はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

ホームドラマ 。

2023-07-14 08:30:00 | 気になる:テレビ番組

少し前ですが、平岩弓枝さんの訃報を聞いた。

平岩さんと言えばやはり

御宿かわせみ

の印象が強いですね。
時代劇でも、ちょっと一線を画す、しっとりとした人間ドラマ。


でも、個人的には、

ありがとう

など、カラッと爽やかなホームドラマの作品かな。

 
以前も書きましたが、ずっと、このドラマの脚本も橋田壽賀子だと思ってました
ホームドラマといえば、橋田さん&石井ふく子さん、というイメージだったので。
 
 
ただ、よく見てみると、全体の印象が全く違う。
 
「ありがとう」シリーズは、カラッと爽やか、見ていて元気が出る!という感じ。
私は、ケンカしながら仲がいい、そんな町全体の人たちの活気のある生活感が、子どもながらに大好きでした。
 
 
まぁ、今見たら「そんなにうまくいくわけないじゃん」となることも多いのだけど
そんなこと、関係ない。
視聴後に、ホンワカした気持ちになれば、それでいい。
 
 

先日、偶然にも、橋田さんと石井さんコンビの、50年くらい前のホームドラマを見ました。
京塚昌子さん(懐かしい!)主演の「道」というドラマ。
 
乙羽さん、長山さん、ピン子さん・・・
出ているメンバーは、もう、お馴染みの方たち。
 
ただね、50年前の活気のあった高度成長期、そして、明るいイメージの京塚さん主演にもかかわらず、当時からジメっとした「嫁姑問題」を描いていて、橋田さんは昔から先見の明、といいますか、「ドラマにリアリティ」を持ち込むタイプだったのかな?と、たった1回見ただけでそう思ってしまった
 
まぁね、生きることって、きれいごとだけでは済まないですから。
わかってるんですけど、「ドラマは夢の世界」だった当時から、こういうスタンスだった橋田さんって、まさに「我が道を行く」という感じですね。
 
 
 
 
ホームドラマといえば、もう一人。石立鉄男さん
 
2007年にご逝去された時もこのブログで取り上げ、以降、何度も書いているみたいで。
彼の作品には、いつも楽しませていただきました。
今放送中なのは、見合い恋愛きまぐれ本格派
「見合い~」の方は以前書きましたが、「きまぐれ~」も面白いんですよね。
お節介の主人公が、勘違いから大騒ぎを起こす・・・的なパターンは同じですけど
 
でもね、「ありがとう」もそうですが、こういう、明るくカラッと、ハチャメチャな、でもホロっと泣けるドラマ、大事だと思うんですよね。
家族やご近所が、そろって大騒ぎしながら問題を解決する。こんな時代、もう二度と来ないと思いますけど。
 
昔ばかりを懐かしんでも仕方ないのだけど。

地上波では、もう、こういうタイプのドラマ、作られることはないと思いますが、でもあえて、テレビ世代の50代以上に向けて、放送してほしいなぁ。

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