朝の連続テレビ小説「おひさま」ロケ地としても知られる「奈良井宿」に行ってきました。中山道の宿場町の面影を残した、味わい深い所です。また、標高も900メートルと高く、涼しさを感じました。
中村邸の日本民家園(川崎市)への移築反対運動から始まった、街並み保全の成功例と言えるでしょう。景観が再現された例はほかにもありますが、その中で住民が暮らしているというのは特色が感じられます。まるで白川郷(岐阜県)の宿場町版のようです。※白川郷には去年の3月に行ってきました。
しかし私は江戸時代よりも前の戦国時代、特に武田家の歴史に関心があるので、どちらかというと、鳥居峠を舞台とした武田家、織田家、木曽氏のせめぎ合いに興味があります。 戦国時代に興味を持った切っ掛けは、大河ドラマ「風林火山」にあります。武田家伝説の軍師 山本勘助を俳優 内野聖陽(まさあき)が熱演し、山本勘助ファンとなりました。
往路では、これもまた武田家ゆかりの諏訪大社にも寄ることができ、感慨深いものがありました。
ちなみに昨年の夏は山本勘助が築城に携わったといわれる小諸城址「懐古園」を訪ねました。「穴城」として有名ですが、火山灰でできた断崖が迫力ありました。また、小さな遊園地もあり、ちびっこ達も大喜びでした。
今回で3回目の奈良井宿訪問でしたが、次回は奈良井宿にある味わい深い旅館に泊まり自分の足で鳥居峠を歩いてみたいと考えております。やっぱり、夏は旅ですね。