世界遊戯博物館ブログ

世界遊戯博物館の別館です。

双天至尊堂・天九牌

2015年02月24日 | ゲームマーケット

現在、双天至尊堂の新作として、天九の紙牌を製作しております。
この天九牌は、牌の名前と強さが記されているので、誰でもすぐに天九牌の様々なゲームが遊べるようになっています。

特に牌の強さが、名前順に並んで表記されているので、繰り返すうちに天九牌の名前と強さが自然と身に付くようになっています。

また、牌の名前の正式な発音も発音記号付きで記されているので、天九牌の学習カードとして最適なものになっています。

さらに、「天九」・「逐鹿中原」・「牌九」といった天九牌の3種類のゲームの詳しい解説書も付いております。

 

天九や逐鹿中原を遊ぶ際に必要な、場風や局数を示すカードの他、

 

それぞれの解りやすい説明カードが、それぞれ4枚ずつ入っております。

 

取り敢えず、現在、ほんの僅かだけしか用意できないので、大阪で少量を先行・限定販売して、東京のゲームマーケットで正式に発表しようと思っています。

値段は¥1800円位で、ゲームマーケット特別価格で¥1600を予定しています。

最強の学習カードとしてだけでなく、一生遊べるものとして作りましたので、末永く遊んで頂きたいと思っております。

天九牌の最強の役である双天と至尊を屋号にする程、天九牌には思い入れがあり、今まで普及を含め、遊び方や歴史・文化などの探求を続けてきました。

なので、天九牌を伝えることには何故か使命感を感じておりますので、多くの人が天九の牌をこのカードで憶えて頂けたらと思っています。

そして、牌を憶えたら、実際の牌で打って頂きたく思っています。

この牌には、牌九の詳しいルールや見やすい役一覧カードもありますので、カジノで牌九を打ちたい人にも役立つものと思っています。

取り敢えず、完成品は大阪のゲームマーケットの現場に当日、少しだけ届くので、ごく少量を先行販売いたします。

その後は、数を揃えて東京のゲームマーケットで販売しようと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

※追記 ご紹介している双天至尊堂の天九牌は、世界のゲーム販売で通販を開始いたしましたので、どうぞよろしくお願い致します。


双天至尊堂・手本引きセット完成

2014年05月21日 | ゲームマーケット

双天至尊堂の新作である、誰でもすぐに遊べる手本引きセットが完成しました。

6月1日のゲームマーケットにて、特別価格(3200円)で販売を開始いたします。

この手本引きセットは、一箱の中に、張り札30枚(6×5枚)、繰り札12枚(6×2枚)、モク札6枚、通り・半丁札10枚(5×2枚)、衝立て(一つ)、配当盤5枚、碁石5個、解説書(8頁)が入っており、最大6人まで遊べます。

今回の手本引きは、ゲームとして、誰でもすぐに遊べるように、様々なアレンジが加えられています。

■配当が一目瞭然になる配当盤を開発

本来であれば、札の向きや並びで配当を示すのですが、倍率が記されているので、その必要が無くなっています。その為、3~4点賭けは形が統一されています。

■片手で札をたぐる必要無く衝立てを用意

本来は片手で札をたぐって選び、手拭に包んで出すのですが、札をたぐるには訓練が必要なので、衝立ての後ろで札を入れ替えられるようになっています。
※勿論、各自で手拭を用意して頂き、包んでも可能です

■4点賭けの配当0.25を0.2にして、端数を出さない

手本引きセットは、ゲーム用にチップを使うので、10チップからでも賭けられるよう、多く採用されている-0.25の配当を、-0.2にしました。
-0.25だと、どうしても小数点が出てチップをうまく配れないので、(10の0.25倍は2.5、30の0.25倍は7.5など)、ゲーム用に0.65の配当を0.7に変えて、端数がでないようになっています。

以上のように、誰でもゲームとして、すぐに遊べるようになっています。
ですので、本来の手本引きとは異なる、手本引きのゲーム版です。

 

ゲームマーケット終了後の価格や販路は未定ですが、このサイトの「世界のゲーム販売」で取り扱うことを予定しています。

(追記補足)世界のゲーム販売で、手本引きゲームのセットを販売開始致しました。

どうぞよろしくお願い致します。

※当製品はゲーム専用品として製作されておりますので、ゲームとしてのみお遊び下さい。


ゲームマーケットに新作を出品します

2014年04月10日 | ゲームマーケット


双天至尊堂は現在、6月1日のゲームマーケットに向けて新作を製作しております。

今回出品しようと思うのは、日本の傑作推理ゲーム「手本引き」です。

従来の手本引きは、全て揃えようと思うと値段が高く、入手困難であり、配当も細かくて分かりづらいという面がありました。

そこで、その問題を解消すべく、一つの箱に全ての用具が入った廉価な「手本引きセット」を制作して、多くの人にこの面白いゲームを遊んでもらおうと考えています。

今回、多くの人が複雑な張り方でも判り易く遊べるように、上に札を載せることで一目瞭然となる配当盤を製作しました。 これにより、誰もが簡単に手本引きを遊べるようになっています。

今回の手本引きは、製作物の種類が多いので、制作費が予想以上にかかってしまいましたが、なるべく敷居を低くして多くの人に遊んでもらいたいので、ゲームマーケットでは、なるべくお手頃価格(3千円位)で提供できるようにしたいと思っています。

そのような感じで、まだ製作途中ですが、6/1の出展には間に合わせたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


双天至尊堂「打棋子・象棋ごいた」完成

2013年04月09日 | ゲームマーケット

2013年4月28日(日) に、東京国際展示場(ビッグサイト)・西3ホール で開催される「ゲームマーケット2013春」に出品する商品「打棋子・象棋ごいた」が出来上がりました。 高品質のプラスチック札なので、札を痛めることなく、末永く遊んで頂ける作りとなっています。

また、トリックテイキングゲームと大富豪を足したような「打棋子」と、石川県の伝統ゲームを象棋に置き換えた「象棋ごいた」は、何度繰り返し遊んでも飽きない、伝統ゲームならではの耐久性と持続性を持った遊びなので、札共々、一生遊べるものとなっています。

値段は、今回は素材に料金を掛けたぶん、前回の骨牌よりも単価あたりの値段が高くなってしまいましたが、普及を考えて「ゲームマーケット特別価格の1300円(通常価格1500円)」で販売させて頂きます。

当日の出展番号は212で、試遊の卓もありますので、是非とも遊んで頂きたく思います。

それでは、何卒よろしくお願い致します。

※後年、ごいたが商標登録されたので、以降は商品から「ごいた」という表記を外してあります。

「打棋子・象棋牌」


ゲームマーケット2013春に新作を出品します

2013年03月10日 | ゲームマーケット

2013年4月28日(日) に、東京ビッグサイト(東京国際展示場)西3ホール で開催される「ゲームマーケット2013春」で、双天至尊堂として新作を出品します。

新作は、福建系中国人(東南アジアの福建系華僑や台湾など)の間やベトナムなどで遊ばれている「象棋牌」を、薄いプラスチック札で再現したものです。
デザインも従来の細長い形でなく、手に持ち易いトランプ型の形となっています。

この札で、表題である「打棋子」と「象棋ごいた」などが遊べるようになっています。

この「打棋子」と「象棋ごいた」は両方とも手軽に遊べて非常に面白く、一生遊んでも飽きない魅力を持っています。
その面白さを体験してもらうべく、今回のゲームマーケットでは試遊卓を借りましたので、是非とも遊んで頂きたく思っています。

今後、この札を通して、本当に面白いこの遊びを徐々に広めて行こうと思っています。

その他、ゲームマーケットでは、「小松・大二」といった双天至尊堂の骨牌(カルタ)の他、世界の珍しい伝統ゲームを販売しようと思っています。

そのような感じで、今回も双天至尊堂をどうぞよろしくお願い致します。

「打棋子・象棋ごいた」


2012ゲームマーケットに出品します

2012年11月13日 | ゲームマーケット

11月18日(日曜)に浅草の東京都立産業貿易センター 台東館で開催される「ゲームマーケット2012(10時~17時)」に双天至尊堂という名前で日本の伝統的な骨牌(かるた)を出品します。

販売する札は、福井県の一部地域で使用されていた「小松」と、九州や愛媛県の一部で遊ばれていた「大二」の2種類です。

札は伝統的なデザインを踏襲しつつ、どんなに叩き付けても壊れないプラスチックで製作されています。

解説書は大二・小松ともに12ページモノクロで、小松は「かっくり」、「ジュウダン」、「シリンマ」、大二は「くじゅろく」、「京かぶ」を図版入りで解りやすく説明しています。

当初はカラーを予定していたのですが、遊び方とページを増やしたぶん、モノクロ対応となりました。

値段は小松札(48枚+商標札2枚+識別札4枚)が12P解説書付きで2200円、大二札(42枚+商標札2枚+役説明札が3枚)が2000円となっています。

その他、別素材で作った試作品も特別に250円で販売いたします。
試作品も実際の商品と同じ枚数入っていますので、コレクションとして最適だと思います。

私のブースは、四階の509ですので、ご興味のある方は是非ともお越し頂けたらと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


「アジア賭博紀行」の韓国花札編が終了しました

2011年02月09日 | ゲームマーケット


講談社G2のホームページ上に連載しております「アジア賭博紀行」の韓国花札編が終了いたしました。

今回の韓国花札編では、韓国の近現代史を花札を通して紹介しております。

日本の敗戦後、独立した韓国国内では軍事独裁政権の為政者による国民の弾圧が激しく、そのはけ口として花札が使われ独自の進化を遂げたという歴史があります。

そして、韓国の花札は、歴史的事件と共に新たなルールが生まれ、進化発展を続けてきました。

これは、日本で現在、形骸化しつつある花札が、進化できる可能性を示しています。

これによって、古いルールのみが正しい花札であるという一部の硬直化した考えが取り払われ、さらに面白い花札遊びが日本で沢山生まれることを願っております。

そして、日本で花札が多くの人々の間で遊ばれることを願っております。

さらに、グローバル化と呼ばれるものによって、この先さらに失われゆく自国文化を見直し、様々な日本文化が再興する機会になればと思っております。

韓国の花札は、権力者に対する庶民の抵抗の知恵が溢れており、花札が庶民ものであるということを表しています。

現在、日本では国や政治家に公認された賭博(宝くじ、競馬、パチンコなど)は認められ、花札は一般的に悪しきイメージを持たれています。このことについて、思うところも色々と書いております。

そのような感じで、何卒ご拝読よろしくお願い致します。

■第3章 韓国・花札から韓国が見える(花闘)

◆第13回 隣の花札大国

◆第14回 初代大統領・李承晩と花闘

◆第15回 朴正煕軍事政権と花闘

◆第16回 全斗煥一族と花闘

◆第17回 手形詐欺事件、娯楽産業、そして花札

◆第18回 盧泰愚・金泳三時代の花闘

◆第19回 花札になった歴史的大事故 

◆第20回 花闘と花札から見える韓国と日本(ゴーストップ遊び方詳細) 

アジア賭博紀行

講談社G2  

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ゲームマーケット2009に出店します

2009年04月19日 | ゲームマーケット

今年の来る5月31日(日)、浅草の東京都立産業貿易センター(台東館)4~5階にて、「ゲームマーケット2009」が開催されます。

そこで、友人と「カウンタークロックワイズ」という名前で出店しますので、皆様是非ともいらして頂けたら幸いです。

友人は中国で仕入れてきた「四色牌」、「中国麻将」、「麻将マット」、「ダイスカップ」、「軍棋」、「八十分・闘地主の専用デッキ撲克牌」、「中国撲克牌」、「闘獣棋」などを販売いたします。
その他、闘球盤やドイツゲームの中古品を売る友人も同じ店で販売しております。

また、姉妹サークル「クロックワイズ」が、創作カード・ボードゲームを販売します。

私は、画像にあるようなベトナム紙牌「トートム・バット・タムキュック・トゥサック」、中国紙牌「東莞牌・十五湖」、「韓国花札・花闘」、「魚蝦蟹大小」、「ベトナム魚蝦蟹」、「軍棋」、「韓国将棋(チャンギ)」、「アジアゲーム読本・中国天九牌・韓国花闘」、中国サイコロなどなどを売ろうと思っています。

品数がどれも少ないので、もし欲しいものがある方は、事前に予約を受け付けますので、メールなどご連絡をお願い致します。

当日は販売だけでなく、四色牌や天九牌などの講習なども無料で致します。
ですので、ご興味のある方は、これを機会に一緒に遊んで頂けましたら幸いです。

その他、ゲームマーケットでは、東八拳も本格的に体験することが出来ますので、是非とも遊んで頂きたく思っております。

それでは、少し先になりますが、5月31日(日)浅草の東京都立産業貿易センター(台東館)4~5階で開催される「ゲームマーケット2009」の会場で皆様とお会いできますことを心待ちにしております。

同じ店を出す友人「思宴会・ノートラさん」、「FuruFuruさん」のブログです。
どうぞよろしくお願い致します。


ゲームマーケットと暗棋

2008年05月01日 | ゲームマーケット


4月27日の日曜日に、浅草で年に一度開催されるゲームマーケットに行ってきました。

当日はフリーバザールの位置で、ベトナム紙牌・トートム、タムクック、バット、トゥサック(越南四色象棋牌)、中国紙牌・十五湖、東莞牌、撲克牌、麻将紙牌、1と4が赤い中国サイコロ、魚蝦蟹、軍棋、象棋、韓国花札、チャンギ、ユンノリ等、を売っておりました。

「台湾料理 千里香 内 日本暗棋協会」代表の方や、ミクシーのアジアのゲームコミュニティで知り合ったFさん、ゲーム仲間の馬形進さんなどと、商売中にも関わらず、随分と遊んでしまいました。

特に、「台湾料理 千里香 内 日本暗棋協会」のOさんには、暗棋対局の後、棋力認定までして頂いたり、暗棋や台湾談義をしたり、暗棋麻雀を教えてもらったりと、色々とお世話になりました。

Oさんは、豊富な実戦だけでなく、暗棋の歴史的背景から様々なルールまでを色々と調べており、暗棋に対するかなりの愛情を感じました。

暗棋の歴史の私なりの憶測ですが、暗棋の駒の強さの順番である「将→士→象→車→馬→砲→卒」というランクは、四色牌などの象棋牌のランクにも共通しており、象棋牌でやるトリックテイキングゲームと関連があると思われます。

また、軍棋と呼ばれる中国の軍人将棋ですが、これは駒を裏返して使用する場合を「暗棋」、表にして使用する場合を「明棋」ということがあり、ルールも強さに沿って勝敗を比べ、負けた駒は取り除かれるなど、殆ど象棋駒を使った暗棋と共通しております。

もしかしたら暗棋は、軍棋のルールを象棋牌のランクで、象棋の駒を使って行ったことが元にあるのかもしれません。あくまで憶測の範囲ですが。

この暗棋は、本物の台湾料理も食べれる「台湾料理 千里香 内 日本暗棋協会」で実際に対局出来ますので、是非とも遊んで頂きたく思います。


トルコの「OKEY」

2006年01月08日 | ゲームマーケット

先日、都内のトルコ雑貨店で、トルコの伝統ゲーム「OKEY」を教えて頂きました。
106枚のタイルを使用する、いわばトルコ麻雀といった「OKEY」ですが、トルコ国内ではかなりメジャーで、年齢を問わず幅広く親しまれているそうです。
店主の方に「OKEY]のソフトを3つも頂いたのですが、かなり面白いゲームで、ヒマさえあれば遊んでいます。
早く4人集めて遊びたいところですが、なかなか同好の士がおらず、苦戦しております。
現在、この「OKEY]のページを作っていますので、完成しましたら、このブログでお知らせいたします。

また、この「OKEY]を購入したい方は、以下で購入することができます。

http://www.kilimhouse.com/

最後に、ルールを細かく教えて頂いた、トルコ雑貨店「キリムハウス」のハーカン様、本当にありがとうございました。