Lupinus-ルピナス-

絵本のルピナスさんのように自分なりの「世の中を美しくすること」を見つけたいと思っています。

クリスマスその後

2005年12月27日 | 季節のインテリア
昨日クリスマスツリーを片付けました。なんだか部屋がぽっかり寂しい感じになってしまいました。前と同じ状態に戻っただけなのに。
写真は春から通う幼稚園の未就園児の会に参加していて、そこで親子で作ったみつろうロウソクです。24日に火を灯しました。星がママでかたつむりが娘がつくった(私がほとんど手伝ったかな)ものです。そこはシュタイナー教育を取り入れている幼稚園で、会に参加すると、とても穏やかに時が流れていく感じがします。初めて参加したとき、子どもも親も心から安心できる場所がやっと見つかったと思いました。
サンタさんからのプレゼントは、「赤い靴下」でした。娘にサンタさんからのプレゼントは何がいいの?と聞くと、「くつした」と答えました。最初はプレゼントを入れる靴下のことを言っているのかと思ったら、「そのくつしたにあかいくつしたをいれてもらうの」ということでした。まるでマトリョーシカのよう(笑)。
25日の朝、靴下をのぞいてごらん、というと躊躇しています。私が触って何か入っているよ、と言って初めて中をのぞきました。赤い靴下が入っているのを見て大喜びというよりは、静かに驚いているという感じでした。そのあとにツリーの下に置いておいたその他のプレゼントを開けました。今年は自転車とパパのケーナが大好きなので、リコーダーをプレゼントしました。他に両家の祖父母や妹たちからのプレゼントなどたくさんもらいました。
でも私がそこでふと思ったことは、こんなにたくさんプレゼントをもらって、サンタさんからのプレゼントが色あせないかしら、クリスマスはプレゼントをもらう日だけではないと伝えたつもりだけど、結局こんなにプレゼントをもらうと「プレゼントの日」という印象が残ってしまうのではないかということでした。
そして一日経って、どのプレゼントが一番うれしかった?と娘にたずねてみました。娘は「くつした!」と即答しました。これを聞いてなんだかほっとしました。たしかにたくさんのプレゼントをもらってうれしかったには違いないけれど、サンタさんが夜中にこっそりくれたプレゼントは、娘にとっては不思議で特別なものだったのかもしれません。クリスマスに起こる不思議なこと。このファンタジーをできるだけ長く楽しんでもらいたいです。うっとりと夢見るような子ども時代をすごしてくれますように。


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