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東京メトロの発車合図の騒音?! 音響心理を無視した営団幹部の粗雑な音感覚!!

2016-04-07 23:59:41 | つれづれ日記
東京メトロは、言わずと知れた営団地下鉄の通称。

結構頻繁に利用させてもらっています。

しかし、このところどの駅も発車の合図ベルの代わりに、ぶつ切り音楽らしきものが流れますが、これが結構、騒々しい雑音になっているのには閉口します。

例えば、東西線日本橋駅では「お江戸日本橋」の音楽が流れるのですが、オーケストラのような多重演奏を数秒間大音量で流すので、とても耳障りです。
これに不快感を感じない乗客やこれを心地よいと感じる乗客がどれほどいるのか、大いに疑問です。

少なくとも周りのゼミ仲間では不評でした。

数秒だから我慢というところでしょうか。

人も動物も、耳障りな音に対しては、かなり敏感で不快感を抱くのだそうです。
過去ピアノ殺人事件などもありましたが、今でも騒音トラブルで生命身体の危険を招くケースは後を絶たないと聞きます。

各駅にBGMとしてクラシック音楽などを流すのはいいとして、誰が考えたアイデアなのか、ただ煩いだけの雑音ではイラつきが増すだけ。

オルゴールとかグラスハープとかのさわやかな音色で合図をすることは考えなかったのでしょうか。

音響心理学の知識の欠片もない営団の年配幹部のアイデアかも知れませんが、煩いだけでなく、東京メトロの音楽のセンスが疑われます。

この音響心理学のうち音楽心理学については、「マスキング効果」「イメージ誘導効果」「感情誘導効果」などが有名で、実際に利用されて集客に結びついているという報告があるそうです。

行動経済学にもこれらのBGM効果が取り入れられているとのことで、営団幹部も音響心理学や行動経済学などその道の専門家の意見を聞く程度のことはやってほしいものです。

興味本位で音響心理学をかじってはみましたが、奥が深いようで興味をそそられます。