世界遊戯博物館ブログ

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天九牌の普及計画

2008年01月14日 | 中国骨牌(天九牌)

今年最初に記す当ブログでありますが、今年は個人的に天九牌や、その系統の「中国系の牌遊戯」を数多く遊びたく思っております。

その為には、まずプレイ人口を増やさねばならないので、今年は天九牌の普及に力を入れようと企んでおります。

かつて、日本で「麻雀」を普及させるには、かなりの努力が必要であったと思われます。
あれだけルールや作法が複雑な上に、用語が中国語で、普及させる側にもかなりの工夫が必要であったと思われます。

「天九牌」も「麻雀」に匹敵するぐらい面白い遊びなので、麻雀のように、日本人が発音しやすい中国語で、用語や役を広めた方がよいと思いました。

明らかに間違った言葉はダメですが、発音の違いなら、麻雀のように日本式中国語になっていても問題はないと思われます。

しかし、考えてみれば、よくあの複雑な役を持つ「麻雀」というゲームが、異国の日本でここまで広まったものだと思います。

「麻雀」よりも憶えることが少ない「天九牌」ですので、普及方法を上手く考えれば、多くの人に親しまれるようになると思っております。

それには、まず天九牌の呼び名を、普通語の「ティエンジョウパイ」にするか、広東語の「ティンガウパイ」にするか、決めないといけないのかもしれません。
「牌九」も、普通語の「パイジョウ」よりも、広東語の「パイガウ」の方が浸透しているので、どちらを選ぶかというのは、悩みどころです。

※画像は、香港で葬式用具として売られている紙製の「天九牌」です。