週末の話になるが、ハンガリーの世界陸上は、女子5000メートル決勝で、田中希実(23)さんが14分58秒99で8位入賞を果たした。2019年ドーハ、22年オレゴンに続く3度目の決勝にして自身初の入賞で、日本勢では1997年アテネ大会の弘山晴美さん以来、26年ぶりという。
今大会は1500メートルと5000メートルにエントリー。1500では準決勝で敗退していた。5000のレース後、5000について田中は「牽制とかペース変動が激しいレースだったが、ラスト1周まで食らいつくことが出来たのでワクワクしてしながら走ることができた」とテレビカメラに話した。朝の番組に出ていたマラソン日本記録保持者の野口みずきさんも「ペースを上げたり落としたりという世界の試合についていけたことは大したものだ」的なコメントをしていた。
ところで、1500、3000、5000の日本記録を持つ田中さんは、これからも全種目やるのだろうか。本人が「1500が一番得意」と言った映像を見た覚えもあるが、専門家からすれば、練習法とか違うんじゃなかろうか。
番組では野口さんは、マラソン転向について言葉を濁していたね。本人の意思次第ということだろう。中・長距離トラックからマラソンに挑戦した選手も多かったけど、彼女はどうするんだろ。オレとしては、トラックで頑張って欲しい。