最近話題の
「応仁の乱」
歴史好きのはぎおの中でもあまりよくわからない(興味のない)時代で、あまり詳しくないのですがなぜ「ビジネス書」として売れているのか、関心があって、本を手に取ったものの・・・やはりビジネス書ということもあり、なかなか難しくて読み進めていません
そんな時、大河ドラマで唯一、この戦を取り上げた
の総集編の放送があると知り、早速見ることにしました。
当時、ちょいちょい見た記憶はあるんです。
出演者が豪華で、よく覚えているんです。
でも・・・な~んだか
ファンタジーっぽくて、幻想的過ぎて、ついていけなくてね。
見直してみると・・・やっぱりそうでした 日野富子の父親が酒呑童子だって言われても・・・・
史実の方になかなか目がいかなくて。
ざっくりとわかるものの、細かい戦の要因はよくわからず仕舞い。
ま、戦いの始まりって、いろんな要素が相まって、なんとなく始まる・・・ということも。
「総集編」ということで、だいぶ端折っている、ということもありますが。
要は、室町幕府の次の将軍に、誰がなるか。
それが発端ですよね。あとは、その後ろ盾の武士同士の争い。
で、結局、11年も続き、幕府自体が弱体化していく要因となる、最終的には、だれが得をしたのか、よくわからない長い戦いとなったわけで。
そのあたりは、置いといて、最初にも書きましたが、出演者の豪華なこと。(以下敬称略)
三田佳子(その子役が松たか子)
市川團十郎(その子役が今の海老蔵)
京マチ子
草刈正雄
佐野史郎
松岡昌宏
藤岡弘
夏八木勲
役所広司
勝野洋
奥田瑛二
中村歌昇
野村萬斎
松本幸四郎
萬屋錦之介
まだまだいらっしゃいますが、とりあえずは。こう見ると、主役級の方が結構出てますよね。
一休禅師の奥田さんも印象的に残ってます。
デビュー間もない松さんや海老蔵さんの美しかったこと。
その中でも、一番衝撃的だったのが、野村萬斎さんですよ
この当時はまだ、本名の武司さん名義だったかと。
ただ、歌舞伎界にも疎かったこの当時、渋い低音ボイスの、涼しげな切れ長の目をした青年、いや、当時から年齢不詳なほど落ち着き払った人物は誰????
頭にはてなマークが飛び交ってました
しかも、役柄は細川勝元。
管領として、東軍総大将として、西軍総大将の山名宗全と張り合う役柄。その山名氏を演じるのは大スターの萬屋錦之助。
なのに、不敵な笑みを浮かべ、一歩も引けを取ることがなく演じ切られた姿が、強烈に残っています。
この方を発見できただけで、もう大収穫でした
その後、朝ドラの「あぐり」で大ブレイクされるのは、皆さんもご承知の通りで。
昨年、「真田丸」で、こちらも大ブレイクされた草刈さん。
この方結構大河にご出演されてて、しかも、切れ者の部下とか、裏で手を引く役とか、そういうものが多かったと思うのですが、「花の乱」では、完全に後者の、いわゆる悪役でした。こういう役をされる草刈さん、結構好きですね
あと、ベテラン・注目株ではあったものの、まだブレイク前の
北村総一朗
生瀬勝久
高橋克実
などなど多数ご出演。やはりNHKならではの目の付け所です。
「平清盛」同様、視聴率は散々だったみたいですが、ファンタジー好きで、歌舞伎界・古典芸能好きな方には、たまらないドラマかもしれません。
見直すと、新たな発見もあったし、はぎお自身、ついつい総集編を全部見ちゃったわけで。
・・・で、結局「応仁の乱」って何だったんでしょう