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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
アラマーとエーバァは蛇に遇うまではアホだった。ああ、蛇の奴が、やっと登場してきた。ヤハヤハがつくった野のけもののうちで、いちばんわるがしこい、ひがみやとある。でも元はと言えば、ヤハヤハが作っているではないか! 作り損なったのか、わざとそうおつくりになったのか、それとも自然とそう成長したのか、何にしろヤハヤハの思惑を乗り越えた存在だったことは確かだ。
蛇は「エーデェの園」のまん中に生えている「よしあしを知るちえの木」を食べることを勧めた。この木の実は、ヤハヤハが、アラマーとエーバァに絶対食べるなと言い聞かせておいたものだ。食べると死ぬと脅してもいる。それにしても、アホに何々するなと言ってノホホンと構えているのは、一体どういうことなんだ? オレにはわからん! 善し悪しも解らぬ者に、何々するな! が通じるはずがないのに、何を考えていたのだろう。これは明らかにヤハヤハのドちょんぼだ。
つづく
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