巡礼第4日目(2009年5月27日) 4th day(May 27th, 2009)
パンプローナ → プエンテ・ラ・レイナ 24km
Pamplona → Puente la Reina 24km
この日は、朝7時20分にホテルを出発しました。
城壁の南西側に巡礼道があるはずですが、城壁外側の緑地を歩いている間に、道に迷ってしまいました。地元の住民に尋ねると、一緒に歩いて巡礼道のすぐ傍まで案内して頂き、感謝感激でした。
巡礼道が見つかったとき、昨日出合った韓国人のDr.Ohを見つけました。彼は、ベルギーのアントワープから来た女性、及びイタリアのヴェネティア近郊から来た男性の老人と一緒でした。ピレネーのオリッソンで泊まった宿で、一緒にサンチャゴを目指す約束した仲間との事でした。
Dr.Ohの希望で、パンプローナ郊外のナバーラ大学に立ち寄りました。その後、この日の午前中は、彼らと一緒に歩くことにしました。暫らく歩くと、シスール・メノールの小さな村に辿り着きました。巡礼道の左側に、一見古城の様に見える建物がありました。それは、12世紀に建てられた言うサン・ミゲール教会でした。
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サン・ミゲール教会 San Miguel Church
ここを通り過ぎると、一面が麦畑の概ね真っ直ぐな道が続きます。暫らく歩くと、サリキエギの村に入ります。この村に近づくと、丘の上に多数の風車がある景色が見えて来ました。この後更に進むと、ベルドン峠を登る坂道になりました。峠の頂上に近づくと、鮮やかな黄色の花を咲かせた潅木が一面に広がっていて、巡礼の疲れを癒してくれました。
ペルドン峠の頂上には、サリキエギ方面を背景にした方角に、黒い鉄板を切り抜いて作成した巡礼者一行の像が並んでおり、その素晴らしい景観が印象に残っています。
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ペルドン峠 Perdon Pass
ペルドン峠で一休みの後、ウテルガ方面に向かって、坂道を下ってゆきました。ある程度勾配がきつく足元の悪い凸凹道でしたが、私の前を進むドイツ人の男女が、軽やかな足取りで下ってゆくのに、ビックリしました。私は、彼らの足の運び方を観察しながら、その後を必死になってついて行きました。そうすると、次第にコツが分かり、下り道の歩き方を習得しました。
ウテルガに着いた頃、お昼になったので、ランチ休憩にしました。その時、パンプローナまで道連れであったルネとジルに再会しました。この二人は、これから巡礼道から少々それたエウナタに立ち寄り、1170年にテンプル騎士団によって建てられた教会を見学する予定だと言っていました。だが私は寄り道をせず、巡礼道をそのまま本日の目的地であるプエンテ・ラ・レイナに向かうことにしました。そこで、予約した今晩のホテルをジルから教えてもらい、プエンテ・ラ・レイナで再会することにしました。
プエンテ・ラ・レイナには、15:00頃に到着しました。ところが、街の中には全く人通りがありません。取敢えず、巡礼のスタンプを貰うために、ホテルの近くにある観光案内所に出かけたところ、16:00まで事務所は昼休みでした。スペインでは、一般に14:00から16:00迄がお昼の休憩で、シエスタの習慣があることを思い出しました。
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プエンテ・ラ・レイナの旧市街 Old city of Puente la Reina
この町は、フランス国境から続く2本の巡礼道(フランス人の道とアラゴンの道)が合流する“十字路”の宿場町として、中世以来栄えて来ました。
プエンテ・ラ・レイナの町を横切って流れるアルガ川には、11世紀に造られた橋が架かっています。それは最も美しいロマネスク様式の橋として有名です。プエンテ・ラ・レイナ(女王の橋)と言うこの橋の名称が、この町の名称の起源となったようです。
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プエンテ・ラ・レイナの橋 Bridge of Puente la Reina
夕方7時頃に、ホテルの地下レストランで食事をしました。オーダーしたのは、巡礼者メニュー(pilgairm meneu)という献立でした。
巡礼者メニューは、巡礼道のどこのレストランでも提供を受けることができます。それは一般のメニューと比べて割安ですが、内容は充実しています。一応、前菜、メイン、デザートで構成され、ハウス・ワインは飲み放題です。前菜、メイン、デザートは、それぞれいくつかの選択があります。前菜ならば、サラダとかスープ、メインは肉とか魚、デザートはケーキとか、プリン、果物、アイスクリームなどです。長旅の巡礼者にとって、まさに巡礼者フレンドリーなメニューです。
1.
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1. パンプローナのナヴァラ大学
2. ペルドン峠に向かう坂道
3. ペルドン峠よりウルテガ方面の展望
4. ヒナゲシの花(ウルテガからムルサーバルの途中)
5. オーバノスに向かう道
6. オーバノスの教会
7. ブドウ畑(プエンテ・ラ・レイナ郊外)
8. プエンテ・ラ・レイナの宿
9. プエンテ・ラ・レイナの教会
パンプローナ → プエンテ・ラ・レイナ 24km
Pamplona → Puente la Reina 24km
この日は、朝7時20分にホテルを出発しました。
城壁の南西側に巡礼道があるはずですが、城壁外側の緑地を歩いている間に、道に迷ってしまいました。地元の住民に尋ねると、一緒に歩いて巡礼道のすぐ傍まで案内して頂き、感謝感激でした。
巡礼道が見つかったとき、昨日出合った韓国人のDr.Ohを見つけました。彼は、ベルギーのアントワープから来た女性、及びイタリアのヴェネティア近郊から来た男性の老人と一緒でした。ピレネーのオリッソンで泊まった宿で、一緒にサンチャゴを目指す約束した仲間との事でした。
Dr.Ohの希望で、パンプローナ郊外のナバーラ大学に立ち寄りました。その後、この日の午前中は、彼らと一緒に歩くことにしました。暫らく歩くと、シスール・メノールの小さな村に辿り着きました。巡礼道の左側に、一見古城の様に見える建物がありました。それは、12世紀に建てられた言うサン・ミゲール教会でした。
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サン・ミゲール教会 San Miguel Church
ここを通り過ぎると、一面が麦畑の概ね真っ直ぐな道が続きます。暫らく歩くと、サリキエギの村に入ります。この村に近づくと、丘の上に多数の風車がある景色が見えて来ました。この後更に進むと、ベルドン峠を登る坂道になりました。峠の頂上に近づくと、鮮やかな黄色の花を咲かせた潅木が一面に広がっていて、巡礼の疲れを癒してくれました。
ペルドン峠の頂上には、サリキエギ方面を背景にした方角に、黒い鉄板を切り抜いて作成した巡礼者一行の像が並んでおり、その素晴らしい景観が印象に残っています。
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ペルドン峠 Perdon Pass
ペルドン峠で一休みの後、ウテルガ方面に向かって、坂道を下ってゆきました。ある程度勾配がきつく足元の悪い凸凹道でしたが、私の前を進むドイツ人の男女が、軽やかな足取りで下ってゆくのに、ビックリしました。私は、彼らの足の運び方を観察しながら、その後を必死になってついて行きました。そうすると、次第にコツが分かり、下り道の歩き方を習得しました。
ウテルガに着いた頃、お昼になったので、ランチ休憩にしました。その時、パンプローナまで道連れであったルネとジルに再会しました。この二人は、これから巡礼道から少々それたエウナタに立ち寄り、1170年にテンプル騎士団によって建てられた教会を見学する予定だと言っていました。だが私は寄り道をせず、巡礼道をそのまま本日の目的地であるプエンテ・ラ・レイナに向かうことにしました。そこで、予約した今晩のホテルをジルから教えてもらい、プエンテ・ラ・レイナで再会することにしました。
プエンテ・ラ・レイナには、15:00頃に到着しました。ところが、街の中には全く人通りがありません。取敢えず、巡礼のスタンプを貰うために、ホテルの近くにある観光案内所に出かけたところ、16:00まで事務所は昼休みでした。スペインでは、一般に14:00から16:00迄がお昼の休憩で、シエスタの習慣があることを思い出しました。
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プエンテ・ラ・レイナの旧市街 Old city of Puente la Reina
この町は、フランス国境から続く2本の巡礼道(フランス人の道とアラゴンの道)が合流する“十字路”の宿場町として、中世以来栄えて来ました。
プエンテ・ラ・レイナの町を横切って流れるアルガ川には、11世紀に造られた橋が架かっています。それは最も美しいロマネスク様式の橋として有名です。プエンテ・ラ・レイナ(女王の橋)と言うこの橋の名称が、この町の名称の起源となったようです。
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プエンテ・ラ・レイナの橋 Bridge of Puente la Reina
夕方7時頃に、ホテルの地下レストランで食事をしました。オーダーしたのは、巡礼者メニュー(pilgairm meneu)という献立でした。
巡礼者メニューは、巡礼道のどこのレストランでも提供を受けることができます。それは一般のメニューと比べて割安ですが、内容は充実しています。一応、前菜、メイン、デザートで構成され、ハウス・ワインは飲み放題です。前菜、メイン、デザートは、それぞれいくつかの選択があります。前菜ならば、サラダとかスープ、メインは肉とか魚、デザートはケーキとか、プリン、果物、アイスクリームなどです。長旅の巡礼者にとって、まさに巡礼者フレンドリーなメニューです。
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1. パンプローナのナヴァラ大学
2. ペルドン峠に向かう坂道
3. ペルドン峠よりウルテガ方面の展望
4. ヒナゲシの花(ウルテガからムルサーバルの途中)
5. オーバノスに向かう道
6. オーバノスの教会
7. ブドウ畑(プエンテ・ラ・レイナ郊外)
8. プエンテ・ラ・レイナの宿
9. プエンテ・ラ・レイナの教会
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