写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところはバスルームの天井の点検口を開けて、換気乾燥機から出ているダクト(排気用のパイプ)の部分です。このダクトは結露を防ぐために、周りに断熱材が巻かれています。
ここでご覧になって頂きたいのは赤い矢印部分です。LGS(エルジーエス:軽量鉄骨)の端部の切断箇所が断熱材を切ってしまっています。部屋の内部には、内装材を張りつけるために、LGSで骨組みが作られています。LGSで天井に取り付けられるものをランナーと呼び、ランナーに取り付けられる柱をスタッドと呼びます。
この部分では、ダクトが通るため、ランナーを部分的に切断したわけです。その切断の後処理が悪かったため、このように断熱材を切ってしまうことになったわけです。このままの状態では、地震が来れば揺れますので、もっと切られていくことになります。断熱材ですから、穴が開けば効果は半減します。従いまして、切断箇所をダクトに触れないように、また、断熱材の表面を補修しておくように指示しました。(39)
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