Enchanted Serendipity

Love generously, praise loudly, live fully.

はじめての…

2008-02-12 | *pink diary*
今日から最後のローテーションがはじまったわけですが、いつもと違うところ!
それは4年生も一緒ということです。



たまたま仲の良い4年生が3人いたので、むりやり、うちの棟に引き取りました(笑)



そんな4年生、当然ですが、今日が病棟デビュー。
3時間半の回診に足が痛んだらしく、自分もはじめはそうだったなって思いました。今は、階段も平気、3時間半の回診でむくんだとしても足の痛みや疲れは感じません。足腰、強くなった?!
何事も目新しいのかもしれません。心電図やXpも積極的に見る。
そんな新鮮な気持ち忘れてたな~ただただタスクとしか考えてなかった。




印象的だったのが、気管チューブの入れ替えシーン。
確かに患者さんは苦しそう。私も目をそらしたかった。涙をいっぱい浮かべて私を見る患者さん。目があわせられなかった。
でも苦しみを乗り越えないと、この患者さんは良くならない。そう思って、目をそらしちゃいけないって言い聞かせて、見た。
苦しそうな人への処置は1年たった今でもなれない。こっちがつらくなっちゃう。そんなんじゃダメだけど。だから、逃げないようになった。
そこにいた4年生。
みんな驚きの様子が顔にでていた。確かに、院内では大して壮絶じゃないけど、はじめてあんなん見たらビックリするのは当然だ。平気な顔でいられるほど、冷静になんていられない。
でも、そんな4年生のことをみて思ったのは、慣れてはいけないということだった。もっとも、未だに慣れていないが。



いつまでも、自分が患者側の立場から医療従事者の立場に変わる日のことを忘れてはいけないと思った。
医学生はまだそのハザマのグレーな部分にいると思う。
両方から医療を見れる、いい立場だ。



私も残すところあと数ヶ月の実習だが、そこを忘れてはいけないと思うと同時に、医療従事者になったらプロという認識も持たないとなと思った。