宇治の桜

先週末ですが、家族で京都に行ってきました。主人が京都で仕事があってそれに便乗しました。京都は４年ぶりです。
だけど、桜のシーズンなので市内のホテルはいっぱいで、宇治に宿をとりましたが、それが正解でした。京都市内にも行ったのですが、人が多すぎて、子連れではゆっくりできず、おまけに雨も降ってきて、大変でした。

宇治はちょうどその週は満開で、さくらまつりも宇治川の中洲で開催していました。朝８時半くらいに宿をでて、宇治川を散策しましたが、お天気もよく、空気も澄んでいて気持ちがよかったです。
宇治川からほど近くに世界遺産に指定されている宇治上神社があり、そちらも厳かな雰囲気の社殿で、まだ人も少なく、ゆったりとした気持ちでお参りできました。
やっぱり私は人の多いところを旅するのはあまり好きでないようで、ゆっくりと、人がいない場所をまわるのが気持ちも落ち着きます。


神社をおりてから、船にも乗りました。１５分くらいの行程ですが、宇治川をゆっくりまわって岸辺の桜をながめました。

しかし、宇治川って流れが速いのですね。びっくりしました。船が通ったところは急ではなかったのですが、宇治橋のたもとは急流で、そういえば源氏物語の宇治十帖で浮舟が入水して、それで助かったんだっけ、とふと思い出しました。（もし話が違っていたらすみません）フィクションではありますが、よく助かったなと思うほどの流れの速さ。
宇治に泊まるというのに、源氏物語のことはすっかり忘れていましたが、高校のときは大好きで、国語の便覧を愛読書にしていたのです（笑）。

でも、桜の時期の宇治はとてもよかったです。鵜飼の時期も行ってみたらおもしろそうです。