大型二輪の免許を取得してから31年。
センタースタンドの付いているオートバイに乗ったといえば、ヤマハのグランドアクシスだけです。
大型二輪の試験の時もセンタースタンドの事前審査ってあったけなぁ?って感じです。
原付バイクは軽いので、女性でも軽々と出来ますが、200kgを超える車体にセンタースタンドを掛けるのはけっこう大変です。
YouTubeでも、女性が大型二輪教習を受けるために、引き起こしやセンタースタンドに苦戦している動画が多くあります。
そもそも、センタースタンドを掛けることは必須条件なの?って思いますけど。
現在販売されているオートバイでセンタースタンドが付いている車種は殆どありませんから。
TRACER900GTは標準装備でセンタースタンドが付いている稀な車種になります。
センタースタンドが付いていれば、洗車やチェーンメンテナンスなど便利に使えるので、とても重宝しています。
しかし、センタースタンドを掛けられても、降ろすのが難しくて、右側に倒してしまうのも時間の問題かと思います。
そもそも、センタースタンドを降ろすのがなぜ難しいのでしょう?
先日、洗車した時に気が付きました。
やはり、右側に傾いていることを。
駐車場の奥の基礎のラインとサイドケースの位置やタンデムシートのバーやサイドケースを見てください。
駐車場は奥から手前には水勾配が付いていますが、左右は水平です。
なのにこれだけのズレ(傾き)があるのです。
なので、左横に立ってセンタースタンドから降ろそうとすると、右側に重心が傾くのです。
車体下のセンタースタンド取り付け部分を見てもズレていないし、ズレるような付き方をするはずがないし。
TRACER900GTに乗っている人は、みんなこんな感じに傾いているのです。
とりあえずセンタースタンドを立てた状態でまたがったら、足が付くかどうか試してみようと思います。
両足がべったり着くことはないですが、母指球(親指の付け根)は両足着くし、ある程度は体重がかけられます。(シート高は86.5cm)
ってことは、またがったままセンタースタンドが降ろせるんじゃないか?
さすがに、足の力だけでは前に進まなかったので、少し体を前後に勢いを付けたら、ジワッとセンタースタンドから降りました。
両足は付いているし、ブレーキも握れるし、コレしかない!って思いました。
何度か試しましたが、まったく不安感もなく、安定して降ろすことができるようになりました。
私のスペックが身長186cm、体重89kg、股下85cmだからこそできる降ろし方ですね。
もうこれで、難しいとは思わなくなりましたので、何度でもメンテナンスや洗車ができます。
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