はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

リサ・ラーソン展 。

2019-05-06 09:30:59 | 記録:美術館

連休もあとわずか。

10日のうち、ほとんど「大掃除」してたかな。年末より、爽やかなこの季節の方が掃除には向いてる気がする・・・

5月に入って、ようやく「五月晴れ」になりましたからね。

外出といえば、宝塚と、花畑と、そして美術館くらい。

 

5月3日、晴天のもと、尾道市立美術館「リサ・ラーソン展」へ行ってきました。 

 

 

リサ・ラーソン・・・正直、ずっとイラストレーターだと思ってました。

だって、雑誌の付録のポーチや小皿などに、彼女のイラストが描かれてるから・・・

 

この企画展で、初めて陶芸作家だと知りました。

北欧スウェーデン出身で、80歳過ぎた今でも現役ということにも驚きました。

 

海外の陶磁器といえば、華やかな白磁の印象があるのですが、彼女の作品はまるで、日本の焼き物か?と思えるほど素朴。作品の多くがろくろを回して作られたそうです。

しかも、実用的なものも多々ありながら、社会性を持ったテーマも描く(女性の社会進出など)、先進的な作家という印象を持ちました。

チラシ表の猫が有名かと思いますが、個人的には、チラシ裏右上の「コーラス」という作品に目が奪われました。

色合いの温かみと、人々の仕草・表情に、思わず笑顔になってしまって・・・

画家であるご主人の作品、娘さんのニット作品も展示してあり、温かいご家庭が想像できます・・・

 

この企画展、とても好評だったそうで、4月末には入館者2万人を超えたのだとか。GW中にどれくらいの方が訪れたんでしょうね。

見終わって、考えさせられることも多かったですが、温かみのある作品に、ホッコリさせてもらいました。

 

この時期、美術館のある千光寺公園に行くことはないのですが、GW中だったせいか、それとも企画展の影響か、駐車場がいっぱい!

確かに、公園内も新緑と、藤、ツツジ、そして植え込みの花々でにぎわってました。

桜の時期とはまた一味違う、爽やかな清々しい気持ちになりました。 

 


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