ついに始まる日本の大麻社会
=たきさわたいへいコラム=
ついに始まる日本の大麻社会
2023年12月6日、大麻取締法の一部を改正する法律案が国会で可決・成立し、12月13日に公布されました。
施行日は、公布日から1年を超えない範囲内とあり、これは2024年中に日本国内で"医療大麻"が合法となります。
1948年に大麻取締法が制定されてから、実に76年目。
ついに日本で事実上の
「大麻解禁」
の一歩が今年始まります。
とはいえ、一言に
「大麻(たいま)」
というキーワードを聞くと
「=麻薬・覚醒剤」
という印象を持つ人が多いと思います。
日本人は特に。
麻薬の"麻"が大麻の"麻"とも同じ漢字のイメージもあるし、さらにTVなどのニュースで
「大麻で逮捕」
と芸能人などが謝罪会見などしているから、なおさらかと思います。
でも、これは1948年以降における日本、特にここ近代における日本の常識であり、1948年以前、つまりは戦前の日本で
「大麻が麻薬?」
「大麻で逮捕??」
となると、日本人の誰にも理解不能な非常識であったと思います。
なぜなら大麻草そのものは、縄文古来から日本全国至る所に栽培どころか自生していたほどポピュラーな植物であり、それこそ今の時代に未来人が来て
「ヨモギは麻薬ですよ」
「ボクらの時代ではヨモギを持っているだけで捕まりますヨ」
と言っているようなもの。
「でも、実際に大麻を使った人が犯罪を犯した事件が…」
「治療に効果的かもしれないけどハイになるんでしょ?」
という人もいるけど、大麻が覚醒剤と同じように精神を乱す反応を起こすかと言えば、それは完全に誤った認識。
確かに大麻草の中には薬効成分となる"THC"や"CBD"が入っており、このTHCに幻覚作用があるとして法律で規制されています。
でも、大麻草にも山ほど種類があり、天然自然に自生している大麻草には、もともとTHCの含有量も少なく、巷で"ハイになる"と言われている大麻は、合法カンナビノイドと言う化学物質で大麻に似せた本当の麻薬であるか、もしくは品種改良された栽培大麻でTHC含有量を極端にあげたものとなります。
人工にしろ天然にしろ、それらは確かに"ハイになること"を目的に意図的に生み出されたものだから、それは使えば精神錯乱を起こすことはあります。
お酒だって、アルコール度数が高ければ悪酔いする人も増えるし、ストレスが溜まっている人は酔って悪態をつくこともあるでしょう。
大麻も基本的には同じ。というか、大麻の方がより繊細であり、感情にネガティブがあれば、よりそのネガティブを増幅したり、その反対もあると言われています。
ただ、完全天然なものは、THCにしてもまったく依存性がなく、タバコやお酒の方が遥かに依存性が高いことでも知られています。
放射能もまた、完全自然由来のものはラジウム温泉やラドン浴としてガン治療にさえ使われていますが、人工放射能においては、チェルノブイリをはじめ、発ガン性が極めて高くなる危険な存在として分けられます。
大麻も人工大麻と自然大麻ではまったく別物。
でも、今の社会ではそれは1つの同じものとみなしており、さらによりによって人工大麻(品種改良も含む)=大麻として一括りにされています。
やつは及び、僕個人は、今から10年以上も前から大麻の正しい啓蒙活動と正しい解禁についてをうったえ続けて来ました。
なぜなら、これ(大麻規制)は敗戦した日本におけるGHQによる完全な日本潰しのための策略であり、その影響範囲は、単なるリラクゼーションの規制にとどまらず、日本人の健康から衣食住すべてに関わるほど大きな制約になっているからです。
ここでは詳細を述べませんが、大麻の規制は"石油利権の台頭"のためであり
「世界を石油まみれにする」
ためには、大麻は絶対に規制して封印する必要がありました。
あれもこれもそれも、すべて"石油がなければ"という社会、文明を作れば、その石油を元締めしている利権者には無尽蔵の資金が流れ込みます。
それが"株式会社アメリカ"であり、そのアメリカさえも陰で牛耳る今流行りの"DS(ディープステート)"と呼ばれる陰の支配者達。
石油が石油であるための絶対的な立ち位置としては
「オンリーワン」
である必要があり、石油に変わる原料のものは、この世に存在してはいけないのです。
限られたエリアでしか手に入らず、地球有限である"地下資源"だからこそ、価値あるものとしてお金に変えることもできた石油。
それが無限である"地上資源"として、世界中どこでも生産できるものが、石油とまったく同じ役割を果たせるとしたら、それは脅威でしかありません。
それが大麻であり、大麻は石油で生産できるものと、ほぼ同じものがあらゆる分野において生産可能です。
大麻からオイルを絞り、それが発電や燃料エネルギーにもなります。
ヘンププラスチックというプラスチックも作れて、実際にドイツではベンツなどにも使われています。
今は建材として住宅にも使われています。
もちろん食用にも使えて、世界一長寿の村(中国のバーマ)では、大麻の実が主食であり、誰もが健康になってしまいます。
そして、何よりも医療。
石油はクスリの原料にも使われていますが、大麻は世界最強と言われるほどの自然薬ハーブとして君臨しているからこそ、絶対に封印しなければならない植物でありました。
ガンやエイズ、あらゆる難病から免疫力の向上、アンチエイジング、美容にまで大麻は注目されています。
ガンの治療においては、もう50年近く研究が進んでおり、医療大麻と呼ばれる大麻の自然薬は、実に4,000種類を超える量があり、あらゆる病気や症状にも適応できるほど、"大麻医療"の分野は、急速に発展しています。
なぜ、大麻はガンに効くのか?
それはガンという存在が
「死を忘れた細胞」
という考え方があり、本来であれば、細胞もまた生まれては死んでという新陳代謝のサイクルがあるのが世の常ですが、ガンはその新陳代謝が出来ない自ら死ぬことを忘れてしまった細胞。
ところが大麻のTHCやCBDの薬効成分がガン細胞に触れると、本来持つ細胞の記憶、役割を思い出し、その結果
「ガン細胞がアポトーシス(細胞の自死)する」
ことが確認されています。
それはガンを増やしたい社会、ガンを治してはいけない医療においては天敵ですね。
でも、その天敵が世界中で次々に医療大麻として解禁されており、ついに日本でも今年から解禁されます。
これってスゴイことですよね。
株式会社アメリカさん、どうしちゃったのでしょうか?
宇宙の流れといえばそれまでですが、これもまた1つ、これまで人の世を管理していた勢力図が大きく変わってきており、石油利権を持つ勢力から新しい勢力に大きく支配構造が変わっている流れともなります。
株式会社アメリカを世界の中心として牽引してきた流れも、もう役割を終えて次のフェーズへ移っています。
ウクライナ戦争もパレスチナ問題も、すべて思い通りにいかず、そして行き着く先は資本主義経済、その中心にある米ドルの行方。
この辺は、マイムサロンで伝えているので、ここでは割愛しますが、昨今の大麻解禁も深いところで起こっている地球維新の流れの1つであります。
とはいえ、大麻もまた新たな利権の餌食ともなり、それゆえに解禁と同時に規制も強めて、どこでも自由に生産や活動が出来ないように管理は強化されます。
いずれにしても、これから病院にいけばTHCやCBDを堂々と活用することができる社会となります。
なおCBDは、今も規制対象ではなく、日本国内にも様々な商材が出回っています。
実は僕はCBDを個人輸入したのは、日本でもかなり初期の1人であり、アメリカでCBDブームが始まったすぐに取り寄せて活用してました。
CBDもまた、お伝えしたようにガン治療をはじめ、様々な治療に使われる大麻の成分ですが、どちらかといえば、一般的には
「リラックスさせる」
「睡眠の質を高める」
「ストレスを軽減する」
などの、精神作用や神経作用に注目されているものです。
確かに個人輸入で実験してた頃から、自身のみに限らず、周囲でもかなり好評で効果的だったので、本格的に輸入を考えましたが、まだまだ当時の日本ではCBDもグレーの扱いであり、販売するリスクがある時代でした。
そうこうしているうちに、日本でもCBDブームがやって来て、山ほど色々な種類が選べる時代となりましたが、残念ながら粗悪品が大量に流通することになり、我々はCBD市場は信用が出来ないので手を出すのを辞めました。
そこでホップ由来の新しいCBDにもチャレンジしてましたが、ここに来て
「ようやく…」
という大麻由来のCBDに出逢うことになり、晴れて皆様に自信を持って紹介できます。
ありとあらゆるCBDを試して来ましたが、これらは値段の割に非常に有能なCBDオイル。
リラックス作用、何より睡眠の質の変がとても顕著でした。
そして、今は摂取方法も多様化しており、従来は
「舌下にオイルを入れて摂り入れる」
というのが主流でしたが、今はカプセルに入って飲みやすいタイプもあり、さらに
「塗るCBD」
から
「吸うCBD」
もあります。
個人的にオススメしたいのが、少し雰囲気に抵抗あるかもしれませんが、"吸う"タイプのCBD。
電子タバコのようなイメージもありますが、やはり水蒸気にして肺へ直接吸い込むとCBDの成分がより細部まで行き渡り、深いリラックス効果が期待出来ます。
そして、塗るタイプもあらゆる箇所で是非試してみてください。
とても面白い反応があると思います。
どれから試したら良いかわからない人は、まず舌下で吸収するのが1番ですが、とにかくまずは、一通り全部を試しながら、生活の中にCBDをこまめに取り入れる習慣をすることをオススメします。
恐らく今年、そして来年から日本も一気に医療や健康における大麻情報が溢れてくる見込みであり、それと同時に様々な大麻製品も出てくることでしょう。
そんな中でもオススメできる品質のものなので、是非お試しください。
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