日大、ダメだろ

　ニュースの項目に、きょうの大谷ならぬ「きょうの日大」が必要なほど、ただれた大学だな。大学時代に親しかった友人が、弟の進学先だけははぐらかすばかりで、言おうとしなかった。ようやく言ったのが、日大で、しかも福島だという。学部は言わなかったし、訊けなかった。

　昨日夕からきょうの朝の情報番組では、ほかのアメフト部員もやってたと逮捕されたヤツが供述したとか、再度、寮に家宅捜索入ったとかでにぎわっていたな。テレビで元刑事か識者だかが「日大の『個人的にやった』という屁理屈が崩壊するのは目に見えていた。同じ寮に住んでて、１人だけやってたとかありえない」と言っていたが、しごくごもっともだね。きょうの夕刊紙の見出しには、「10人以上か」ともあった。

　前に会見に出てきた中にいた副学長なる者が「ブツ」とか「パケ」とかそういう単語を使っていたが、会見の場で使う言葉じゃないよな。元検察の偉い人なんだと。日大から司法試験受かるわけないからOBじゃないだろうけど、朱に交わればなんとやらで、ガラが悪くなったのか。

　これも誰か言ってたが、責められるのは林真理子だけでなく、むしろ現場の学長なり部の管理層じゃないか？　プロ野球でも成績悪ければ責任取るのは監督で、オーナーや球団社長じゃないよな。

女とタバコ

　けさ、電車の隣に座る女のコ。チラ見では22、3か。キレイというよりカワイイ部類で本を読んでいた。と、ひとつ溜息。タバコ臭がした。ちょっとガッカリ。

　キャバなんかじゃ「タバコ吸ってもいい?」に寛容にしている。女のタバコ臭は、男のものと違ってむしろ好きだから。

　でも、このコはいけなかった。たぶん異国の、日本ではあまり出回ってないものではないかなと思った。よくある外国タバコは違和感ないからね。日本語の本読んでたし、カオやしぐさも日本人に見えたけど。

　好感、一気にションボリとなった。

刑事くん

　朝の「暴れん坊将軍」はいつもゲスト女優を楽しみにしている。きょうもヒロインはいたんだが、今回はそれを上回る存在感を放つ俳優がいた。序盤からどこかで見たことあるよ、演技うまいななどと思っていたが、エンディングのテロップで、桜木健一とわかった。一番最初に名前が出たので、きょうの主役だったんだろう。

　桜木健一はオレが幼少中から好きだった。再放送を見たのかもしれないが、「刑事くん」のイメージだ。新米刑事が奮闘するというストーリー。

　むかし、「刑事くんと水戸黄門はどっちが頭がよいでしょう？」というクイズがあったが、答えは刑事くん。理由は「30分で事件を解決するから」というものだった。オープニング歌の前に「母さん、辞令だ、刑事になったよ」と引き戸を開けて叫ぶ姿は今でもアタマに残っている。主題歌の「ウソで固めた都会の夕日」「オレも人の子、涙はあれど、泣いちゃいけない刑事く～ん」といったフレーズも消えないね。

　きょうの暴れん坊将軍に出た時は40代中盤ごろ。刑事くんもずいぶん太っていたが、威勢の良さは変っていなかった。