加したヒップホップは、本当に楽しめました!いままで参加していた火曜日のクラスよりも難易度が高いはずなのですが、特に問題もなく楽しめました。火曜日よりも広いスタジオで練習できたことも、よかったです。

■意外なのは、とにかく柔軟ストレッチに時間をかけることです。空手では、さらっとやる程度なので、新鮮な体験でした。テコンドーは、かなりストレッチに時間をかけるとききますが・・・。柔軟をやると、自分の体の硬さを、自覚せざるをえません。特に、股関節が異常に硬い。ストレッチの方法も、いままでやったことのない、とても本格的なもので、このまま続けていけば、柔らかくなるかもしれません。柔らかくなれば、空手にとってもかなり有効でしょう。

■さて、もともとパフォーマンスが好きだったので、「パパタラフマラ」という劇団をもう、10数年以上前から観ています。「タラフマラ劇場」という名称だった頃からです。ストーリーはあまりよく分かりませんが、身体表現や、発声がとてもユニークで、おもわずひきつけられます。動きに、コミカルなものも多く、わたし好みなのです。その劇団の演出家を講師に迎えたワークショップにも参加したことがあります。身体表現に関する意識改革をされたようで、楽しかったです。

■ところで、自宅に帰ってから、ヒップホップの動きを復習しようとしたのですが、途中どうしても思い出せない動きがありました。とうとう物忘れがひどくなってきた・・・と、嘆きました。ところが、今日仕事中、ふっと思い出すことができて、ああ、こうして思い出すこともできるんだ!と妙に自分に関心しています。

★昨日のトレーニング記録★
30分マシン
60分ヒップホップ
20分クロール
久しぶりだったので、かなり疲れました。

空手の効能(全身のスナップ編)

2007-03-03 20:08:54 | Weblog
■空手をやっててよかったなーと、思えることの一つに、「キレ」のある動きができるようになったことが、あげられます。「ブーン」と、振り回すような動きではなく、「ピュッ」という感じの、キレのある動きです。

■その感覚がつかめると、瞬間的に体にタメをつくり、それを一気に開放することで、想像以上のスピードで突きや蹴りを放つことができるのです。ただがむしゃらに、突きや蹴りを出すのとはちがって、大変効率のよい体の使い方に思えます。

■言葉で伝えるのは、なかなか難しいのですが、釣竿をピュッと振るような場面で、根元にくらべて、先のほうが素早く動くような感じを出すことをイメージすると分かりやすいでしょう。

■回し蹴りで相手の上段(頭部)を攻撃するときに、その動きが使えます。素早く蹴らないと、相手にかわされてしまう可能性があります。ただし、相手のボディーを蹴るときは、バットを振り回すような体の使い方のほうが、ダメージを与えられると思います。

■突きを出すときは、回し蹴りのときのようなスナップのイメージはつかみにくいのですが、肩甲骨を意識すると、いいかもしれません。肩甲骨からタメをつくる感じです。体の中心(体幹)からタメをつくるような動きをすると、相手に先手をとられてしまうかもしれません。

■体のスナップが、とくにわかりやすいのは、裏拳を出すときでしょう。今の空手は、あまり裏拳を使いませんが、相手の意表をつくという点で、自分の得意技にしても、おもしろいかもしれません。

■体のスナップを感じることができると、その体の使い方が、そのほかのスポーツにも応用できます。わたしは、学生時代テニスをやっていましたが(といってもサークルレベル)、その頃よりも今のほうが、体の使い方が上手くなったためか、テニスも上手くなったように感じます。特にサーブには、勢いがつきました。

■みなさんも、空手でキレのある動きを練習してはいかがでしょうか。

似てる!ヒップホップと空手の形

2007-03-01 19:20:39 | Weblog
■空手の先生方からは、怒られてしまいそうですが、ヒップホップと空手の形は、にているところがあるなーと思います。ヒップホップの動きの中で、突き出した棒をくぐるような動きがありますが、空手の形でも、相手を想定した動きを行うので、見えないものがあるように動くという点で、似ている、と感じています。

■ヒップホップの先生は、ちょっとした仕草でも、ほんとうにヒップホップ的で、カッコイイのです。動きにタメがある、とでも言うのでしょうか。空手の形も、指定形通りにやると、味わいがあまり感じられませんが、タメのような味付けをすると、すごくかっこよくなることがあります。(しかし、形には流行のようなものがあって、あまり味付けを濃くしすぎると、評価されないときもあります。)

■木曜日にヒップホップを習っていて、「やっぱりおもしろいなー」と、感じた理由は、形との共通点にあるのかもしれません。ヒップホップの動きの中には、空手の構えに似た動き(四股立ち)もあって、ますます親近感を覚えました。

■一方、空手とまったくちがう点は、音楽に合わせるというところですが、音楽があると、正直、気持ちがいいです。空手の形も、音楽をつけたら・・・また、おこられてしまいそうですが。(以前、ダンス甲子園で、音楽に合わせて形をやっている高校生がいましたが、やるならば、形自体をもっと、ヒップホップ風にアレンジしたほうがいいと思いました。)

■ヒップホップを初めてまだ2ヶ月ですが、無謀にも、上級のクラスにも出てみようかと考えています。(今のクラスでは週に1回しか教われないので)

■ところで、4月のJKFan(空手道マガジン)の特集は「見えない蹴り」です。「見えない」とは、超高速、ということではなく、意表をついた蹴りということでしょう。思わぬ攻撃は、本当に、「見えない」んですよ・・・
大変興味深い特集で、今度、道場でやってみようかと思っています。