Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

映画と本

2006年01月17日 | 本・絵本
去年はなぜか活字に飢えていて、以前読んだ本、図書館から借りた本など片っ端から読んでいました。以前から気にはなっていたけれど読んでいなかったのが『ハリー・ポッター』でした。理由は単に値段が高いのと厚くて重そうなので持ち歩けない・・・という軟弱なことでした(笑)。でも本屋で携帯版がでているのを見て思わず1冊買ってしまいました。
読んだらもう止まりませんでした。次が気になって図書館へ行って借りてこようとしたら全然なかったり。結局ほとんど買ってしまいました。ついでに今度出る『謎のプリンス』の英語版まで!ほとんど挫折していますが・・・。
とにかくJ・K・ローリングさんの想像の豊かさに脱帽です。クィディッチ(魔法の箒で競技するスポーツ)の場面を初めて読んだときには、「よくこんなこと思いついたなあ」と感心してしまいました。伏線も張巡らせてあるので、あとから「そうだったんだ~」とわかって、よくこんなにエピソードを考えられるものだと尊敬。
「炎のゴブレット」の映画も見ました。実家の近くの映画館でも上映していたので、子どもを預かってもらって行きました。その前のものはDVDを買って夜にこっそり見ていました。上映二日目ということもあって、ほぼ満員で、それもほとんど小中学生(笑)。映画は最初のクィディッチの場面が迫力があって、圧倒されました。自分が想像していたよりも映像の表現がすてきだとやっぱりうれしいものですね。

ハリーポッターのDVDや映画を含めて映像化されたものを見て色々気づいたことがありました。映画は時間が制限されていることもありますが、本のエピソードが端折られていること。本の情報量のほうが絶対的に多いんですね。これって当たり前のことかもしれませんが、私は今回はじめて気づきました(笑)。
あとは映画だと映像なのですごくわかりやすくてラクですが、本だと目に見えない分自分で想像するのでやっぱりある程度の読みこなす力が必要なこと。本を読むことは、想像力、理解力など色々な力が必要なんだなあと思いました。なんかそういうことをしみじみ思ってしまった久しぶりの映画でした。でも映画館の雰囲気、やっぱり楽しい。

子どももきっと小学生にあがったら、『ハリー・ポッター』を読むことがあると思います。やっぱり最初に本をきちんと読んで本の世界を楽しんでもらってから、映像を見てもらいたいです。親子で感想を言い合えたらいいなあ。


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