オレンジポマンダー

最近、昔のことをよく思い出し、特にポプリ作りがすきだった小さいころの思い出や感情が印象強く出てきていました。

その流れで、昔作りたかったけれどとうとう作らずに終わってしまったもの、オレンジポマンダーのことをふと思い出しました。
ちょうどクリスマスも近い季節でぴったりなので、早速材料をそろえ、作ってみました。

そろえるものは、オレンジ、クローブ、シナモンやオールスパイスなどの粉末。
オレンジに竹串で穴をあけて、クローブをなるべく隙間が空きすぎないようにびっしり刺していきます。

これがなかなかこつこつ根気のいる作業でした。１個に１時間近くかかったでしょうか。
子どもも作るのに挑戦していましたが、平日の夕方で忙しかったので、途中で私が交代。
休日のゆったりと時間が取れるときに作った方がいいかもしれません。

でも、クローブを刺すときに、オレンジの香りにクローブの香りが混じり合って、とてもいい香り。私の中のクリスマスのイメージの香りがするのですよね。

全部刺せたら、シナモンとオールスパイスなどの粉末をまぶして、３週間ほど乾燥させてできあがり。

詳しい作り方はこちらを見ました。


写真は、まだ粉をつけたままの乾燥途中のもの。なんだかまだ謎の物体です（笑）。
できあがったらリボンをかけて飾ります。


オレンジポマンダーは、ヨーロッパでは魔除け、疫病除けに作られていたそうです。ペストが流行ったときにもお守りとして持っていたとか。
調べてみると現代では、ゴキブリ除けにも使われているみたいです。Gさんはクローブの香りが苦手なのだそうです＾＾；

小さいときにできなかったことを大人になって叶えるのって、昔どこかにやってしまった忘れ物をまた見つけることができたみたいで、なにか懐かしくもあり、ほっとしたような、うれしいようないろんな気持ちが混ざった喜びがあります。