なぜ空手は、腕をひねりながら突くのか?
その疑問に答えてくれたのが、この本です。
文中の、「では、どのタイミングで拳を回転させるかだが、相手に接触してから行う」との説明に驚かされました。
これまで私は、突き始めると同時に回転させていましたが、なんと「相手に接触してから」回転させるそうなのです。
寸止めスタイルの場合、突きの威力はあまり問われません。実際には当てないからです。
しかし本来の空手は、いかに相手にダメージを与えるかが問われます。
相手に接触してから回転させれば、そこから更に腕も伸びる効果も加わり、相手に与えるダメージは大きそうです。
今まで盲目的に練習してきましたが、人生の後半戦、これからの空手は、頭も使いながら取り組んでいきたいと思いました。