早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

善行

2023-08-17 13:18:17 | 日記

 善行と言っても鈴木善幸元首相ではない。つまらん上に、くだらん入りだったね。

 けさ、乗換駅のホームベンチに座っていると(いつもここでインターバルを取り、缶チューハイを飲む)、隣りに座った女のコが、バッグの中に入れたコンビニ袋の開け口に向けて、なにか吐いている。何度も。横目で見ていると、口を離すときには、粘液が垂れている。ヤバいんじゃないかと思っていると、立ち上がってフラフラ歩き始めた。そして突然、四つん這いに転んだ。

 ベンチには他にも人はいたし、都心の地下鉄駅だから往来もそれなりあるのに躓いただけとでも思ったのか、誰も関心を示さない。

 オレはさっきからの様子を知っていたので、ただごとではないと思い、駆け寄った。「大丈夫ですか? とりあえずベンチに座りましょう」。カオ中脂汗だ。「トイレに行きたいんです」。地下ホームにトイレはない。5m先にはエレベータがある。「あそこまで歩けますか?」首を横に振る。「駅員さん呼んでくるのでこのまま待っててください」と言って、たまたま電車が到着時刻だったのか、どっかから現れた駅員に事情を話した。若いヤツはすごくめんどくさそうな顔をして、ほかの駅員に電話していた。バカ丸出しのくせに「救急車はいらなそうです」とか、何も様子の確認もすることなく、本人の目の前でにニヤつきながらしゃべっていた。東京メトロの職員の質は相当低い。「ほかの駅員さん」が来るまで横に座っていた。すると、勤務先で隣に座る女が通りかかって、寄ってきた。チューハイの缶やばいと思いながら、両手で隠しながら経緯を話した。女は次の電車に乗った。

 駅員がなかなか来ないので、「どこから来たの?」。かなり遠いところだ。「どこまで行くの?」など、場繫ぎの会話をしていた。「大学生?」「中学生です」。これには驚いた。カオといい、スタイルといい全くそうは見えない。「◯◯までは何分くらいかかりますか?」と言うので、ホームの柱にある路線表を見に行って、「40分はかかるよ。何かに参加するの? ナントカフェスとか?」と言うと、小さくうなづいた。ごくフツーの服装だった。

 ようやく駅員が来て、車イスでエレベに乗った。「救急車レベルと思いますよ」とだけ言っといた。

 まずはホッとしていると、なんと、中学生は数分後に戻ってきて、また隣に座った。「大丈夫?」「なんとか、なりました。会社はいいんですか?」と心配してくれた。今はインターバルの缶チューハイタイムだからいいんだよ。

「次の電車乗るけど、気をつけてね」と言って席を立った。

 あのコはちゃんと”フェス”に行けたんだろうか。しかし、ホントにかわいかった。

 会社に行くと、隣の女が「さっきのこと、上司に報告しておきましたよ。遅刻すると悪いと思って」と言ってきた。気を使ってくれてありがとう。でも、その辺はどうでもいいんだけどね。缶チューハイ見てなければ。


男性アナ

2023-08-17 07:14:42 | 日記

 ここでは、女性アナについて書くことが多い気がするが、今回は男性アナについて触れてみたい。といっても、あまり関心持って見てないから(もちろん女子アナを凝視しているからだ)、網羅出来てはいないが、覚えてもらっている幸運な男性アナについて。

 いきなりだが、アナウンサーと言っていいのか、キャスターとでも呼んでいるのか、羽鳥慎一はいいね。朝の「羽鳥慎一のモーニングショー」は面白い。コメンテーターとの絡みや話題によってゲストで呼んだ学者なんかとのやり取りは秀逸と思う。実は、彼が日テレ入社一年目に一緒に仕事している。あるサッカー大会で1週間近くともに取材したが、年上の私に目を付けたのか、”一年生記者″は何かと話しかけてきた。濃いカオだなと思ったが、人当たりはよく、役に立ったかわからんが、いろいろ教えてあげた。今や、億をとうに超える違う世界に住んでいるんだろうが。

 あと、テレ朝の坪井。しっかりと原稿を読み、好感。企画コーナーでもしゃしゃり出過ぎず、かといって女子アナに感想をフラれれば、要領よくこなす。アドリブか台本か知らないが、自然観があっていいね。

 国営の男性アナは少し前に七三分けて前髪を垂らしていた若者がいたが、安定していた。名前は憶えていないが、いったん、地方局に行ったのか、ずいぶん見ていない。ほかは存在感を示さずにニュースを読むという技術に長けていて、カオも名前も知らないが、“無難”と言った感じだろう。

 イヤな男性アナもいる。安住、TBS夕方に出る井上、バンキシャの桝だ。井上はパソコンを見ながら原稿読んでるくせにエラそうに振舞う。安住と桝はいいヒトぶった作りガオをするのがむかつく。