Amazonで見てみると、いろんなメーカーの水素水が売られていました。
値段は350~500ml で200円前後からいろいろ。
一般のミネラルウォーターと比べると少々お値段が張るようです。
そこで、実験と称して水素水を飲んでいるというゼミ仲間に話を聞いて2個分けてもらうことにしました。
実は飲んでみたかった?
被験者になってもらったのはこの2個。それぞれ500mlとあります。
他の水素水も同じようなものだろうという勝手な主観的判断です。

Q. 水道水の浄水やMgコイル水と比べてpH値はどの程度異なるのか。
市販の水素水の品質検査等は国民生活センターにお任せするとして、このショボイ実験の目的は、Mgコイル水がどの位の水素濃度を示すのかを知ることにあります。
とは言え市販の水素計は数万円~数十万円とかなりの値段。
なので、お手軽に500円のpH試験液に頼ることにします。
pH試験液と色見本は、Panasonic から出ているアルカリイオン整水器用のものを使いました。
※Panaの浄水器取説によれば、「試験液の主な成分・・・エタノール、メチルレッド(MR)、ブロモチモールブルー(BTB)、フェノールフタレイン(PP)」とあります。
この組み合わせでpH4.4~pH10.0をカバーできそうです。
(wiki情報による反応の範囲)
・M.R. → pH4.4~6.2・・・酸性指示
・B.T.B. → pH6.4~7.6・・・酸性指示
・P.P. → pH8.3~10.0・・・アルカリ性指示
Mgコイルは1晩冷蔵庫で寝かせたもの。
容器は、ペットボトルの白いキャップ。
下の画像で左から、水道水の浄水、市販の水素水2種、Mgコイル(60cm)×1本、Mgコイル(60cm)×2本の順。
記載のpH値は、色見本と見比べたおおよその推定値(主観)です。

・浄水・・・pH7.5 → 中性
・市販品・・・pH8.0(上)、pH7.7(下) → わずかにアルカリ性
・Mgコイル(1本)・・・pH9.0 → 弱アルカリ性
・Mgコイル(2本)・・・pH9.5以上 → 弱アルカリ性
試験液を滴下した瞬間、Mgコイル水は濃い青色(1本入り)と紺色(2本入り)を示しました。
時間経過とともに色が薄くなり、画像ではやや薄めに。
・追加(四角枠内)-市販の水素水用スティック・・・pH8.5 → 弱アルカリ
↓

※外袋にはpH7.5~8.5と表示されているので、実験値とほぼ一致。
成分表ではこうなっています。
・Mg,CaCO3、トルマリンセラミック、サンゴ → 弱アルカリ性系。
・麦飯石、脱塩セラミック → 浄水系。金魚の水槽の水質調整剤?
(結論)
以上のことから、これらの水がH2を含んでいるかは未確認です。
ただ、どれも弱アルカリ性を示すことが分かりました。
Mgコイル水がここまで濃いアルカリ性を示すとは、予想外でした。
<気になったことが1つ>
ペットボトルのキャップは、水を入れると滲み出るものと出ないものがありました。
よく見ると、側面にわずかに見えるスリットがあります。

ググってみると、どうやらお茶などの高温飲料水をつめた後に飲み口を洗浄するためのスリットのようです。
道理でお茶のペットボトルに多い理由もわかりました。
高温飲料?
もしやと思いコーヒーのボトル缶のキャップを見てみました。
やはり、ありました。洗浄用スリット。
このキャップも水漏れがします。

運搬や飲料の際に漏液で汚れることを防ぐ工夫なんでしょうね。
努力と発想に一礼。
(おしまい)
<追伸1>
Mgコイルでできたアルカリ水を白いコップに注ぐと、わずかですが、その底にMgコイルのものと思われる金属クズが見られました。Mgが水と反応した形跡と見てもいいかもしれません。
<追伸2>
「水素水」のお話をUPするといつの間にか「水素水のCM」が張り付いていました。(爆)
このブログは水素水をお勧めするものではありませんのであしからず。
値段は350~500ml で200円前後からいろいろ。
一般のミネラルウォーターと比べると少々お値段が張るようです。
そこで、実験と称して水素水を飲んでいるというゼミ仲間に話を聞いて2個分けてもらうことにしました。
実は飲んでみたかった?
被験者になってもらったのはこの2個。それぞれ500mlとあります。
他の水素水も同じようなものだろうという勝手な主観的判断です。

Q. 水道水の浄水やMgコイル水と比べてpH値はどの程度異なるのか。
市販の水素水の品質検査等は国民生活センターにお任せするとして、このショボイ実験の目的は、Mgコイル水がどの位の水素濃度を示すのかを知ることにあります。
とは言え市販の水素計は数万円~数十万円とかなりの値段。
なので、お手軽に500円のpH試験液に頼ることにします。
pH試験液と色見本は、Panasonic から出ているアルカリイオン整水器用のものを使いました。
※Panaの浄水器取説によれば、「試験液の主な成分・・・エタノール、メチルレッド(MR)、ブロモチモールブルー(BTB)、フェノールフタレイン(PP)」とあります。
この組み合わせでpH4.4~pH10.0をカバーできそうです。
(wiki情報による反応の範囲)
・M.R. → pH4.4~6.2・・・酸性指示
・B.T.B. → pH6.4~7.6・・・酸性指示
・P.P. → pH8.3~10.0・・・アルカリ性指示
Mgコイルは1晩冷蔵庫で寝かせたもの。
容器は、ペットボトルの白いキャップ。
下の画像で左から、水道水の浄水、市販の水素水2種、Mgコイル(60cm)×1本、Mgコイル(60cm)×2本の順。
記載のpH値は、色見本と見比べたおおよその推定値(主観)です。

・浄水・・・pH7.5 → 中性
・市販品・・・pH8.0(上)、pH7.7(下) → わずかにアルカリ性
・Mgコイル(1本)・・・pH9.0 → 弱アルカリ性
・Mgコイル(2本)・・・pH9.5以上 → 弱アルカリ性
試験液を滴下した瞬間、Mgコイル水は濃い青色(1本入り)と紺色(2本入り)を示しました。
時間経過とともに色が薄くなり、画像ではやや薄めに。
・追加(四角枠内)-市販の水素水用スティック・・・pH8.5 → 弱アルカリ
↓

※外袋にはpH7.5~8.5と表示されているので、実験値とほぼ一致。
成分表ではこうなっています。
・Mg,CaCO3、トルマリンセラミック、サンゴ → 弱アルカリ性系。
・麦飯石、脱塩セラミック → 浄水系。金魚の水槽の水質調整剤?
(結論)
以上のことから、これらの水がH2を含んでいるかは未確認です。
ただ、どれも弱アルカリ性を示すことが分かりました。
Mgコイル水がここまで濃いアルカリ性を示すとは、予想外でした。
<気になったことが1つ>
ペットボトルのキャップは、水を入れると滲み出るものと出ないものがありました。
よく見ると、側面にわずかに見えるスリットがあります。

ググってみると、どうやらお茶などの高温飲料水をつめた後に飲み口を洗浄するためのスリットのようです。
道理でお茶のペットボトルに多い理由もわかりました。
高温飲料?
もしやと思いコーヒーのボトル缶のキャップを見てみました。
やはり、ありました。洗浄用スリット。
このキャップも水漏れがします。

運搬や飲料の際に漏液で汚れることを防ぐ工夫なんでしょうね。
努力と発想に一礼。
(おしまい)
<追伸1>
Mgコイルでできたアルカリ水を白いコップに注ぐと、わずかですが、その底にMgコイルのものと思われる金属クズが見られました。Mgが水と反応した形跡と見てもいいかもしれません。
<追伸2>
「水素水」のお話をUPするといつの間にか「水素水のCM」が張り付いていました。(爆)
このブログは水素水をお勧めするものではありませんのであしからず。