千奈津

　「暴れん坊将軍」では、毎シリーズ、設定や配役がビミョーに変わる。今やってる第10部では、吉宗の腹心である南町奉行大岡忠相の姪・千奈津が武家の娘としての修業として忠相の元に上京してきている。しかし、ホンネは「叔父を助けるために来ました」とシリーズ中盤で漏らしている。出番は毎回、め組の組頭レベルのレギュラーだ。徳田新之助が吉宗であることを知らず、いつもからかったり、お説教したりと賑やかな存在。吉宗も娘のような年頃の千奈津がかわいいらしく、いっしょに　ジャレている感じだ。

　オレがここまで見たところでは、一度だけ、吉宗が千奈津を助けたことがある。忠相の力になろうと一人で聞き込みをしているときに、浪人にからまれ、刀を抜かれたのだ。そこに現れ、一瞬のうちに制圧したのだが、千奈津はそれでも「余計なことを。お礼は言いませんよ」みたいなことを言って、吉宗を苦笑いさせた。

　演じるのは、松下恵というテレビ、映画を中心に活躍した女優さん。「3年B組金八先生」では上戸彩と共演してる。母親は女優・榊󠄀原るみ。1970年代を中心に活躍した女優さんで、わかる方はわかるだろう。そして、あす、その榊󠄀原がゲスト出演し、母子共演が実現するのだ。どんな展開になるのか、楽しみだね。寝坊厳禁。

サッカー女子W杯

　いつもは世界選手権やワールドカップに冷たい国営だが、今回は中継したり、ニュースで大きく扱ったりで、どうしたもんかね。11年の優勝の時もそうだったのかな？　まあ、それはいい。

　鮫島、川澄、岩渕などが活躍していたときは機会があればよく見ていたが、今大会は知らないヒトばかりと歳を感じていたが、熊谷はまだ出ているんだな。すごく若い時から代表なのか、ベテランになっても頑張っているのか、調べてないが。

　以前は、女子サッカーというと、練習や試合を見たこともあるが、とにかくひ弱だった。ゴールキックはハーフラインを越えることはなく、ゴール前で好機を得てもバックパスや意味不明なヒールパスなんかで自分の責任を回避するようなシーンが目立っていた気がする。

　今回のニュースを見ると、力強いね。スピードはあるし、長いパスも出せる。ずいぶん強化されたもんだ。ずいぶん叩かれたが、前任の高倉麻子監督の功績だと思うよ。オレが好きなのは7番の宮沢ひなただ。キレが違うね。ノルウェー戦で得点したときのスルーパスへの反応の速さが象徴的だったと思う。よくノルウェーに勝てたね。次の試合はもっと難しい試合になるだろうが、頑張って欲しい。