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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
<ドン作雑文集より>
平成初めの頃です。
* 遠くて近きもの(004-2)
私は、前の三人のその後の暮らしも気になっていたので、生駒の象頭の生神様の所へ顔を出すことにした。むーみぃ姫の相談もしたかった。彼らは、私とサヤカを歓待してくれた。あの有名なご馳走「芋粥」まで炊いてくれたのだ。感激だ。
それにしては不味かった。(ガラバァ、ごめんな)
暮らし向きも、かなりよくなってきているようだ。ガラバァの身だしなみがそれを物語っている。彼女も男二人に囲まれて、色気を取り戻しつつあるのだろう。見違えるほど女らしくなっていた。よく見ると大分若返っているみたいだ。この調子ではバナイランの花嫁になる道もそう遠くはないだろう。下ピーのニキビ脂とバナイランのデカ鼻脂の効き目によるものだろうか?
つづく