2010年 アメリカ映画
お久しぶりでございます。放ったらかしでしたが、ちょうどいいタイミングで映画を見たので久々にアップさせていただきます。
『ソーシャル・ネットワーク』、ゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞取りましたね。ゴールデン・グローブの発表がその日の夜(アメリカ時間)だったとは知らず、有力候補だった2作品(もうひとつは『The King’s Speech』)をたまたま同日の発表前に見たのですが、さてアタクシ個人の感想はといいますと…。
イギリスで『ソーシャル・ネットワーク』が公開になった時、アメリカでの評判がすこぶる良かったので映画館に観に行こうと同僚たちを誘ったのですが、ことごとく拒否され結局見逃すことに。そして昼間に『The King’s Speech』(日本での題名が見つからず。『英国王のスピーチ』という名前になるかもですね。1月14日の時点では調べきれませんでした)を映画館に観に行き、その夜に同僚が持っていた『ソーシャル・ネットワーク』のDVDを鑑賞することに。(『The King’s Speech』の感想はまた別に掲載する予定です。)
では、率直に感想を申し上げましょう…。
面白くない。面白くなかったのよ。もうてんで、面白くないの。この映画、すごく良いレビューやおすすめ記事がたくさんあってすごく期待していたのだけど、もうビックリするくらい面白くない(注:あくまで個人の感想です)。内容が難しすぎるとか、私の英語力が追いつかないとかではなく、映画として面白い要素が全然見つけられなかったのよ。一緒にこの映画を見た2人も同意見。ちなみにイギリス人とフィリピン人でひとりはコンピューターエンジニアなので、英語や技術的な内容に問題がない人達。Facebookのことを知っていたらもっと楽しめるのか、と言われるとアタクシも一応人並みにはFacebookを使っているし、映画の登場人物として出てくるナップスターのショーン・ファニングについても知っていたし、知識不足というわけでもないと思うのよ。ただ、純粋にアタクシ好みではまったくもって無かったということ。
映画はご存知のとおり、FACEBOOKが出来るまでと仲間内での金銭の揉め事を描いていて、決してコンピューターの技術的な話をしているわけではないのね。基本的にそのサイトを取り巻く人間模様を描いたドラマなんだけど、ものすごくテンポが悪いのよ。始まってから1時間半は話の流れが凄く遅いの。出来事を忠実に映画に反映させようとしたのだろうけど、それで話のテンポが生まれず間延びな感じになってしまっていて、それって映画としてどうなんだろう…という疑問が。アメリカでの評判がすこぶる良かったから、アメリカ人には受ける感じの映画なのかしら。それともあのよいレビューはプロモーションの一環なのかしら…と大絶賛のレビューが存在すること自体が私たちには謎だったというのに、その映画が作品賞受賞。もう本当にアタクシ(たち)には訳がわからず。出演している俳優たちの演技も、主演のジェシー・アイゼンバーグ(『アドベンチャーランド』の彼ね)以外は特筆する必要もなさそうな感じ。ジェシーはうまかったわよ。ジャスティン・ティンバーレイクがショーン役で出ていたけど、別にジャスティンでなければならなかったという気もしないし。俳優陣らの演技が胸踊るほどに素晴らしかった『The King's Speech』と同じ日に観てしまったので、余計に比べてしまったかもしれませんが。
良い点を上げるとすると、ポスターにあった言葉は映画の内容を端的に表していていいなぁ、と感心いたしました。
“You don’t get to 500 million friends without making a few enemies”
イギリスでの上映は終わっているのだけど実はあまり話題にもならなかったくらい、注目度は高くなかったということも付け加えておきましょう。
ちゅーことで、話題作なので話のネタにはなるかもしれませんが、映画が面白いかと言われると…個人的には全然おすすめしません。
おすすめ度:★
*画像はいつもは映画のシーンを使用するのですが、この映画はポスターがすごく良いと思うので、そちらを使用しました。
*イギリスでは、ゴールデン・グローブ賞受賞後、再びいくつかの劇場で上映が再開されています。(2011年1月22日 追記)
お久しぶりでございます。放ったらかしでしたが、ちょうどいいタイミングで映画を見たので久々にアップさせていただきます。
『ソーシャル・ネットワーク』、ゴールデン・グローブ賞の最優秀作品賞取りましたね。ゴールデン・グローブの発表がその日の夜(アメリカ時間)だったとは知らず、有力候補だった2作品(もうひとつは『The King’s Speech』)をたまたま同日の発表前に見たのですが、さてアタクシ個人の感想はといいますと…。
イギリスで『ソーシャル・ネットワーク』が公開になった時、アメリカでの評判がすこぶる良かったので映画館に観に行こうと同僚たちを誘ったのですが、ことごとく拒否され結局見逃すことに。そして昼間に『The King’s Speech』(日本での題名が見つからず。『英国王のスピーチ』という名前になるかもですね。1月14日の時点では調べきれませんでした)を映画館に観に行き、その夜に同僚が持っていた『ソーシャル・ネットワーク』のDVDを鑑賞することに。(『The King’s Speech』の感想はまた別に掲載する予定です。)
では、率直に感想を申し上げましょう…。
面白くない。面白くなかったのよ。もうてんで、面白くないの。この映画、すごく良いレビューやおすすめ記事がたくさんあってすごく期待していたのだけど、もうビックリするくらい面白くない(注:あくまで個人の感想です)。内容が難しすぎるとか、私の英語力が追いつかないとかではなく、映画として面白い要素が全然見つけられなかったのよ。一緒にこの映画を見た2人も同意見。ちなみにイギリス人とフィリピン人でひとりはコンピューターエンジニアなので、英語や技術的な内容に問題がない人達。Facebookのことを知っていたらもっと楽しめるのか、と言われるとアタクシも一応人並みにはFacebookを使っているし、映画の登場人物として出てくるナップスターのショーン・ファニングについても知っていたし、知識不足というわけでもないと思うのよ。ただ、純粋にアタクシ好みではまったくもって無かったということ。
映画はご存知のとおり、FACEBOOKが出来るまでと仲間内での金銭の揉め事を描いていて、決してコンピューターの技術的な話をしているわけではないのね。基本的にそのサイトを取り巻く人間模様を描いたドラマなんだけど、ものすごくテンポが悪いのよ。始まってから1時間半は話の流れが凄く遅いの。出来事を忠実に映画に反映させようとしたのだろうけど、それで話のテンポが生まれず間延びな感じになってしまっていて、それって映画としてどうなんだろう…という疑問が。アメリカでの評判がすこぶる良かったから、アメリカ人には受ける感じの映画なのかしら。それともあのよいレビューはプロモーションの一環なのかしら…と大絶賛のレビューが存在すること自体が私たちには謎だったというのに、その映画が作品賞受賞。もう本当にアタクシ(たち)には訳がわからず。出演している俳優たちの演技も、主演のジェシー・アイゼンバーグ(『アドベンチャーランド』の彼ね)以外は特筆する必要もなさそうな感じ。ジェシーはうまかったわよ。ジャスティン・ティンバーレイクがショーン役で出ていたけど、別にジャスティンでなければならなかったという気もしないし。俳優陣らの演技が胸踊るほどに素晴らしかった『The King's Speech』と同じ日に観てしまったので、余計に比べてしまったかもしれませんが。
良い点を上げるとすると、ポスターにあった言葉は映画の内容を端的に表していていいなぁ、と感心いたしました。
“You don’t get to 500 million friends without making a few enemies”
イギリスでの上映は終わっているのだけど実はあまり話題にもならなかったくらい、注目度は高くなかったということも付け加えておきましょう。
ちゅーことで、話題作なので話のネタにはなるかもしれませんが、映画が面白いかと言われると…個人的には全然おすすめしません。
おすすめ度:★
*画像はいつもは映画のシーンを使用するのですが、この映画はポスターがすごく良いと思うので、そちらを使用しました。
*イギリスでは、ゴールデン・グローブ賞受賞後、再びいくつかの劇場で上映が再開されています。(2011年1月22日 追記)