これぞ戦隊もののはしりでしょ。間違いない。
スカパー見てると懐かしい番組が多すぎて、涙ちょちょぎれますわ。これもその一つ。
他の時代劇と比べても、相当異色でしょ。隠密なのに遊び人だったり武士だったり忍びだったり・・・女性だって魚屋がいたり芸者がいたり。もう、事件を解決するためには設定もへったくりもない。でも、そこが一つの楽しみ。
ストーリーも、推理あり、活劇あり、シリアスあり、コメディあり。毎日見ていても飽きないほど多彩。そこが長寿番組となった秘訣かも。そして、個性的なメンバー。当時は里見”音次郎”版を中心に見てたけど、今見ると杉”珊二郎”、粋で、必要以上な巻き舌がいいね。
しかし、初期から見続けると、相当試行錯誤してきた経緯がわかって、興味深い。
本当の初期は名台詞もなく、ラストの立ち回りもあっさりしたもの。
それが途中から段々と大げさになり、気持ち良いくらい斬りまくる。そして、「死して屍拾うものなし」に代表される数々の名台詞。子供ながらに呪文のように覚えたもんだ。
そしてあのテーマ曲。70年代に作られたものにしてはリズムが複雑で独創的。それが立ち回りを盛り上げてくれる。これを聞くと血が騒ぐね
これは、今で言うヒーロー戦隊ものでしょう。それよりかっこよすぎだと思うんだけど。
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