「ジャックとの思い出」のカテゴリーは私の思いだけで綴っていく予定です。
読みにくい箇所や見るに耐えない写真も出てくるかもしれません。
その辺りをご理解いただき「ちょっと無理」と思えば是非読み飛ばしていただければと思います。
昨日で
1ヵ月が経ちました。
ジャックのいない1ヵ月。
早かったような遅かったような。
昨日はひまわりを買ってお供えしました。
やっとクンカブルも再開でき
約二ヶ月間お休みしていた間にも
お友達のみなさんがメッセージをくださっていたり
気にかけてくださっているのがわかり、号泣。
ジャック、愛されキャラだったんだなぁ、とつくづく。。。
あの日、
夕方になってジャックの具合が悪い、とわかり
慌てて電車に乗って帰宅しました。
実は私たちの結婚記念日でもあり、
何かスイーツでも買って帰ろうか、と思っていましたが
とにかく、一本でも早い電車に乗って帰ってきてくれと主人。
電車が遅く、まどろっこしく感じました。
帰宅してもジャックはよろよろしながらも動いたりしていて。。。
荒い呼吸をしていました。
ささみやレバーも朝は食べていましたが
夕方食べさせてみると見向きもしなくなっていました。
レバーを食べない、これはかなり重症だ、と感じ
主人には
シュークリームとりんごを買ってきてもらうように頼みました。
待っている間も、ノニジュースを飲ませていましたが
口の横からこぼしてしまって飲みたくないようでした。
もしかしたらいよいよ介護生活が始まるかも。
寝たきりで、排泄も自力でできなくなって
ペットシーツの上に寝かせるような
そういう生活がいよいよ始まるのか、と思いました。
そのうちジャックの首がグラッとくるぐらい力が抜けて
体重もものすごく重く感じました。
もしかしたら!
もしかして
今日が峠?
今夜がやま?
そんな不安がよぎり、主人とも覚悟しなきゃいけないかもと話しました。
ジャックはぐたっと横になっていたかと思うと
急に、激しく起き上がり
どこかに行きたい様子。でもどこに行くというわけでもなく。。
を、数回繰り返しているうちに
その場でくるくると円を描くように回り始めました。
詳しくはわからないですが
これって、異常行動とかいう?もの?
わ~ジャック、やめて~。
動かないで、寝てて!
とりあえず
気を紛らわすのに
カスタードクリーム食べさせる。
・・・実はおととしの夏、ジャックの具合が悪くなって
食欲が全くなくなったとき
シュークリームの袋をパリッと開けたとき、その時やっと
食べ物に興味を持って、起き上がって近づいてきて
カスタードクリームをぺろぺろとなめ
それから食欲が戻ったことがありました。
普段はカスタードクリームは食べさせず、せいぜいシューの部分だけにしていましたが。
こういう時は言ってられない、
口にできるものは何でも食べさせなきゃと
カスタードクリームを口に入れたら。。。
舐めました。
ぺろぺろ舐めました。
調子に乗って私は何度も口に入れました。
ジャックも舐めていました。
これでいける、と思いました。まだジャックは大丈夫、と。
でも直後にまた、
ものすごい力で起き上がり
その場で2回くるくる回りました。
たのむからジャック、それやめて。
無理やり私はジャックを抱え込みました。
ジャックはますます呼吸が荒くなっていましたが
急に。
旅立ってしまいました。
主人と私で大声で名前を呼びました。
体もたたきました。
でもそのままとなってしまいました。
私が帰宅してからだいたい2時間くらいの間の出来事でした。
一応、私の腕の中で旅立ちました、ということになっていますが
正直いうと押さえ込んでいたというか。。。
動かさないようにしていた、というか。。。
ジャックにとっては居心地が悪かったんじゃないかなと
今でも思います。
いろんなサインをキャッチしてあげなくて
本当にごめんね、という思いでいっぱいです。
ジャックのいない、空虚な一晩が明け、
昨日と同じ格好でジャックは横たわっていました。
当然のことですがそれがむしょうに寂しく、切なく。。。
その時、信じてもらえないかもしれませんが
ジャックが笑っていたんです。
動かないはずのジャック、その顔が昨日の夜とは違っていて
笑っているように見えました。
きっと見る角度の問題、それだけだと思いますが
笑ってくれていることが私にとっては救いでした。
あ~もう楽になれたんだな、と。
許してくれているのかな、と。
この一連の流れをいままでどうしても書けずにいました。
でも1ヵ月経ち、忘れないためにも
自分の気持ちの整理のためにも、と思いました。
これからはジャックとの楽しかった思い出で
笑って過ごせるようになるために。