お茶の時間

幼稚園も先週から始まり、お弁当がないので、すぐお迎えです。なので再び慌しい日々を送っています。


中国茶の茶館でお茶をいただいて以来、丁寧にお茶を淹れること、そのお茶を飲むことがなんて心が安らぐのだろう、としみじみと実感できて、最近は、色んなお茶を丁寧においしく淹れることに興味がわいてきました。
いままでも、それはずーっと思っていたのですが、生活の慌しさにまぎれて、お茶は淹れていてもただそれだけ、という感じでした。
やっぱり人間は心から実感しないと行動しないのかな。とくに私は。

中華街の「悟空」で中国茶の茶器をそろえました。家で飲むので、とりあえず簡単なものだけ。本当は竹の茶盤（水捨ての箱）が欲しかったのですが、ニスのにおいがして私はそれがだめだったので、ステンレスのものにしました。どこかのネットで見たら、段々とにおいはとれていくそうですが。
それに、ステンレスだと中国の茶器もそのまま「中国」という感じでなく、ミックスされて今の自分の好きな感じにあうかなという気もしたし、毎日使うからお手入れが楽なほうがいいというのもありました。それが一番大きいかも（笑）。

中国茶の茶器を買ったのは、私だけのためでなく、娘も気に入ったからです。
表参道にある中国茶のお店「遊茶」は前からずっと気になっていたのですが、子連れはどうかなあと思って入ったことはありませんでした。
けれど、もう4歳だし大丈夫かな、と思って先日二人で入ってみました。
娘は烏龍茶が好きなので、それをオーダーして茶壷（小さな急須）で店員さんがお茶を淹れてくれました。それを見て娘はとてもおもしろかったらしく、烏龍茶もおいしい！と何杯も飲んでいました。ちっちゃくてかわいらしいお道具だからおままごとみたいで楽しいのかな？
そして、二人で何杯もお茶をおかわりしながらほっこりとした時間を過ごすことができました。
娘も大きくなって、二人で好きなものを見つけて共有できて、ほんと成長してきたなあ・・と思います。

でも、きちんと淹れたお茶は本当に香りが高くておいしい。ペットボトルの烏龍茶は味がないと思ってしまいそう。

慌しい日々でも、おやつの時間には丁寧にお茶を淹れて娘と過ごそうと思いました。