写真は、マンションの内覧会で、浴室の天井に付いている点検口のフタをずらして、中を撮影したものです。手前の板に付いているのは、LANの端子板です。端子盤が浴室の上に置かれるのは珍しいです。浴室の天井裏には換気乾燥機が取り付けされていますので、吸排気のダクトが通っています。
ここで、気になるのは、LANの端子板の左上隅がダクトに接してしまっていることです(赤い矢印部分です)。ダクトは上から吊られているだけですから、地震が来れば揺れます。揺れる際に、端子板の角とこすれます。こすれば、長い間には、ダクトが損傷して、最後には穴が開いてしまう可能性があります。穴が開いたら、排気すべき空気がまた部屋の中へ入ってきてしまいます。
ですので、間を空けるとか、接している部分にクッション材を入れ込むとか、ダクトの保護対策が必要となります。内覧会時に、面倒ですが、脚立を使って、ここも覗いてみて下さい。ダクトが何かと接していたりしたら、業者に対策を施すように指摘して下さい。普段は見ないところなので、業者の姿勢が良く分かります。配線がちゃんと束ねられていなかったり、ゴミが散乱していたり、裏を見ると、エッ!とびっくりすることもあります。(61125)
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