世界遊戯博物館ブログ

世界遊戯博物館の別館です。

「アジア賭博紀行」の連載が終了しました

2011年03月25日 | アジア賭博紀行

講談社「G2」のホームページ上に連載しておりました「アジア賭博紀行」が終了いたしましたので、お知らせいたします。

連載が終了しましたのは、ちょうど東日本大震災の3日後、3月14日でした。

震災の影響や停電、節電などもあり、連載終了のお知らせする余裕がなかったのと、時期を考えて、しばらくブログの更新を控えておりました。

現在も以前の日常とは異なる非常時でありますが、このような時こそ手軽に楽しさを取り戻せる遊びの文化が必要であると思われます。

そのような楽しさを、今後も多くの人々に伝えていけたらと思っております。

「アジア賭博紀行」の連載は以下ですべて読むことができます。http://g2.kodansha.co.jp/217/1368.html

※全文読むには、無料の会員登録が必要になりますので、お気軽にご登録ください。

この連載でアジアの文化を意識することにより、同じアジアである日本の歴史や伝統文化を再確認し、多くの日本文化が再興するきっかけになればと思っております。


「アジア賭博紀行」香港・十五湖編が始まりました

2011年02月16日 | アジア賭博紀行


講談社G2のホームページ上に連載しております「アジア賭博紀行」の香港・十五湖編が開始しましたので、お知らせいたします。

今回は、香港や澳門などで行われている伝統的な紙牌・十五湖を通して、現地の歴史や社会、そして人々を描いております。
香港に存在する黒社会と賭博は深いが関わりがあるといわれています。
この章では、香港の黒社会の成り立ちと賭博について、現地の状況を交えて細かく説明しております。
また、十五湖という紙牌を通して出会った香港人との交流も書いております。
それでは、何卒ご拝読、よろしくお願いいたします。

アジア賭博紀行

最終章 香港・十五湖の人牌に刻まれた十六の文字

■香港の伝統紙牌・十五湖

※写真は香港九龍・油麻地の十五湖が行われていた公園です。公園の中にいる人達は、十五湖の愛好者です。


「アジア賭博紀行」第3章・韓国花札編が始まりました

2010年12月13日 | アジア賭博紀行


講談社「G2」のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第3章「韓国・花札から韓国が見える(花闘)」が始まりましたので、お知らせいたします。

この章では、世界で最も花札が盛んな韓国の花札事情をお伝えしております。

日本において花札は、一部の好事家の高尚な研究対象となっていたり、風雅な日本の四季を花鳥風月で表した素晴らしいアートであると祭り上げられ、遊びとはかけ離れた部分で着目されている風潮がありますが、韓国では活きた遊びとして命脈を保ち続け、庶民の間で遊び続けられています。

何故韓国でこれ程までに日本生まれの花札が盛んなのか?
花札に投影された韓国庶民の歴史とは?
などの他、韓国花札で最も盛んなゴーストップの遊び方の全てを紹介しております。

また、最近、どういう情報を鵜呑みにしたのか「花札の起源は韓国であると、韓国人が世界に主張している」と言っている方が遊戯史関係の集まりでおりました。

おそらく、敵対関係を盛り上げるための政治的意図から、一部の妄言が針小棒大に流布され、それがその人の耳目に入ったのでしょうが、韓国人で花札が韓国起源であると思っている人は、幅広い年齢の多くの韓国人を取材した限り、誰もおりませんでした。

日本的な花鳥風月の絵柄だけでなく、韓国の花札用語には、ヤク(役)やサクラ(桜)、点がナッタ(成った)、ショーダン(相談・商談)、シッピン、クッピンなど日本語が多く使用されております。

しかし、花札は韓国起源だと信じられてはおりませんが、そのような荒唐無稽とも思える韓国起源説を唱える人がいることも事実です。
本文では、この韓国起源説が生まれる背景となった歴史も花札を通して紹介しております。

それでは、何卒ご拝読よろしくお願い致します。

「アジア賭博紀行」

第3章 韓国・花札から韓国が見える(花闘)

第一回・隣の花札大国

講談社「G2」

これを機に、日本で花札が注目され、悪いイメージを払拭して、多くの日本人の間で遊びの文化として復活し、定着することを願っております。

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※画像は、韓国の公園で行われている花札の模様です。


「アジア賭博紀行」第2章・香港麻雀編が完結しました

2010年12月07日 | アジア賭博紀行


講談社「G2」のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第2章「香港・世界一の麻都で打つ(香港麻雀)」が完結しましたので、お知らせいたします。

最後の回には、香港麻雀の遊び方も掲載しております。
来週月曜日より、韓国花札編が始まりますので、何卒ご覧頂きたく思います。

※画像は、文中にも登場する初っ端に相手が国士無双をテンパイしていたという恐怖の記録です。

第一回  世界一の麻雀都市・香港

第二回 香港の麻雀館

第三回 香港の麻雀館【承前】

第四回 許玉蘭姐姐

第五回 香港麻雀を三人で打つ

第六回 大きなミス

第七回 最終局、そして戦のあと

アジア賭博紀行

講談社「G2」

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許冠傑-打雀英雄傳

https://www.youtube.com/watch?v=Kqjn8jFJ3pI


「アジア賭博紀行」の第二章・香港麻雀編が始まりました

2010年10月27日 | アジア賭博紀行


G2のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第2章「香港・世界一の麻都で打つ(香港麻雀)」が始まりましたので、お知らせいたします。

香港編では、題名のとおり、香港の麻雀について書いております。

香港には麻雀館(日本でいう雀荘)が街中にあり、世代階層を問わず、幅広い層に親しまれていました。

麻雀館という名称は香港だけのようで、珠海や北京などでは、棋牌室という名前で存在していました。
勿論、どの地域も堂々と現金のやり取りがされています。

香港の麻雀館はかつて、麻雀だけでなく、天九や牌九、二十五門(中国式ルーレット)、骰宝(シックボー・大小のこと)、魚蝦蟹骰宝、字花、番攤などが行われていました。
しかし、1974年に香港警察が「廉政公署」という組織を作り、取り締まりを強化したために、麻雀館でこれらの賭博は姿を消してしまいました。

香港で「天九・麻雀館」という看板を掲げた麻雀館があったので、中に入ってみると、天九は行われておらず、麻雀のみ遊ばれていました。
このような場所でも、かつては天九が行われていたというわけです。

それでは、ご高覧の程、何卒よろしくお願い致します。

■アジア賭博紀行■

第2章 香港・世界一の麻都で打つ(香港麻雀)

■第一回・世界一の麻雀都市

●アジア賭博紀行

講談社・G2

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「アジア賭博紀行」の第一章・台湾編が終了しました

2010年10月18日 | アジア賭博紀行


G2のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第一章・台湾編が終了しましたので、ご連絡いたします。

台湾編では、龍山寺公園で行われている暗棋と台湾彩券についての内容です。
第5回には、暗棋の遊び方も掲載しております。
来週から第二章・香港麻雀編が始まりますので、ご高覧の程、何卒よろしくお願い致します。

※画像は艋舺公園(龍山寺公園)の暗棋が行われている通路です。

■アジア賭博紀行■

第1章 台湾・龍山寺の丐幇(かいほう)(台湾彩券・暗棋)

■第1回・秘密結社と賭博

■第2回・台湾人と龍山寺

■第3回・公園で行われる日々の賭博

■第4回・台湾暗棋(アンキー)

■第5回・台湾暗棋(アンキー)【承前】

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講談社・G2

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講談社「G2」のHPで連載が始まりました

2010年09月21日 | アジア賭博紀行


講談社のノンフィクション雑誌「G2」のホームページで、私の書いた文章の連載が始まりましたので、ご興味のある方はご覧下さい。

内容は、「アジア賭博紀行」というアジアの賭博に関するルポです。
期間は、大体12月中旬頃までを予定しております。

講談社「G2」
http://g2.kodansha.co.jp/

「アジア賭博紀行」

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文章は週に一回位で更新されていきます。

何気にソレ関係で忙しいのですが、昨日は花札を深夜3時までやってしまいました。
遊んだ花札は「ゴーストップ」という韓国の遊び方で、昼過ぎに紹介してもらった韓国人に詳細をすべて教えてもらい、夜8時頃から深夜3時まで、そのルールをすべて適用させて遊びました。
そんな感じで、その韓国花札についても書きました。

取りあえず、連載の第一回は、「台湾・龍山寺の丐幇(かいほう)」という題名で、台湾の「台湾彩券・暗棋」という2つの賭博について書きましたので、ご高覧頂けましたら幸いです。

※画像は「台湾・龍山寺の丐幇」の取材時に撮った艋舺公園(龍山寺公園)で行われている「暗棋」です。