写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは、バスルームの天井にある点検口を開けて、天井裏の内部です。バスルームの天井裏には、電気の配線や給湯・給水のパイプ等が来ています。ご覧頂きたいのは、赤い矢印で示したところです。黒いカバーの中には、電気の配線がまとめられて入っています。配線を通すため、天井に付けたランナーと呼ばれる金属を切り欠いています。ランナーとは、壁を取りつけるために天井に付ける軽量鉄骨(LGSと言う)です。
ここでの問題点は、この切った部分が配線のカバーに接していることです。軽量鉄骨と言えども金属なので、切った部分は鋭利になります。建物は地震などで揺れますので、この部分も揺れれば擦られることになります。擦られても簡単には配線が切れることはないでしょうが、安全のため、ランナーの切った部分を曲げて置くように指示しました。簡単なことですが、心配がなくなります。バスルームの天井裏は、住んでしまえば、余程のことがない限り、見ることはないでしょう。内覧会では、ちょっと面倒でも、脚立を使って天井裏もチェックすることをお勧めします。(411.5)
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