世界遊戯博物館ブログ

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「アジア賭博紀行」第3章・韓国花札編が始まりました

2010年12月13日 | アジア賭博紀行


講談社「G2」のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第3章「韓国・花札から韓国が見える(花闘)」が始まりましたので、お知らせいたします。

この章では、世界で最も花札が盛んな韓国の花札事情をお伝えしております。

日本において花札は、一部の好事家の高尚な研究対象となっていたり、風雅な日本の四季を花鳥風月で表した素晴らしいアートであると祭り上げられ、遊びとはかけ離れた部分で着目されている風潮がありますが、韓国では活きた遊びとして命脈を保ち続け、庶民の間で遊び続けられています。

何故韓国でこれ程までに日本生まれの花札が盛んなのか?
花札に投影された韓国庶民の歴史とは?
などの他、韓国花札で最も盛んなゴーストップの遊び方の全てを紹介しております。

また、最近、どういう情報を鵜呑みにしたのか「花札の起源は韓国であると、韓国人が世界に主張している」と言っている方が遊戯史関係の集まりでおりました。

おそらく、敵対関係を盛り上げるための政治的意図から、一部の妄言が針小棒大に流布され、それがその人の耳目に入ったのでしょうが、韓国人で花札が韓国起源であると思っている人は、幅広い年齢の多くの韓国人を取材した限り、誰もおりませんでした。

日本的な花鳥風月の絵柄だけでなく、韓国の花札用語には、ヤク(役)やサクラ(桜)、点がナッタ(成った)、ショーダン(相談・商談)、シッピン、クッピンなど日本語が多く使用されております。

しかし、花札は韓国起源だと信じられてはおりませんが、そのような荒唐無稽とも思える韓国起源説を唱える人がいることも事実です。
本文では、この韓国起源説が生まれる背景となった歴史も花札を通して紹介しております。

それでは、何卒ご拝読よろしくお願い致します。

「アジア賭博紀行」

第3章 韓国・花札から韓国が見える(花闘)

第一回・隣の花札大国

講談社「G2」

これを機に、日本で花札が注目され、悪いイメージを払拭して、多くの日本人の間で遊びの文化として復活し、定着することを願っております。

※全文読むには、無料の会員登録が必要です。
※画像は、韓国の公園で行われている花札の模様です。


「アジア賭博紀行」第2章・香港麻雀編が完結しました

2010年12月07日 | アジア賭博紀行


講談社「G2」のHPに連載しております「アジア賭博紀行」の第2章「香港・世界一の麻都で打つ(香港麻雀)」が完結しましたので、お知らせいたします。

最後の回には、香港麻雀の遊び方も掲載しております。
来週月曜日より、韓国花札編が始まりますので、何卒ご覧頂きたく思います。

※画像は、文中にも登場する初っ端に相手が国士無双をテンパイしていたという恐怖の記録です。

第一回  世界一の麻雀都市・香港

第二回 香港の麻雀館

第三回 香港の麻雀館【承前】

第四回 許玉蘭姐姐

第五回 香港麻雀を三人で打つ

第六回 大きなミス

第七回 最終局、そして戦のあと

アジア賭博紀行

講談社「G2」

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許冠傑-打雀英雄傳

https://www.youtube.com/watch?v=Kqjn8jFJ3pI