はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

背景問題 。

2023-07-07 08:26:00 | 記録:歴史・時代劇

始まった当初から、大河ドラマ「どうする家康」の背景に、CGが多用されていることが、ちょっとした物議をかもしているようですが・・・

といっても、あまり見てないので、あんまり言えないのですけど。

 

時代の流れ、予算の都合・・・これはもう、どうにもできない問題なのでは。
出演者だって、スタッフだって、豪華なセットでお芝居、野外で大規模ロケしたいでしょう、きっと。


民放のドラマだって、圧倒的にロケが減って、スタジオ収録が増えたじゃないですか。

スポンサーはお金出さない、ロケの許可が下りない。そもそも、スペシャル時代劇すらなくなったし。

 

でも、昭和の50年代くらいまでは、ほとんどスタジオで、しかも背景が「書き割り」、つまり、「絵」だったことが多かったんですよ。いや、絵すらない、白い背景だったこともある。覚えてますか?

いや、NHKの大河は、初期の頃からビデオで撮影されてて、あきらかにちょっと安っぽい「スタジオセット」で戦闘シーン撮ったりしてましたよね。

どう見てもセット、それも、豪華でない。
ドラマも、家庭的なものも多かったし、素朴でね。

 

なにより、ドラマもフィルム撮影が多く、画質も「高鮮明」ではなかったから、それくらい粗くても、気にならなかった。それより、ストーリーに集中して、背景とか、セットとか、問題ではない。そうそう、ストーリーなのよ。

高画質にお金かけるよりも、かつてのように、フィルム撮影に戻してほしいな。
その方が、重みがある、そんな気がする。


一度豪華なものを見てしまうと、みんな目が肥えるというか、贅沢になるというか・・・


高度成長期からバブル終焉までの「華やかなりし日々」は、もう二度とやってこない。

これから、ドラマ制作も難しくなる。いや、すでにそうなのかもしれない。
ものすごい時間を費やして作られたシーンも、一瞬で終わる。見ている方も、細かい設定とか、セットがどうとか、そこよりも、頭を空っぽにして、内容を、お芝居そのものを楽しむ方が、気楽だと思うのだけど。


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