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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
<ドン作雑文集より>
平成初めの頃です。
{じゃ、こうしよう。私もそんなもの買っても
使い道がない。
しかし、私が買えば、その太刀の主人は、
この私。
それを、君に預けておこう。
そうすれば、少なくとも、
その太刀は私に向っては来ないだろう。
私は、そんなもの大嫌いなんだ。
そういうことで、手打たへん?}
私の咄嗟の提案にヤツも
戸惑っているようだった。
それが何を意味しているのか、
よく飲み込めないらしい。
私には、今すぐ、その太刀は必要ない。
しかし、いつかどういう事で必要になるか
分からないし、
また一生縁が無いかも知れない。
つづく
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