世代交代

先日、バイオグラフィーワーク３回目を受けてきました。
始める前に、今年の夏に自分が受け取ったこと、というのをみんなで話したのですが、
私がこの夏に感じたのは、「もう自分の娘時代は終わった」ということでした。

母が亡くなり、父が一人で暮らしていて、父は毎日のルーティンの家事はできますが、季節の衣替えや色々貯まっていく物の整理までは手がまわりません。
母の遺品（特に大量の洋服←本当に数が多くて困ってます＾＾；）の整理もしなくてはいけないので、今年はいつもより早めに妹と実家に帰って家を整理することにしました。
以前は実家に帰っても、子ども達の面倒をみてもらって自分はちょっとのんびり・・・なんてこともできたのですが、今は実家に帰ったら、家事に追われて長時間ゆっくり休むことはできませんね・・・
今まで母がやっていたことを妹と私で肩代わりしているので、二人でやるからまだよいのですが、それでも大変。

今年のお盆は、父と二人でお盆の迎え火前にお墓の掃除をして、お花を供えて、そして、先日亡くなったいとこの新盆のためにお花を送ったり・・・今まであまりやったことのない仕事をしました。
確かに、今の家族（だんなさん、私、娘）の家の仕事の中心は私、ということは自覚していましたが、その範囲が広がって、自分の実家の中心にも自分がなりつつあるという自覚を感じました。
そして、またいつかだんなさんの家の中心にもなっていくんだろうなあと漠然と思いました。

もう自分は、守ってもらう立場から守る立場へと立ち位置が変わっていたことに気づいたとき、「自分が娘でいられた時代は終わった」と感じざるを得ませんでした。

だから、この夏に私が受け取ったものは、「自分が家族の中心となる自覚」だったのだろうな、と。

知らぬ間に世代交代はやってくるんですね。