はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

第2の人生 。

2022-03-31 08:19:00 | 雑感

あっという間に、3月も終わりですね。

日本テレビの桝アナが、3月末で退職し、研究者の道を進む、というニュースが話題になっていました。
週刊誌やワイドショーなどは、「日テレの大損失」とか「なぜ今?」みたいなことを騒ぎ立てていましたが、なんでそんなに驚くのだろう・・・というのが正直な感想です。
今時、その会社で一生過ごす・・・なんて方が少ないのでは?

ましてや、桝さんは東大で、その道の研究をしていたとか。
その時その道に進まなくても、社会人になってから考え方や生き方が変化することは、当たり前ですよね、今時。

全くの新人ではなく、多少の社会人経験から全く違う道に進むのって、結構勇気もいることだと思います。
でも、リ・スタートっていつからでもできる。と私も思います。


ちょっと、また宝塚の話になりますが

以前、宝塚OGの方が、全く違う仕事をしている、という話を書きました

2021.6 客観視できる人

退団後は表立っても、裏方でも、エンタメに携わる方がほとんど。
とはいえ、それが向いてない、もしくはやり切ったと思って、全く別の世界に進む方もいるそうで。

 
そして、昨年夏に宝塚を退団した、月組トップ娘役、美園さくらさんが、この春、慶応大学大学院に進学するとのニュースを聞きました。
 
彼女は元々理系で、勉強が大好き。
と同時に、宝塚も好きで、見事合格。
天性の才能と美貌の持ち主で、入団時の成績もトップ。その後の本人の努力と周囲の叱咤激励?!の末、トップにまで上り詰めました。
 
ただでさえ忙しいタカラジェンヌ。
ましてや、トップにまでなれば、スケジュールは大変だったと思います。
 
それでも、芸事と、好きな勉強を両立させ、在団中に通信制の大学まで卒業していたとか。
そして、超多忙な退団公演後、たった数ヶ月で大学院に合格・・・
素晴らしいことだと思います。
やっぱり、「天は二物を与えず」という言葉は違う気がする
 
 
きっと、芸事一筋の人からは理解されなかったと想像できます。
宝塚は、一般社会以上に、一生いられる場所とは限らない。
退団しても、その先の人生は長い。
昔と違って、情報も多いし、選択肢も広い。そうなると、若くしても「その後の人生」を考えますよね。
プロスポーツ選手もそうだと思うな。
 

さくらさん、在団時から「ホワッ」とした、ちょっと心配になるような感じでしたが、こちらが心配するまでもない、芯の強い女性だったのですね。
今頃は、全く新しい世界にワクワクしているのかな?
 
 
そういえば、宝塚退団後、舞台の下で、オーケストラの一員として、舞台を支えてくれている人もいるのだとか。
色んな生き方があるのですね。
 
 
皆さんの新しい門出が素晴らしいものであることを、願うばかりです。
 
 
最後に。
これは全くの余談ですけど。
 
宝塚OGさんのタカラジェンヌ養成スクールが花盛りです。
未来のスターを自分で育てたい。そういう気持ちもとてもよくわかります。
でもね、今はジェンヌの卵より、現役ジェンヌの方が大変、ピンチじゃない?
ベテラン・中堅の退団ラッシュが止まらないし、コロナ禍のせいで?休演者が多いし。きっと心身ともに疲れている人が多いのだと思います。
脇役あっての舞台。これはいつも書いてることですけど。
退団にはいろんな理由があると思うので、劇団に関わることは難しいのかもしれないけど、せめて、音楽学校の指導者とかがもっと増えていただきたいな。。。。。

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