世界遊戯博物館ブログ

世界遊戯博物館の別館です。

「アジア賭博紀行」香港・十五湖編が始まりました

2011年02月16日 | アジア賭博紀行


講談社G2のホームページ上に連載しております「アジア賭博紀行」の香港・十五湖編が開始しましたので、お知らせいたします。

今回は、香港や澳門などで行われている伝統的な紙牌・十五湖を通して、現地の歴史や社会、そして人々を描いております。
香港に存在する黒社会と賭博は深いが関わりがあるといわれています。
この章では、香港の黒社会の成り立ちと賭博について、現地の状況を交えて細かく説明しております。
また、十五湖という紙牌を通して出会った香港人との交流も書いております。
それでは、何卒ご拝読、よろしくお願いいたします。

アジア賭博紀行

最終章 香港・十五湖の人牌に刻まれた十六の文字

■香港の伝統紙牌・十五湖

※写真は香港九龍・油麻地の十五湖が行われていた公園です。公園の中にいる人達は、十五湖の愛好者です。


「アジア賭博紀行」の韓国花札編が終了しました

2011年02月09日 | ゲームマーケット


講談社G2のホームページ上に連載しております「アジア賭博紀行」の韓国花札編が終了いたしました。

今回の韓国花札編では、韓国の近現代史を花札を通して紹介しております。

日本の敗戦後、独立した韓国国内では軍事独裁政権の為政者による国民の弾圧が激しく、そのはけ口として花札が使われ独自の進化を遂げたという歴史があります。

そして、韓国の花札は、歴史的事件と共に新たなルールが生まれ、進化発展を続けてきました。

これは、日本で現在、形骸化しつつある花札が、進化できる可能性を示しています。

これによって、古いルールのみが正しい花札であるという一部の硬直化した考えが取り払われ、さらに面白い花札遊びが日本で沢山生まれることを願っております。

そして、日本で花札が多くの人々の間で遊ばれることを願っております。

さらに、グローバル化と呼ばれるものによって、この先さらに失われゆく自国文化を見直し、様々な日本文化が再興する機会になればと思っております。

韓国の花札は、権力者に対する庶民の抵抗の知恵が溢れており、花札が庶民ものであるということを表しています。

現在、日本では国や政治家に公認された賭博(宝くじ、競馬、パチンコなど)は認められ、花札は一般的に悪しきイメージを持たれています。このことについて、思うところも色々と書いております。

そのような感じで、何卒ご拝読よろしくお願い致します。

■第3章 韓国・花札から韓国が見える(花闘)

◆第13回 隣の花札大国

◆第14回 初代大統領・李承晩と花闘

◆第15回 朴正煕軍事政権と花闘

◆第16回 全斗煥一族と花闘

◆第17回 手形詐欺事件、娯楽産業、そして花札

◆第18回 盧泰愚・金泳三時代の花闘

◆第19回 花札になった歴史的大事故 

◆第20回 花闘と花札から見える韓国と日本(ゴーストップ遊び方詳細) 

アジア賭博紀行

講談社G2  

※本文を全部読むには、無料の会員登録が必要です