「健康診断は毎年受けなくてはいけない」はウソだった!という記事。
やっぱり予想通り。
医療機関の金儲け主義は自治体にも蔓延しているようです。
以前、がん治療に疑問を呈する近藤医師をはじめとする複数の医師から聞いた「人間ドック」「定期健康診断」ほど不健康なものはないという話には、これを裏付けるデータがあったようです。
こういう記事は、広く庶民に知らせるべきですが、それでは医療機関が儲からないといいます。
医療機関の建物や医者の人件費、医療機器の購入・維持費は膨大な金食い虫といわれます。
したがって、国や自治体はこれと逆行して庶民の不健康を誘って医療機関に「金のなる木」を提供するという構造のようです。
初めてこの医療機関の金喰い虫システムを聞いたときは、驚きながらも納得の説得力でした。
個人的には、風邪をひいたり、おなかの具合が悪くなったりはするものの、これまで「人間ドッグ」「自治体の定期健康診断」は、一度たりとも受けたことがありません。
ほぼ毎日とっているのは、数種のサプリとヨーグルトだけです。
友人・知人が聞くと「え~!」と大いに驚きますが、かれらのほぼ全員が、何らかのくすりを処方されていたり、要注意、要療養の警告をうけているようです。
健康診断をうけない理由は3つ。
1つ目は、とにかく面倒。かつ、応接態度が機械的でしらじらしい。
2つ目は、病院内の空気自体、病原体が浮遊しているようで精神衛生上良くない。
3つ目は、費用もかかるし、どこかあらさがしをされている気分になる。
特に健康診断では少しでも平均的でないと検査+検査で時間とお金を浪費することが多いと感じます。
とくにがん検診などはその典型例でしょう。
乳がん検査のマンモグラフィ、MRT、レントゲンなどどれをとってもガンや白血病のもとを作る要素-放射能、電磁波など-で盛りだくさん。
こういう決められたリスクの高い検査を受ける回数の多い人ほど、病気になりやすいという指摘もあるようです。
検査によって免疫力の低下がもたらされる加害があるのは間違いないとも言います。
一般に、医者や医療機関は、平均的数値と違う数値は放置できない体質を持っていると考えてもよいかも知れません。
一時期、「メタボ」という言葉が流行りましたが、胴回り男子85cm、女子90cmなど人種や身長などの諸条件を無視した数値化に踊らされては一喜一憂するのは滑稽以外の何ものでもないでしょうね。
風邪をひいたら抗生物質という医者は世界広しといえど日本だけといいます。今でこそ減りつつあるようですが。
がんと言えば「抗がん剤+手術」というのも日本独特の対応といいます。
ガン科の外科医はとにかく「切りたがる」ので、専門のジャーナリストに尋ねると「それが彼らの仕事だから」という回答でした。なるほどなっとく!
欧米では「抗がん剤の専門医」でないと抗がん剤を処方できないそうです。
抗がん剤の扱いはそれほど難しいとのこと。
一方では、「抗がん剤=発ガン剤」というリスキーな指摘もあります。
これまでの実体験から、「医者を安易に信用してはいけない」という自分なりの慣習法ができています。
メディアや医者を疑わずに安易に信じてしまうと取り返しのつかない多大なリスクを負うのは、患者自身であることを肝に銘じておくのが安全でしょう。
「TV新聞などのメディアや世間一般に当たり前のように言われていることは、一度疑ってみることが大事」
2018年ノーベル賞の本庶佑京大教授の助言通りです。
がんも含めて①自分の身体は自分で管理する、②病気は自分で直す、③急性の病気やけがの場合は医者や薬を利用するという基本的な思考方法が医療害から身を守る唯一の手段といえそうです。
怪我をした、急病になったという緊急を要する場合は、医者にかかるのはやむを得ないとして、それ以外は自分で直す努力と自己管理をもって対応することでしょう。
加えて何よりも十分な睡眠を心がけるだけでもリスクを半分以下に減らせると医療専門家に言われたことがあります。「寝ないと薬は効かないよ」。
「人間ドック」や「健康診断」よりも「十分な睡眠時間」が健康にはもっとも有効といえそうです。
『健康診断は毎年受けなくてはいけない」はウソだった
米国総合内科学会も“健康な人には害をなすことが多い”
新年度を迎え、学校、職場、自治体などから健康診断(健診)や人間ドックの案内が届いた人も多いのではないでしょうか。血液や尿で異常値が出ないようにと、あわてて節酒や運動を始めた人もいるはずです。
この連載では、「がん検診は受けなくていい」と主張してきました。がん検診は死亡率を下げる効果が乏しいだけでなく、命を奪わない病変を「がん」と過剰診断することによって、無用な検査や治療を受ける人が何万という単位で激増しているからです。がんのリスクが高い一部の人を除いて、がん検診を受けることが必ずしもいいとは言えないのです。
「年に一度は健診を受けるべき」という日本人の思い込み
実は、がん検診だけでなく、ふだん健康に問題がなければ、「健康診断や人間ドックも受けなくていい」と言ったら、驚くでしょうか。日本では多くの人が、「年に一度は健診を受けたほうがいい」と思い込んでいるはずです。しかし、海外では健診を受けることが、必ずしもいいこととはされていないのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私もそうですが、高額な健康保険料の支払いに負担を感じている人が多いはずです。価値の低い医療にお金をつぎ込んでいたら、国民皆保険制度が破綻してしまうかもしれません。医療費の無駄を減らすためにも、「賢い選択」をしなければならない時代なのです。
』(bunshun)
http://bunshun.jp/articles/-/2063?page=1
やっぱり予想通り。
医療機関の金儲け主義は自治体にも蔓延しているようです。
以前、がん治療に疑問を呈する近藤医師をはじめとする複数の医師から聞いた「人間ドック」「定期健康診断」ほど不健康なものはないという話には、これを裏付けるデータがあったようです。
こういう記事は、広く庶民に知らせるべきですが、それでは医療機関が儲からないといいます。
医療機関の建物や医者の人件費、医療機器の購入・維持費は膨大な金食い虫といわれます。
したがって、国や自治体はこれと逆行して庶民の不健康を誘って医療機関に「金のなる木」を提供するという構造のようです。
初めてこの医療機関の金喰い虫システムを聞いたときは、驚きながらも納得の説得力でした。
個人的には、風邪をひいたり、おなかの具合が悪くなったりはするものの、これまで「人間ドッグ」「自治体の定期健康診断」は、一度たりとも受けたことがありません。
ほぼ毎日とっているのは、数種のサプリとヨーグルトだけです。
友人・知人が聞くと「え~!」と大いに驚きますが、かれらのほぼ全員が、何らかのくすりを処方されていたり、要注意、要療養の警告をうけているようです。
健康診断をうけない理由は3つ。
1つ目は、とにかく面倒。かつ、応接態度が機械的でしらじらしい。
2つ目は、病院内の空気自体、病原体が浮遊しているようで精神衛生上良くない。
3つ目は、費用もかかるし、どこかあらさがしをされている気分になる。
特に健康診断では少しでも平均的でないと検査+検査で時間とお金を浪費することが多いと感じます。
とくにがん検診などはその典型例でしょう。
乳がん検査のマンモグラフィ、MRT、レントゲンなどどれをとってもガンや白血病のもとを作る要素-放射能、電磁波など-で盛りだくさん。
こういう決められたリスクの高い検査を受ける回数の多い人ほど、病気になりやすいという指摘もあるようです。
検査によって免疫力の低下がもたらされる加害があるのは間違いないとも言います。
一般に、医者や医療機関は、平均的数値と違う数値は放置できない体質を持っていると考えてもよいかも知れません。
一時期、「メタボ」という言葉が流行りましたが、胴回り男子85cm、女子90cmなど人種や身長などの諸条件を無視した数値化に踊らされては一喜一憂するのは滑稽以外の何ものでもないでしょうね。
風邪をひいたら抗生物質という医者は世界広しといえど日本だけといいます。今でこそ減りつつあるようですが。
がんと言えば「抗がん剤+手術」というのも日本独特の対応といいます。
ガン科の外科医はとにかく「切りたがる」ので、専門のジャーナリストに尋ねると「それが彼らの仕事だから」という回答でした。なるほどなっとく!
欧米では「抗がん剤の専門医」でないと抗がん剤を処方できないそうです。
抗がん剤の扱いはそれほど難しいとのこと。
一方では、「抗がん剤=発ガン剤」というリスキーな指摘もあります。
これまでの実体験から、「医者を安易に信用してはいけない」という自分なりの慣習法ができています。
メディアや医者を疑わずに安易に信じてしまうと取り返しのつかない多大なリスクを負うのは、患者自身であることを肝に銘じておくのが安全でしょう。
「TV新聞などのメディアや世間一般に当たり前のように言われていることは、一度疑ってみることが大事」
2018年ノーベル賞の本庶佑京大教授の助言通りです。
がんも含めて①自分の身体は自分で管理する、②病気は自分で直す、③急性の病気やけがの場合は医者や薬を利用するという基本的な思考方法が医療害から身を守る唯一の手段といえそうです。
怪我をした、急病になったという緊急を要する場合は、医者にかかるのはやむを得ないとして、それ以外は自分で直す努力と自己管理をもって対応することでしょう。
加えて何よりも十分な睡眠を心がけるだけでもリスクを半分以下に減らせると医療専門家に言われたことがあります。「寝ないと薬は効かないよ」。
「人間ドック」や「健康診断」よりも「十分な睡眠時間」が健康にはもっとも有効といえそうです。
『健康診断は毎年受けなくてはいけない」はウソだった
米国総合内科学会も“健康な人には害をなすことが多い”
新年度を迎え、学校、職場、自治体などから健康診断(健診)や人間ドックの案内が届いた人も多いのではないでしょうか。血液や尿で異常値が出ないようにと、あわてて節酒や運動を始めた人もいるはずです。
この連載では、「がん検診は受けなくていい」と主張してきました。がん検診は死亡率を下げる効果が乏しいだけでなく、命を奪わない病変を「がん」と過剰診断することによって、無用な検査や治療を受ける人が何万という単位で激増しているからです。がんのリスクが高い一部の人を除いて、がん検診を受けることが必ずしもいいとは言えないのです。
「年に一度は健診を受けるべき」という日本人の思い込み
実は、がん検診だけでなく、ふだん健康に問題がなければ、「健康診断や人間ドックも受けなくていい」と言ったら、驚くでしょうか。日本では多くの人が、「年に一度は健診を受けたほうがいい」と思い込んでいるはずです。しかし、海外では健診を受けることが、必ずしもいいこととはされていないのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私もそうですが、高額な健康保険料の支払いに負担を感じている人が多いはずです。価値の低い医療にお金をつぎ込んでいたら、国民皆保険制度が破綻してしまうかもしれません。医療費の無駄を減らすためにも、「賢い選択」をしなければならない時代なのです。
』(bunshun)
http://bunshun.jp/articles/-/2063?page=1