生涯空手家通信

強くもなく弱くもない自称生涯空手家が日々感じていることをお伝えします。目下のところ挑戦しているのは「ランニング」。

パドリング風クロールはいかが?

2006-12-28 14:30:48 | Weblog
久しぶりにプールで泳ぎながら「楽な」泳ぎ方について考えてみました。
先日、伊東の海岸を車で走っているときに、大勢のサーファーを見ましたが、パドリング風に泳ぐと楽なのではないかと、ふと思いました。
今、スポーツ界では「2軸」の動きが話題になっていますが、従来のクロールだと体の真ん中に軸を一本通したように、ローリングさせて泳ぐことがテキストなどに載っています。
一方、2軸の泳ぎだと体は水平に保ったまま、腕を回して泳ぐ泳ぎ方になります。
ただ、腕だけで泳ぐといっても、肩から回すのではなくもっと奥の肩甲骨あたりから回転させるのがポイントです。
普段、空手の突きでも、肩甲骨をぐっと前に押し出すようにしています。
さて、その2軸の動きで泳いみたところ、安定感はありました。
楽に泳ぐこともでき、なんと前で呼吸することまでできました。
海で遭難するなど、サバイバル的な状況では有効な泳ぎ方かもしれません。
いわゆるパドル筋を鍛えるために、このパドリング風クロールはいかが?

全身を使った走り

2006-12-24 09:57:49 | Weblog
昨日の早朝、伊東の海岸線をジョギングしました。
まだ暗いうちに走り始め、だんだん明るくなるのを
迎えるのはなんとなく気持ちがいいです。

さて、一緒に走ってくれたのは職場の上司。

その走るスピードの速いこと。
ついていくのが大変でした。

普段、公園で走っているそうで、
私のように、おっかなびっくり走っているのとはわけが違います。

と言うのも、以前走っていてヒザを傷めた記憶があるからです。

普段走っていないと、どうしても体の一部(私の場合はヒザ)に
負担をかけるような走り方をしてしまうように思えます。

日常的に走っていれば、全身を使った、一番「楽な」走り方が
自然にできるのではないでしょうか。

私の場合は、普段走らなすぎ・・・
もっとまめに走って「全身を使った走り方」を身につけたいと
思います。

ノンコンタクト空手の課題

2006-12-21 16:42:11 | Weblog
わたしがやっているのはノンコンタクト、いわゆる「寸止め」空手です。
先日見ることができた少林寺拳法との違いについて考えながら練習に励んでいたところ、「ノンコンタクト空手のルールでは、技がきまった時点で審判が「やめ!」という号令をかける。空手では少林寺拳法のように、比較的長い時間連続して戦い続けるという感覚が、弱いのではないだろうか?」という疑問がおこりました。

万一、少林寺拳法派の方と技を競うことになった場合、その点の意識の差が、思わぬ落とし穴になりそうな気がするのです。

確かに、「形」では連続した技を出し続けますが、通常1人で行うので、実際の攻防とは感覚が違うように思えます。

ノンコンタクト空手の練習でも、「やめ!」の号令を掛けずにある程度の時間、攻防を続ける練習をもっと採り入れていきたいと思いました。

ところで「空手は示現流に似ている」という感想を、以前述べましたが、それはつまり「空手は示現流に対抗することも視野に入れていた」のかもしれないと思いました。

中国拳法に見られるような細かい手わざではなく、武器を持った相手や、自らが武器を持ったことを想定しているのが空手ではないかと、今、考えています。

すると空手を極めていこうとすれば、武器術は外せないことになってきます。
武器術をやらないと、空手がだんだん他のものに変質していくような気もします。

空手と少林寺拳法の違いとは?

2006-12-20 17:43:47 | Weblog
以前、知り合いの結婚披露パーティーで、少林寺拳法の演武を見る機会がありました。二人組みでお互いに技を出し合い、それは見事なものでした。
また最近、大学生の演武を見る機会もありました。
一般的な空手にはあまり見られない投げや関節技などもあり、迫力満点でした。

一般的な空手は、つかみや投げはほとんどやらないので、同じ武道とはいえ
かなり違った印象を受けました。

空手は、どちらかというと直線的な動きが多いような気がします。
一気に踏み込んで、突きや蹴りを極めるイメージです。

一方、少林寺拳法は円の動きが多いように思えました。
技の攻防も、永遠に続くのではないかと思えるような雰囲気です。
また、技が多彩なことも印象的でした。
さらに、合掌してお互いに敬意を表すことも大変良いことに思えました。

さて、両者が戦ったらどんな組手になるのでしょうか。
大変興味深い試合になると思います。
もちろん空手にも円の動きはありますし、
少林寺拳法にも直線的な動きはあると思います。

剣術に例えると、空手は示現流のような感じでしょうか。

私のレベルでは、もし実戦に使うとしたら、シンプルな技しか出せないような気がします。特に相手が刃物を持っていたりする場合はなおさらのように思えます。

でも、少林寺憲法の演武はすごかったですよ。

どんな空手スタイルを目指そうか?

2006-12-19 10:46:44 | Weblog
今、通っている道場に、国体選手の姿を見ることができる。
12月3日に行われた全日本空手道選手権にも参加した全日本選手だ。

間近に見る、その動きはやはりただものではない。
激しく動き回っても、涼しい顔をしている。
聞くところによると幼稚園くらいから空手をやっているそうだ。

さて、30歳くらいから始めてやっと空手暦10年の私は、
どんな空手スタイルを目指そうか。

一つには「負けない空手」が考えられる。
競技で勝てないけれども、なかなか負けないしぶとい空手だ。

あるいは、競技ではなく武術色を濃くした空手だ。
コブシなどをなどを鍛えまくって、全身を凶器にする道だ・・・

また、頭脳を鍛えて、「考えて勝つ」空手もありうる。
身体の衰えは避けられない。せめて頭だけでも日々更新していきたい。

そして「空手指導者」への道だ。しかしそれは遠い気がする。

今、気付いたがその国体選手はとにかくよく「見ている」
素人相手の練習でも、相手の突きをしっかり見極めようとしている。

体力も大事だけれども、やはりスポーツは目が命、なのか?

子どもにやらせたい武道は?

2006-12-15 12:31:32 | Weblog
大人が武道を続けようと考えたとき、道場への交通手段に自家用車が便利です。(駐車場があればの話ですが)私自身も車の恩恵を受けています。むしろ車依存といった感じです。
一方、子どもが道場に通おうと思ったとき、保護者の送り迎えか、自力で通うことになります。
親としてはいろいろな考えがあると思いますが、自分の足で通ってもらえるにこしたことはないと思います。

ところが、身近に子どもに合った道場があるとは限りません。近くにあったとしても、雰囲気が合わなかったりする場合もあるでしょう。

自分の子どもにも武道を習わせたいとは思うものの、どの武道にするか、どこで習わせるか、頭をいためてしまいます。

空手をとっても千差万別で、スポーツ的なもの、古流なもの、激しいもの、などいろいろだと思います。

そこで今、関心を持っているのは、全国規模で展開されていて、武道的・教育的要素が強いと思われる「少林寺拳法」です。
近所にも「連絡所」があります。
たまたま知り合いに演武会のお知らせをいただいたので、拝見させていただこうかと考えています。(私自身は空手を貫きますが)

空手再開

2006-12-14 11:57:09 | Weblog
40歳になった記念?にしばらくお休みしていた空手を再開しました。

本格的に再開して約2ヶ月。やっと体が軽く感じられてきました。

普段仕事が忙しく、ジム通い位しかやっていなかったのですが、マシーン相手の練習だけでは、どうしてもキレのある動きのトレーニングができないのです。スタジオのエアロビクスには、ちょっと参加できないので・・・

道場通いを再開して、おかげで体調バッチリ。
みなさんにも、空手はお勧めです。

なにより、マイペースでできるのが良いと思います。