はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

初春花形歌舞伎『伊達の十役』

2010-01-12 07:35:01 | 記録:観劇
初の新橋演舞場。しかも注目の海老蔵さん「伊達の十役」
期待が高まらない訳がない

でも劇場へ着いてびっくり
「上演時間5時間30分」
一演目でしょ

4時開演で終了が21時30分ですよ・・・帰ろうかと思いました
が、覚悟を決めて劇場へ。

2階席の上手。斜め方向からしか見えないし、ここでも気落ちいやいや、せっかく来たし。

さて内容は(ネタバレあり)
足利家の重臣仁木弾正は、父赤松満祐の亡霊と出会い、鼠の妖術を授けられます。そして足利家打倒という亡父の大望を果たすことを決意。この野望を知った忠臣絹川与右衛門は弾正を捕らえようとしますが取り逃がします。その後、弾正と足利家の後見役大江鬼貫は結託し、当主足利頼兼を唆して高尾太夫へ入れ上げさせます。傾城を身請けしたとあっては、将軍家から非難の的となるだけに、与右衛門は忠義のために妻累の姉である高尾太夫を手にかけます。その上、高尾太夫の霊が乗り移った累も斬殺します。(松竹HPより)

いや~お家騒動の内容とはいえ、ドロドロしてるし悲惨だし
それを様式美でドラマティックに見せるのが「歌舞伎」なんだと改めて実感。

で、今回は特に最高の「イリュージョン」を見ているような海老蔵さんの早替わりにびっくり今考えてもどんな仕掛けなのかさっぱりわからない。しかも宙乗りまであって、これ以上のエンタテインメントはない
ずっと座ってるのは辛かったけど、あっという間の5時間30分でした。

公私共に充実しているのが伝わるような、海老蔵さんの熱演。
正直娘役は・・・だったけど立ち役も女役も素敵曲者や老け役が似合ってるのは芝居巧者の要素も大きいんでしょうね。

いつも映像で強烈な役ばかり見てる獅童さん(年末も「男たちの大和」見たばかりだし)がすっとした男前を演じてるのが可笑しくて出番は少ないけど、やはりカッコいいです。

笑也さん、右近さん、春猿さんなど、猿之助さん門下の方もたくさん出演されてて、豪華で華やかな初春公演でした



今回はさすがに「イヤホンガイド」を借りました。
お陰で内容がよくわかりましたが、途中で解説の方の「感想」も入るのが可笑しくて。

歌舞伎座以上に和服姿の方を見ました。しかも若い方が多くて。品の良い着物の色と柄が多かったので、思わず双眼鏡で見ちゃったよ
歌舞伎を和服で・・粋でいいですねはぎおもやってみたいなぁ・・・
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『ファニーガール』

2010-01-09 07:11:44 | 記録:観劇
歌舞伎のお次はミュージカル
しかも今日初日なんとラッキーな

おさちゃんこと春野寿美礼の退団後第2弾、うたこさんこと剣幸、新感線の橋本じゅんなどなど、個性的な出演者。
そして、宝塚のクールな演出家正塚先生の初外部演出・・・はぎおにとって興味津々

ストーリーは次のとおり(ネタばれあり)
喜劇女優の華やかなサクセスストーリーであると同時に、決して順風満帆でなかった彼女の私生活の悲哀にもスポットを当てています。舞台での成功とは裏腹に、憧れの男性だったニックとの夫婦生活は、「格差婚」の様相を呈していく...。(公式HPより)

初日ということもあってか、アクシデントがいろいろと・・・(台詞が出てこなかったり、ベルが鳴らなくなったり)そのせいかちょっとまとまりがなかったように感じましたが、各シーンを「動かす床」でスピーディに展開していたのが面白かった。

おさちゃんの歌はさすが
スターになる前のファニーは「猪突猛進」というよりもちょっと「おばか」に見えたのははぎおだけでもスターになってからすれ違いの結婚生活を向かえた頃は、悲しさが漂っていて本領発揮だったような気がする。

うたこさんは、優しさと厳しさと兼ね備えた力強い母ベテランだけあって歌はもちろん、貫禄のお芝居でした

この二人と同じくらい気になったのが橋本さん。
以前にも舞台を見ましたがその時は「時代劇」まさかアメリカ人役を見ようとは
ご本人も言われたようにアメリカ人には見えませんが愛情があるはずだけど「友人」として彼女を支える振付師。彼がファニーを励ませば励ますほど悲しく感じたのははぎおだけでしょうか・・・
途中アドリブ満載で、おさちゃんもマジ笑いしてるし、場を持っていくことしばしば

ファニーの伴侶となるニックは綱島剛太郎さん。
初めてのミュージカルということでしたが歌はちょっと山口祐一郎さんを思い出させる印象。ちょっと力が入りすぎてる気もしたけど、いい声だし舞台栄えしてました。

別の分野の一流同士の結婚て、お互いのプライドが邪魔をするのか、愛し合っているのに上手くいかない。こんな悲しいことはないけれど、ファニーはこれを糧にしてさらに舞台女優として輝いていったのかな?

バーブラストライザンドで舞台化・映画化されたとのこと。ピッタリと思っちゃった。ぜひ映画も見たいものです。

追記:ロビーにはたくさんのお花が。
おさちゃんやうたこさんは宝塚や舞台関係、橋本さんには古チンから。そんな中、綱島さんには密かに奥さんのはしのえみちゃんから来てたのが微笑ましかった

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『寿初春大歌舞伎』

2010-01-08 19:47:32 | 記録:観劇
来ちゃいました東京
数年前に買って2回くらいしか使っていないモバイルパソコンを持って来て書いてます。使いづらい

初日、すでに色々発生してますがとりあえず観劇記録を更新していきます。

歌舞伎座1月公演の午前の部。午後は次の予定があったので
「春調娘七草」「石切梶原」だけを見ました。

席は3階の端。正直あんまり見えませんでした
でも「春調~」は新春らしく美しくて華麗な舞踊でした。

工藤祐経に父を討たれた曽我五郎(橋之助)、曽我十郎(染五郎)の兄弟は、静御前(福助)と共に、春の七種のご祝儀にこと寄せて工藤の館に乗り込みます。兄弟は仇を討とうと勇みますが、静御前は二人を宥めながら、七草粥の準備をします。(歌舞伎座HPより)

福助、橋之助、染五郎のお三方。
はぎおは橋之助さんの舞踊が力強くて前から好きでしたが、新年早々見られて幸せかも

ガイドを借りなかったので「石切~」は細かいところまで内容がわからなかったのですが幸四郎さんはもちろん、東蔵さん、魁春さんがよかったなぁ~

梶原平三景時(幸四郎)は、大庭三郎景親(左團次)、俣野五郎景久(歌昇)兄弟や大名(由次郎、種太郎、宗之助)が居並ぶ鶴ヶ岡八幡宮の社頭に参詣します。ここへ青貝師の六郎太夫(東蔵)と娘の梢(魁春)が大庭に刀を売りに現れ、大庭は梶原に刀の目利きを頼みます。 
梶原は稀に見る名刀と言いますが、俣野は刀の斬れ味を検分すべきと言い、死罪の罪人を二人重ねた「二つ胴」の試し斬りが行われることになります。しかし罪人は一人しかおらず、六郎太夫は自らその役をかって出ます。罪人の剣菱呑助(秀調)が引き出され、梶原による試し斬りが行われますが、斬られたのは呑助一人。刀を売ることが出来ず、自害しようとする六郎太夫を止めた梶原は、意外な事実を語りはじめます---。
(歌舞伎座HPより)

いつもテレビでチラッとしか見る機会がないので、じっくり見られただけでも満足

歌舞伎座の現在の建物、四月で終了なんですよね。狭いし古いし、確かに改築の余地はありますが、この古さに味わいがあるような気がします。
たぶんもう見る機会はもうないと思うと、やっぱり寂しいですね・・・

写真撮ってますんで、またUPします
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「フロスト×ニクソン」

2009-12-16 06:27:35 | 記録:観劇
アカデミー賞で気になっていた「フロスト×ニクソン」の舞台化。しかも初「北大路欣也」さん。
楽しみにしてました

日曜日、7時過ぎに家を出て電車と高速バスを乗り継いでいざ大阪へ。

ウォーターゲート事件で辞任後のニクソン大統領と彼をインタビューする野心家のジャーナリスト。お互いの思惑が絡んだ数日間のインタビューを舞台化したこの作品。(以下敬称略)

2時間休憩なしの台詞劇。舞台上の熱演に見ているこちらも熱くなる一方で

ニクソン大統領はもちろん北大路欣也、ジャーナリスト・フロストは仲村トオル。
お互いの個性が出てなかなか面白い対決でした

ウォーターゲートは映画「大統領の陰謀」などで見てなかなか興味深い事件ですが、今回はそれがメインとは感じなかった。
ニクソンの人間性が浮き彫りになるような作品・演出だと思います

良くも悪くも人間的。野心家だけど不器用で人間味はあるものの『大統領』の器ではなかったのかな・・・

インタビューの終焉後、落胆の中にもちょっとホッとしたようなニクソンの表情に涙・・・自信満々な大統領の顔から引退した一個人へ・・・北大路さんの演技に感動ですさすが

フロストのトオルさん。舞台姿は初めてでしたが、舞台栄えするし声も良くて、今後に期待大ですね野心家の反面、期待と孤独に押しつぶされそうな複雑な面を垣間見た気がします。

他の出演者は・・・
佐藤アツヒロ、中山祐一郎、中村まこと、谷田歩、そして安原義人。

実は今回安原さん目当てでもあったんです
声優として大好きな彼ですが、舞台を一度は見たいと思っていてこのチャンス
声も素敵ですが、いつまでも若々しく飄々とした感じが相変わらずで嬉しくなっちゃって役者さんとしてもさすがですね。

舞台を見ていて感じたことは、どんなに熱い討論を重ねても、それが終われば「よきライバル」としてお互いを認め合う。こういうのは日本人にはなかなかできないことだなぁ・・・

まだ映画版は見ていませんが、どんな風に感じるのか、ちょっと楽しみです。

カーテンコール、北大路さんのお茶目な一面が見られて楽しかった
安原さんと中村さんは(主役に場を譲るため)そそくさと舞台を去ってしまい、トオルさんが戸惑いながら呼び戻す場面も。何だかそれぞれの個性が出てて最後まで楽しませてもらいました

2時間の舞台に往復9時間。買い物時間も全くなし。贅沢なのか遊びすぎと言うか・・・
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今度こそ行きます・・・?! 東京遠征 。

2009-11-27 06:17:54 | 記録:観劇
過去に何度かこのようなことを書いていつも実現しないので、なんだか「狼少年」みたいになってきましたが・・・

1月「東京遠征」を計画してます。今回は行けると思う。きっと。多分・・・

いやいや、次いつ行けるかわからないから(もう二度と行けないかもしれないし)体調さえよければ必ず行きます(その体調が問題ですが)

今回はバラエティに富んだ作品を選ぼうと思ってますが・・・
今予定してるのは
「ファニーガール」
「初春花形歌舞伎」
「新春大歌舞伎」
「東京月光魔曲」
「新春しながわ寄席」

です。
結構渋いですよね・・・

で、行こうかどうしようか迷っているのが
「宝塚宙組カサブランカ」
「コルテオ」
「ラッパ屋 世界の秘密と田中」

等など・・・

諦めたのが
「キャバレー」
「山下洋輔プロデュース IMPROVISINGブーニン!バッハ」
「小松原庸子舞踊団 HIBIKIー東と西-」

です。

調べてみると1月初旬て結構公演の谷間なんでしょうか。公演自体が少なかったり、あっても休演日だったりスケジュールを組むのが難しいです。

歌舞伎座は4月で一旦さよならだからどうしても行っておきたい
「ファニーガール」はおささん主演だし、正塚先生初の外部舞台演出だし。

でも実は、どうしても見たいっていうのは少ないんです

安さ優先で宿を確保しましたがちょっと足を延ばせば両国も近いので『江戸東京博物館』にもぜひ行きたいと思ってます。
歌舞伎と落語を予定してるし、今回は『古典芸能に触れる旅』だなと思ってます

ところで、インフルがますます心配になってきました。東宝で数多くの休演者が出ているし、観劇する方も用心の為マスクで行った方がいいのかなぁ・・・

みなさんも風やインフル等など、体調にはくれぐれも気をつけてください。

何はさておき、今度こそ行かせてください、お願いします・・・(誰に頼んでるんだ)
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「逝った男の残したものは」

2009-11-18 06:31:21 | 記録:観劇
地元に新しいホールができて、「四季」や様々な舞台公演が観られるようになって来ました

今回の「逝った男の残したものは」もその一つ。

作・演出:水谷龍二
出演:竹下景子
綿引勝彦
ベンガル
山西惇


このメンバーを見ただけで即座にチケット確保
渋~い"生"綿引さんが見たくて

内容はざっくりと(ネタバレありです)。

一人の未亡人の前に亡き夫を知る三人の男が現れた。山荘で語られ始める亡き夫の思い出。そこから始まるミステリアスな展開・・・

4人の出演者による台詞劇。
まぁ個性的な出演者達が色々と魅せてくれます
綿引さんはとぼけた感じで、ベンガルさんはいつものような飄々としてそれがまた可笑しくて。山西さんが一番まともそうでどこか抜けてる。そして竹下さん・・・年齢を感じさせない美しさと華やかさでした。

台詞劇なのに4人が下手に移動して語り合うシーンがちょっと聞こえづらかったのが残念

でも、ミステリアスで、ちょっとホロットさせる。1時間40分にコンパクトにまとめられて、面白かった

さて、これからは愚痴です
田舎のホールで有名人の公演とあって、かなり年配の方が多い観客層でした。
が・・・まぁマナーが。
途中で会話するのはまぁ許せるとしても、大音量で何度も携帯を鳴らす人、飴をバリバリとあける人、鈴を鳴らしながらトイレに行くおばあちゃん、ナイロン系の服?を何度もガサガサと動かす後の人・・・・余計に台詞が聞こえなかったよ~

自分だって観劇を始めた頃はマナーもよくわからなかったから偉そうにはいえませんが・・・
見慣れてないから仕方ないとはいえ、あんまりひどいといい公演ももう来てくれないよ
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どれを見るべき?!

2009-08-21 07:12:21 | 記録:観劇
先の見通しも予算のめども立たないのに、どうしても「フロスト/ニクソン」が見たくて11月に『東京遠征』を考えてしまいました

どうせなら3連休に行こうと思い立ち、3日間久々に舞台を見まくろう・・・
そう考えて、先のスケジュールを検索してみたところ、見たいと思ったのが

「十二人の怒れる男」
「海をゆくもの」
「バンデラスと憂鬱な珈琲」
「クレイガーデンズ」

そして「フロスト/ニクソン」
あとは、歌舞伎とか宝塚とか見られたらいいな・・・

内容は正直はっきりしませんが、出演者や演出家で選んでみましたでも、ほとんどが結構「怖そう」あるいは「重そう」です。

しかし連休にもかかわらず22日(日)に夜の公演がほとんどない1日2本ペースで見られないじゃないか

そこで、皆さんにご相談
皆さんだったらどれを選びますか??よかったら迷える子羊によきアドバイスをお願いします<m(__)m>

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「ジンガロ~バトゥータ」

2009-02-28 23:55:55 | 記録:観劇
前々から気になっていた「ジンガロ」。ちょうどWOWOWで生放送されるということで、期待してました。

・・・が、忘れてた

でも、全部見れなかったんですが、信じられない光景を目にすることができました。

走る馬上でお芝居をしている。しかも生演奏をバックに、大勢の観客の歓声を浴びながら

馬って超デリケートな生き物で、大きな音が苦手なはず。
ちっとばかし乗馬の経験があるはぎお。実際に乗ってる馬が急に暴れだした事が何度かあるので、余計に驚きです

でも円形の劇場で黙々と走っている。これってかなりすごいですよ~

もちろん、走る馬の上で立ったり乗り換えたりしてる「人」たちも尋常じゃないです

音楽も軽快な民族音楽で、楽しそうだったなぁ~

あ~もう一度放送してくれないかなぁ
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『愛と青春の宝塚』

2009-02-11 16:53:38 | 記録:観劇
そしてプチ旅行4本目。本来の目的はこれです
それにしてもチケット買ってから長かった~

藤原紀香主演のドラマも楽しかったから、これをOGが演じたら本物でしょう~と心待ちにしてました。
そして、大好きだったるんぱちゃんこと真山葉瑠ちゃんが出るんだも~ん久しぶりの姿を楽しみにして、いざ

ストーリーは(以下ネタバレあり)
昭和14年、当時の宝塚歌劇のトップスターは嶺野白雪ことリュータン。
そして彼女に憧れるトモとベニ、生き場所を求めるタッチーが入団してくる、将来への不安と孤独、そして恋愛や舞台人としての苦悩。
それぞれの悩みを抱えながらも、互いに支え合い、懸命に生きようとする。
戦争の影が迫り、宝塚大劇場が閉鎖され、満州などに慰問に回る日々を過ごしていた。
時代の流れに翻弄されながらも、自らの生き方を見つけ、自分なりの力で戦おうとする彼女たちを待ち受けている運命とは・・・・・・。


本物だけあって、ドラマよりもリアリティがあった。
演出も鈴木裕美さんで、テンポがあって無駄がなかった気がする音楽が四季を多く手がける三木たかしさんで、宝塚OGが主演という、何とも不思議な、いろんな意味でとても面白い舞台でした~

現役中、あえてあまり見たことないわたるちゃんとかしげちゃんコンビを選んで見に行きました。
正直、ちょっと驚いたのが、わたるちゃんが嶺野白雪演じる紀香さんにどことなく似ていたことまだまだ「男役」なんだけど音域も広がって迫力のある「女性」になってた。もっともっと舞台で活躍してほしいな。
陰のある橘伊吹役はかしげちゃん。こちらも細いのにパワフルで、すっかり女性になってた。「陰」という部分では、さえこちゃんでも見てみたかった・・・かな?

底抜けに明るくて元気いっぱいのベニ役は、もう映美くららちゃんにばっちりはまり役ですね。
生き急いでる感のある星風鈴子役は、大鳥れい。ちょっと病を抱えてるようには見えなかったけど、もう貫禄です途中でいなくなるのが惜しいくらいで・・・

女性が大挙出演するの中、メインの男性出演者が3人。
陰のある演出家は石井一孝さん。つい数年前まで正直そんなに興味がなかったんですが(ゴメンナサイ)去年「マイフェアレディ」を見てから、歌声とやんちゃな印象にとても好感を持っていた中での今回。ますます好きになりそうです~
でも、ダンスは苦手

大劇場閉鎖を言い渡す軍人に本間憲一さん。仲村トオルさんのクールな印象があったんで、「こんな明るい役」と戸惑ったけど、やっぱ知的でカッコよかった。彼のダンスを楽しみにしてたので、ちょっとだけだったけど嬉しかった

タカラジェンヌを見守るマンガ好きの少年に佐藤アツヒロくん。なぜ彼と思ったけど、最後のダンスはやはり本物

るんぱちゃんがあんまり活躍の場がなくて残念
それにしても「みんなまだ現役じゃん」と思えるほど最近辞めた人が多くて、嬉しいようなちょっと残念なような・・・まだ宝塚で活躍できたのにと思うと・・・

宝塚に興味のない人にどんな風に映るのかと思ってたけど、「月刊ミュージカル」でも高評価を得るほどいい作品に仕上がって、とても嬉しかった
あと1ヶ月全国を回るとか。みんな頑張ってね~


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今年の総括です。

2008-12-31 23:09:41 | 記録:観劇
お正月向けにプリフラ作ってみました~

大晦日も押し迫って、紅白を見ながらようやく今年の総括をしてみます。

まずは舞台から
2月 「ペテン師と詐欺師」
3月 「黎明の風」(宙組)
4月 「美女と野獣」
5月 「ミー&マイガール」(月組)
   「ベルサイユのばら外伝/ジェローデル編」(雪組)
   「広響POPSコンサート/ミュージカルナンバー」
6月 「大奥」
7月 「ウーマンインブラック」
8月 「かもめ」
   「ミー&マイガール」(月組)
9月 小松原庸子舞踊団フラメンコ公演
10月「梅ちゃんの青いパンドラの箱」
11月「どんまいマインド」
12月「冬の絵空」


振り返ってみて驚いちゃった無収入だったくせに1月以外は全月行ってるせいぜい6~7本だと思ってたので・・・・
合計13本。そのうち宝塚が4本。今年は結構行ったなぁ
この中でベスト3は(なかなか選べないけど)・・・「黎明の風」「ミー&マイガール」「ウーマンインブラック」かな。番外編としては「梅ちゃん」


次は映画
3月 「ペルセポリス」
   「北辰斜めにさすところ」
   「潜水服は蝶の夢を見る」
   「魔法にかけられて」
5月 「最高の人生の見つけ方」
7月 「近距離恋愛」
8月 「カンフーパンダ」
   「アフタースクール」
9月 「ハンコック」
   「デトロイトメタルシティ」
   「崖の上のポニョ」
   「20世紀少年」
   「パコと魔法の鏡」
10月「イキガミ」


はぎおにしては、久々に映画館に入り浸ってました。後半失速したので結局14本どまりでしたが。「おくりびと」とか「ハンサムスーツ」なんて券まで買ってて行けなかったのが残念。
さて、この中でのベスト3は・・・「ペルセポリス」「潜水服は蝶の夢を見る」「最高の人生の見つけ方」かな。でも今年見たものはほとんどがあたり「デトロイト~」なんて最高に面白かったし「近距離恋愛」「イキガミ」も捨てがたい。「ポニョ」も可愛かったしなぁ・・・番外としては「カンフーパンダ」


今年は旅もよく行ったなぁ。一泊、バス旅行青春きっぷの旅など等・・・
2月  沖縄石垣・西表島
3月  鬼怒川・日光・草津
4月  奈良
    松本・彦根・姫路(城めぐり)
7月  東京(ブーケ講習)
8月  福岡(初盆)
11月 ディズニーランド


思い出深いのは雨の中ジャングルをまわった西表と20数年ぶりの奈良の旅かなまた行きたい。こんどはじっくりと。日光&温泉も良かったなぁ。


今年一年、今までの生活とは一変して、自由気まま、行き当たりばったりの生活だったけど、新たに始めた事、新しい出会い・・・印象深い年になったと思いますホント「あっ」という間の一年間。
仕事を再会したばかり。上手くいかない毎日に凹みつつさて来年はどんな年になるやら・・・

今年も遊びに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました
まめに更新をしてませんが今までどおりボチボチと続けていくつもりです。
今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

さぁ、「ジルベスターコンサート」を見ながら年越しをしますか
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『冬の絵空』

2008-12-30 08:37:06 | 記録:観劇
今年最後の観劇。
生瀬勝久、橋本じゅん、そして藤木直人・・・随分前から予約して楽しみにしてたんですが・・・仕事があまりに忙しくて、何だか会場についても上の空イマイチ集中できなかった。ははは

(以下、ネタバレあり)

さて内容は・・・
「忠臣蔵」の討入りを仕組んだのは、ある商人と役者だった・・・

その話を軸に、赤穂藩士、吉良家、商人、役者・・・様々な人の心理を描いていて、時には面白く、時には哀しく展開する・・・

期待していたんですが、ちょっと間が空きすぎるというか、気持ちが途切れるところがあったような・・・個人的な意見ですが

生瀬さんはさすがです登場だけで場をさらうという感じ。橋本さんは初めて生で見たんですが、やっぱ上手いですね。大石役とは想像つきませんでしたが貫禄がありました。
一番感心したのが中越典子。彼女は舞台にむいてますね。声も良く出てたし上手い。朝ドラの時から印象的でしたが、ますますファンになりそう

期待してた藤木さんですが・・・時代劇をやるには早すぎるかなぁ現代劇なら舞台栄えもしそうだし・・・今後に期待。

「犬」として生きる隠れキリシタン役のラーメンズ片桐さんもいい感じ。でも存在自体がイマイチ描ききれてない感じでもったいないなぁと。

誰もが知ってる「忠臣蔵」を大胆に解釈したのは面白かったけど、逆にちょっと知りたくないなぁとも思ったりして「忠臣蔵」は定番の「勧善懲悪」の物語として覚えておきたいんでしょうか・・・


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来年の観劇予定

2008-11-24 21:20:47 | 記録:観劇
いよいよ年賀状のシーズンとなりました。2009年ももう間もなくですね。

で、観劇・ライブの予定もちょっとずつ決まってきました~

12月 『冬の絵空』
1月 『山下達郎ライブ』
2月 『愛と青春の宝塚』
   宝塚星組
 (バスツアーで確保!!)
3月 『回転木馬』
   『ニューブレイン』か『昔の女』
   『マルグリット』
(以上東京)
4月 宝塚宙組 (初舞台生観たいし宙組+正塚先生興味あるし)
5月 宝塚花組全国ツアー
6月 宝塚月組『エリザベート』


3月は東京に行くぞ~と思ってますが、どうなることやら

それにしても宝塚の予定が多すぎ各組1ヶ月公演に不満がいっぱいなんだけど、結局観にいってしまうこの性ったらだって好きなんだもん
「エリザ」月組での再演は意外でした歌唱力に若干の不安が無きにしも非ずだけど(タキちゃんがいてくれたらなぁ)一番若い組での配役が楽しみ~

久しぶりにライブに行こうかなと
それはなぜかというとあの山下達郎が地元近くに来るから。ただそれだけです特別ファンと言う訳でもないけどやはり生歌が聴けるなら行くでしょう。

またまた観劇熱が高まってきましたが、今後は「予算捻出」との格闘が一番のネックですねぇ以前のような収入もないし、節約できる性格でもないし(それじゃダメじゃん

この予定がどこまで実現できるか、それも楽しみ


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『どんまいマインド』

2008-11-18 11:25:16 | 記録:観劇
昨年、地元に新しいホールができました。
行きたいとは思ってたけど、なかなか「これ」という演目が来なくて・・・

で、満を持して来たのがこの「どんまいマインド」

地方特有の「PR不足」感があったので、「空席だらけだったらどうしよう」という不安がずっとあったんですが・・・幸いまぁまぁの入りで一安心

で、見慣れぬ男性が登場。スタートと思いきや・・・
公演プロデューサーという方が「チラシに記載している内容とは全く異なるストーリーになりました。ますます面白くなりましたのでご期待ください」と説明。
いろいろ公演を観てきたけど、こんな事は初めてでちょっと驚きと新鮮

前置きが長くなりましたが、ここからネタバレありです。

水没した街から非難する人々。待機所で再会したある工場の従業員達が、新たな生活の場所を求めて働きながら旅をする。
旅館、イベント会社、大手食料品メーカー・・・各地でお互いの性格や価値観を知り、それぞれが「安住の地」を求めていく。

こんな感じでしょうか。
まぁ見事に「チラシ」とはストーリーをはじめ名前、設定、同じところが全くない

ロードームービー的な展開で、同じ人が何役もやっていて、その違いを楽しめた、気軽な作品でした。
でも・・・ちょっと散漫な感じかな
西村雅彦、金子貴俊、市川由衣、脇知弘、中丸新将、芳本美代子、松田美由紀。
これだけの人が出ていて、あまり面白さが伝わってこないというか。
7人で相当数の出演者を演じるので、皆さん熱演でした。特にベテラン組はさすが中でも松田さんの舞台って華があっていいですね。いつも悪役(ご本人もおっしゃってました)の中丸さんのダサくてコミカルな姿はちょっとはぎおの『ツボ』

演出は山田和也さん。はぎおは「山田作品」との相性がよくないのかな何作か観ましたがあまり好印象だった事が・・・良かった~と思ったのは『ジキルとハイド』くらいかしら(な~んて偉そうに

7人ということもあって、出演者全員から一言ずつコメントが。さすが地方の公演、和やかでアットホームな感じになりました。さすがにこれはちょっと得した気分かな

はぎおが観たのは11月初旬。全国公演とのことで、まだまだ各地を公演中。あのプロデューサーさんも一緒に回ってるのかしら


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『梅ちゃんの青いパンドラの箱』

2008-10-23 20:31:48 | 記録:観劇
いや~面白かった
もうその一言に尽きます。
初めての梅ちゃんの単独公演観劇でしたが、今までなんと「もったいない」事をしてたか

いつもは「WAHAHA」の座員の一人として観る梅ちゃんですが、やはり一人だとますます強烈

始まる前から隣のお客さんがナイロンシートを広げて準備。「何でだろう」と疑問に思ってたら・・・・始まると同時にある小道具(はぎおは書けない)で会場中水撒き散らされて「納得」。お隣さん常連だったのね

で、内容はと言うと・・・くだらない、下品のオンパレード
でも、なぜかおなかを抱えて笑っちゃう細かく書いても面白さが伝わらないなぁ~
あり(とっても上手い)、お芝居あり。
会場を走り回って、観客を巻き込んでのあっという間の3時間舞台運びはさすがです。
おかげでお客さんもノリノリ梅ちゃんが困るくらいやっちゃってます。
多分客席数が500人程度の会場なんで、身近でアットホームな感じなところもいいですね。
お子ちゃま(が観てもいいのかどうか)からご年配の方まで老若男女、本当に年齢層が広い客席で。

梅ちゃんが一人で来てたお客さんに「馬鹿じゃないの」って突っ込んでたけど、「あたしもだよ」て密かに笑ってました

梅ちゃんの出身がお隣県の「笠岡市」という事もあってか、広島には毎年来てくれます。はぎおが行く時は大抵『梅ちゃんパパ』も会場に来られてて
内容が内容だけに貸してくれない会場も多い中「県民文化センター」という県内でもあまりライブでは使わない場所で、もう10年以上毎年公演してくれます。会場側も「面白くてお客さんが入ればどうぞどうぞ」と言ってくれるんだとか(なんと心の広いお役所だ

東京での「全体公演」では警察が来る騒ぎになったとか
弟さんが岡山県警の刑事さんだとかで、迷惑をかけないように次の日は一生懸命やったって・・・・頑張りどころが違うような

みなさ~ん、ほんと楽しいですよちょっぴり下品だけど
まずは梅ちゃんから「WAHAHA」のディープな世界に足を踏み入れてみませんか

ちなみに・・・
爆笑の会場の中、全く笑顔のないお客さんもチラホラ。それも結構若い女性でしたが・・・お気に召しません



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『パッション・デル・フラメンコ』

2008-09-30 21:38:00 | 記録:観劇
一度「フラメンコ」を生で見てみたいと思ってました近隣の尾道に、はぎおでも知ってる「小松原庸子舞踊団」が来るとのことで、気軽にチケットを買ってみましたでも、想像以上に「情熱的」で「圧倒的迫力」でした~

PRもほとんどしてなかったし、正直お客さん少ないだろうな・・・と心配しながら会場へ行ってみるとそんな心配はどこへやら満員、満員しかも「ここは演歌歌手の特別公演か」と思うような高年齢の客層
さすが文化の町「尾道」と思いつつも、場違いなところへ来てしまったかと

で、きっとほとんどの方が「フラメンコ」初体験と思われたのか、団員の方が懇切丁寧にフラメンコの歴史、用語、魅力を解説してくれました
観客も手探りで見始めたので、一安心とにかく「盛り上がればいい」んだと・・・

そこからはもう「大衆演劇」の世界おっちゃんたちの「オーレ」の掛け声とともに拍手喝采盛り上がる盛り上がる

さて、内容は・・・正直見るまでよくわかりませんでした。
でも始まった途端からくぎ付けです
印象としては「バレエ」「タップダンス」「フラダンス」の要素がありつつ、根本は「哀愁」「悲哀」だなぁと。
安易な表現ですけど

音楽も本場スペインからプロを招いていたようで、本格的な生演奏が聴けて、今思うと結構豪華でした

ソロだけかと思ってたけど、デュエットやフォーメーションがあって、ドラマ性も感じました。
ドレスも黒と赤だけかと思ってたら、ブルーやグリーン、オレンジ、白ととてもビビッドで美しかったです
この日1日で随分「フラメンコ」の印象が変わりましたよ
(どれだけ無知だったのかしら

この日はどうやら地方公演の千秋楽。小松原さんご本人が挨拶に登場されました。踊られませんでしたが、登場しただけでオーラが
カーテンコールで音楽が鳴り始めると、サパテアート(足踏み)をわずかな時間披露してくださいました一瞬で表情も変わり見事な振りを見せてくださって、観客も最高潮さすがです。

なんか楽しかった~奥深く知るともっと引き込まれるんでしょうね。
「タンゴ」には元々興味があったんですが、違う哀愁感のある「フラメンコ」、ちょっとはまりそうです



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