やっと我が家にお迎えできました。
大きな古時計。
動きません
インテリアです
この時計はそもそも。。。
。。。長くなりますがお付き合いください
私の亡くなった母曰く、
この時計は自分が生まれた時から自分とともにあった。そうです、
母は田舎の小さなお寺に生まれましたが
他の兄弟は病院や産院?やおばあちゃんの実家?等で生まれたけれど
自分だけは実家のお寺で生まれた、
その時本堂ではすでにこの大きな時計が動いていたそうで
他の兄弟よりもこの時計に対しての思い入れがありました。
私が高校生くらいの頃、
お寺の改修工事か何かをする際
動かなくなったこの時計、本堂には不要と判断され
処分することになり
「捨てるくらいなら私がもらう」と母が言い出し
自宅に持ち帰ってきました。
はてさてこの時計をどうやってお寺から
近所の自宅まで運んだのか全く記憶にありませんが
ともかく
お寺を卒業したこの時計は
巨大オブジェとして私の家にやってきました。
。。。そして時は流れ
母も亡くなり私も実家を出ますと
父が、
「この時計、邪魔」と思い始めました。
もちろん父にとってみれば大して思い入れもない
大きな時計です。
私が結婚してすぐの頃、帰省したときに感じた
「??????」
ない。
時計がない。
存在感のあった、
スペースを取っていた時計がない。
父は
庭の倉庫にしまいこんでおりました
撤去です。
父は自分が不要と思えば結構色んなものを処分してきていて
(私のものも含まれます!)
時折言い合いをしていました。
でもこの時計はいずれ私が必ず引き取るから
絶対捨てないでおいてくれ、と約束して
それから数年。。。
この秋、帰省した時はもうジャックもいないこともあり
かなり身軽な帰省でしたので
車にもスペースの余裕があり
満を持して持ち帰ることにしました。
あきれた父の一言
「おまえ、まだ覚えていたのか、そろそろ捨てようと思ってた」
そんなこんなで
ウチに来ました。
これから玄関にでもかけておこうかと思っています。
持ち帰った時↓
埃を取り、ガラスをふいて
取れていたパーツをボンドでくっつけました。
捨てなくてさいわいでしたねー 思いでが一杯つまってるのでしょうねー
とりあえず
父の魔の手から!?救えて
良かったです(笑)