このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
先日、広島県が、人口の転出超過が3年連続日本一、というあまり喜ばしくないニュースを聞きました。人口流出の方が多いということだそうで。
若者へのインタビューも(端折った、偏ったものだと思うけど)
「中途半端」「魅力がない」
といった声が多数。
うちは寂れた街の田舎者。つい先日おのぼりさんよろしく、広島市内に遊びに行っただけで、はしゃいで来たばかりですが…
私にとっては都会で便利と思われる広島市中心部。ただ、広島県全体が住みやすいか、と言われると、よくわからない。正直、転出したい気持ちもわからないでもない。という感想です。ちょっと中途半端感、すごくよくわかる。
あくまでも、あくまでも個人的な感想ですけど。
広島はそれなりに大都市なんだけど・・・以前も書きましたが、ライブや舞台公演など、結構飛ばされる地域なんですよね。2023.4
ノリのせいもあるかもしれないけど、やはり「集客数」が少ないのかもしれない。
会場に足を運ぶにも、市電・バス・モノレール・・・正直、会場直結の交通機関はどれに乗っていいか、イマイチわかりづらい。
それに、交通のアクセスが、全体的に悪い気がする。
便利のいい場所に住んでるつもりだけど、考えてみれば県の東西を繋ぐJR線は快速や急行がないもので、急ぐ時は新幹線🚄に乗るしかない。南北は、廃線が相次いでいて、道路も細くて入り組んでて。
高速はそれなりに繋がってるから、まぁ、車移動なら悪くないのかな。と思いつつ、きっと魅力があるはずなのに、行ったことのない地域がたくさんある。
気軽に「飛行機に乗ろう」と思えないほど、空港も遠くてアクセスが悪い。
中国地方内では大きな県だけど、アクセス面だけ考えると、一番便利が悪いかもしれない。
広島市以外の地域も、なんか適度に離れてて、娯楽や観光に行こうかな?と思えるところも特にない。
かつてあった何件かの遊園地もすべて閉園。温泉地はあるものの、小規模なものが県内に点在してる感じ。
その反面、スキー場は結構あったりして。
自分自身も、育った土地とはいえ、正直、ものすごく思い入れがあるか、と言われたら、どうなんだろう。住み慣れてるだけで、住みやすいか、と言われると…よくわからない。
単に憧れかもしれないけど、やはり東京はわかりやすいし、行きたいところがたくさんある。
近くだと、神戸、西宮辺りは適度に都会で、かつ便利で住みやすそうだなぁ。
時々書いてますが、九州とか、東北とか、「地方」で一致団結というか、ものすごく「郷土愛」を感じる。一見反目しあってそうな北関東や関西圏も、ある意味地元地域を意識してる。けれど、中国地方って、そういうのがあまりない。他県に関心がない?のか、郷土愛的なものが希薄なのか。地域でまとまる、という感じではない。
4月ですね。去年の今頃は、すでに桜が満開、散り際だったのに、今年はまだまだですね。
そして、あの地震から3ヶ月が過ぎました。
甲子園では、石川代表の星稜と、日本航空石川が、震災を乗り越え、大健闘。
練習はもちろん、メンタル面でとてもダメージがあったと思います。試合を生で見ることはできませんでしたが、応援したくなるので、ついつい結果を気にしてました。
現地にはボランティアも入り、少しずつ復旧しているようにも見えますが、正直、今どんな状況か、ほとんど報道されなくなりました。
未だに水道が復旧していないところもあるとか。
3ヶ月、ライフラインが途絶えたら。想像もできません。
建物、家の再建、仕事の再開・・・まだまだ問題の解決にも至ってない気がするけれど、それもこちらにはあまり伝わってこない。
なにか、できることはないか。
募金など、金銭的なものしかできないのかな。
北陸新幹線が延伸開通し、北陸方面へのアクセスが良くなった(けど、関西方面からはちょっと不便になったみたい)
旅行割も始まった。
個人でなくても、ツアー等でいつか行くことができるだろうか。
物資を送るにも、何が必要か、そうでないか。考えてしまう。
世の中、いろんなことがありすぎて、スピードが速すぎて、今年起きた事もすでに忘れがち、話題にされなくなりがちになっている気がする。
国内外で毎日多くのニュースが起こるけど、せめて月に一度くらい、きちんと時間を取って報道してほしい、な。
それでも、春は少しづつやって来ました。散歩の途中で見つけた花を掲載します。北陸に早く穏やかな日が訪れますように。
少し前ですが、たまたま、ナイツ塙さんのYouTubeに、俳優の内藤剛志さんが出演されていた回を見ました。
いつでもパワフル、思いが熱く、トークも迷いがなくて、楽しくもあり、共感もし、感心するところもあって、とても興味深く拝見しました。
ご本人曰く「かしこ(頭がいい)」ですから
でも、自慢でも嫌みでもなく、会話を聞いてると、本当にそう思う。
内藤剛志が登場!俳優たちに物申す!
ナイツ塙が内藤剛志にガチ相談…コンプラやネットへの不安を吐露
早朝、深夜から働く人たちの、朝食を食べるまでを描くドキュメントバラエティ(なのかな)、
よく見てます。
寺田農さんが亡くなった。
ちょっと今年は本当に訃報が多くないですかね。
何度も書いてますが、ネットニュースや週刊誌、ワイドショー、そしてニュース番組・・・同じ情報の繰り返しにウンザリなので、ニュースソースは基本的に新聞。
苦手な読書代わり?のような感じで、活字と接しています。身近な問題やお悩み相談、書籍やエンタメ紹介、そして事件。新聞ならではの豊富な話題に、勝手に一冊読み終わった気分でいます。
その、唯一の「自己満足」の時間を奪うのが、うちの地域では毎週木曜日。
あの見出しが躍る、あの日です。
木曜日は、一面とテレビ欄、地域の話題を読んでお終い。
CSで時々放送され、かいつまんで見てましたが、今回じっくり拝見。
有吉佐和子さん原作、商業演劇のバックステージとミステリー、人間ドラマが入り乱れた、見ごたえのある作品でした。
ファミリー劇場HPより
相変わらず、映像先行、原作は読んでいません。
原作にどれだけ忠実かわかりませんが、キャスティングだけでも凄すぎて。
浅野温子、風間杜夫、加藤治子、北村和夫、有森也実、辰巳琢郎、長門裕之、小野武彦、斎藤晴彦、石丸謙二郎(敬称略)
他にも、サスペンスや名作ドラマでお馴染みの、見ている側も思わず笑みがこぼれそうなメンバーたち。
新劇界、小劇場出身の、主役級の方たちの競演。
ストーリーはこちら↓
劇作家・小野寺ハル(浅野温子)はある日、わずか1ヶ月後に迫った舞台の脚本を引き受ける条件として、演出家に元夫の渡紳一郎(風間杜夫)を指名する。内容は清朝の王女として日本と中国を駆け巡った川島芳子の物語で、主演は大女優の八重垣光子(加藤治子)。だがそんな折、映画会社に「八重垣光子を出すな」という脅迫電話がかかってくる・・・。(ファミ劇HPより)
一昔、二昔前の、良くも悪くも華やかなりし時代の芸能界の裏側の一部が垣間見え、いわゆる「スター」たちが、雲の上の存在だった、その最後の時代。自由奔放なスターの裏で、翻弄されるスタッフ・関係者たち。この作品に限らず、実際に多かれ少なかれあったんだろうな・・・と想像ができてしまう。
今では多分「時代錯誤」かもしれないけど、なんか、人間同士のドロドロした愛憎といいますか。
生きる、のし上がるって、キレイごとではない、ということを、サスペンスを背景に、見事に描かれてました。
それに、戦中・戦後を生き抜いてきた人って、やはり今の時代とは生き方が違う。
良いか悪いかは別として、真似できないよねぇ。
登場人物も、実在のモデルが思い浮かぶような、そんな感じ。
大女優役は恐らく、先代水谷八重子さん、共演の歌舞伎役者は十七代中村勘三郎さん、と思われます。
それを、加藤治子さん、北村和夫さんという、稀代の俳優さんが、楽しんで演じられているように見えました。
主人公は、脚本家の浅野温子さん、演出家の風間杜夫さんなのですが、先輩たちが全部かっさらってしまうほどの、存在感。
今でこそベテランの脇役の皆さんも、まだまだ若手、という感じで微笑ましく。
ミステリーとしても楽しいのですが、演劇上演の舞台裏がイキイキと描かれています。
稽古場風景、上演当日の騒動、制作会社と劇場、役者との関係性・・・などなど。
そんな様々な背景を織り交ぜつつ、ほぼ劇場内でストーリーが展開する「密室劇」。
セットではない、本物の劇場を使っているのが「リアリティ」を感じます。
ラストの犯人の独白が、普通のサスペンス同様ちょっと長尺かな?と思いつつ。
どのキャストも、当て書きのようなハマりっぷり。
普通の「事件解決」とは一味違う、そこは有吉さんが描く「人間ドラマ」でした。
制作は20数年前ですが、お芝居好きなら見ごたえ十分、ミステリー好きにもたまらない、佳作だと思います。
すでに亡くなった方も数多く。
そういう意味でも、貴重な作品かもしれません。