ドッグスポーツ奮闘記

■ホリー&陽子・・・・ドッグスポーツの迷チーム二人組の奮闘記

酒蔵

2005-11-19 | 旅日記
酒蔵ときたら試飲だな。
とてもわくわくする。
旅の途中で友人が酒蔵を教えてくれた。

「試飲しますか?」
優しい笑顔のおじさんが試飲を勧めてくれた。
保冷ガラス棚に並べてあるお酒を端から3種類お猪口に注いでくれた。
「これは吟醸です。」
さわやかでフルーティでするりと入っていく。
「これは大吟醸です。」
こくがあるというのかな・・・甘味も感じた。

「これは?」とおじさんに聞いた。
一番端にちょっと高価な瓶があったので気になった。
「飲んでみますか?」と言われて得した気分になった。
それは、機械でこしたものでなくて布でこした大吟醸らしい。
まずはいい香り、そして口に含んだら
さっきの大吟醸とぜんぜん違う!と感じた。
とんがったところが全くなくとても美味しかった

合計お猪口一杯分くらいは飲んだかな。
布こし職人技アッパレ大吟醸とおじさんの紹介技に
感動したので、買うことにした。
「小さい瓶を・・・」と言いかけたが、
すぐに飲んでしまいそうなので大きめの瓶にした。
「いい仕事してるなぁ・・・私も負けられないなぁ・・。」
とつくづく思った

そこでティータイムにした。
酒蔵のレストランだし、まだ昼下がりだけど
100mlの吟醸酒と秋の三味というおつまみを頼んだ。
方口の陶器からお猪口に注いでちびちび飲んだ。
三味に感動した。
「とんぶりといくら」
「むかごと銀杏」
「かにと・・・」忘れた

ほろ酔いになって外を見たら、初冬の風が落ち葉を散らした。