このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
今日で、九州場所も千秋楽。今年の大相撲も終わりです。
上位同士の優勝争い、久しぶりで、盛り上がってますね。
そんなさ中、名物解説者だった北の富士さんの訃報が届く。
しばらくお休みされていたので心配してたけど、残念な結果になってしまった。
相撲に特別詳しいわけではないけど、場所中はずっと家のテレビがついてたので、見ますよね。地方巡業も観に行って盛り上がったし。
毎日いろんな解説の方が出るけれど、北の富士さんはもう別格
もちろん、現役時代は知らないし、名横綱千代の富士関を育てた、厳しそうな親方・・・のイメージだったのだけど、解説に回ってからは、もう言いたい放題って感じで、面白かったなぁ。
横綱まで上り詰めてるので、力士や取組に対して非常に厳しいけれど、ユーモアにもあふれて、豪快で。
なにより、貫禄があったよね~
舞の海さんとのコンビ?解説も楽しかった。これが一番の場所の楽しみでした。
同調するときもあれば、対立してみたり、逆に問いかけてみたり、問われたことにスルッとかわしてみたり。
余裕というか、ちょっと遊んでる、いたずらっ子みたいな。
訃報に際し、親方の履歴を読んでいたら、もうスケールが違い過ぎて笑っちゃった。
銀座での豪遊、全休したあと海外で遊びまくり・・・
モンゴルの、あの問題児横綱の比じゃなかったわ
それも、今から50年以上も昔。もっとしきたりが厳しい時代に、やりたい放題。当時の横審委員からも資質を問われるという、なかなかの強者でした。
相撲協会を辞めた時の経緯も、いろいろあったことを思い出した。そうそう、トラブルメーカー?とまでは言わないけど。
でも、相撲に関しては真剣そのもの、現役時代も親方になってもとても厳しく取り組んでいたようで。だからこその、あの厳しさ、そして説得力。
ご本人も、「口うるさい厄介者でしょ」と自虐されてたようでしたが、お構いなし。
相撲を愛し、厳しいコメントを言わざるを得ないほど、相撲界の将来をずっと憂いてらした。
現に、圧倒的に強い力士はいない、相撲人口は激減、稽古不足でケガ人続出・・・嘆きたくなりますよね。
休養中も、ずっと歯がゆい思いでご覧になってたはず。。
それに、ファッションも素敵でしたね。
場所が見れない日も、相撲協会がSNSにアップしていた、親方の服装を楽しみにしてました。
高そうな、渋い色の紬の着物。粋でしたねぇ。
高級そうなスーツ。
さらには、真っ赤なレザージャケットあれは強烈。そしてよくお似合いでした。なんか、「ボス感」っていうのかな
コロナの時期には、Tシャツも着られてた記憶が。
あの立派な体格ですから、何着ても似合う。
今年に入って、はぎおのツボにはまる人ような、ヤンチャとかダンディな大人の方たちの訃報が続いて残念です。
いわゆる美形で、コメントも全方位的に優等生な人ばかりが正義とされる昨今。あとは、人の裏ばかり暴く勘違いな人たち。なんかつまんない、なんか違う。
私生活がどうあれ、仕事が一流なら別にいいんじゃないですか?自分と直接かかわるわけじゃなし。っていつも思う。
仕事もできないのに、自己主張が強い人、変な正義感を持ち出す人が多すぎて、ウンザリ。
本物の大人って器がデカい、見てる世界が広い。余計なことペラペラ言わない。やはり、経験値、交友関係の広さって、人を豊かにするんでしょうかね。
そして、何かを極める強さ。何を言われても、自分の道を突き進む。そういう人たち。
みんな、自分のためだけではなく、自分の生きてきた世界を、仲間たちを思ってからこそ、時には厳しく、そして優しく温かい。
そんな、一時代を極めた、人生経験豊富な先輩たちがどんどんいなくなっていく。寂しい。本当に寂しい限りです。