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韓国映画「人狼」

2021-11-13 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「人狼」 韓国版予告

2018年の映画
押井守原作、脚本の今も根強い人気を誇るアニメ映画『人狼 JIN-ROH』を
韓国で実写化した作品。
監督は「密偵」、復讐映画の傑作「悪魔を見た」のキム・ジウン。

北朝鮮と韓国の統一に反対する反政府テロ団体を制圧するため、特機隊という部隊が設立された。
その中でも秘密裏に活動する「人狼」に焦点を当てたアクション・サスペンス。

ゴールデンスランバー』などのカン・ドンウォンが出演するほか、
監視者たち』などのハン・ヒョジュとチョン・ウソン、
ノーザン・リミット・ライン 南北海戦』などのキム・ムヨル、
花郎(ファラン)」「アンダードック 二人の男」のSHINeeミンホ
ファイティン!」「ハナ 奇跡の46日間」のハン・イェリらが共演。
(Webより抜粋)


 

■韓国映画「人狼」

前回観た「箪笥」もキム・ジウン監督の作品でしたが、この映画も同監督の作品で
新感染半島 ファイナルステージ」のカン・ドンウォンさんが出演していたので観てみました。

ちょうど今現在、南北統一について実際に国家間で議論されているところだったので、
余計に気になるストーリーでした。
未来の韓国の様子が描かれていて、権力争いが水面下で行われる中での、
極秘暗殺部隊「人狼」の存在がとても興味深い映画でした。
カン・ドンウォンさんはスタイルが良いので、アクションシーンがとてもカッコ良いのですが、
後半は、プロテクトギアを装着しているので顔が見えないのが残念でした。
チョン・ウソンさんは「鋼鉄の雨」や「THE KING ザ・キング」でもカリスマ性があって
インパクトが半端ないです。



「人狼」部隊たちが過去の失敗から、心に傷を負っている切なさも良かったです。
ユンヒ役のハン・ヒョジュさんも「監視者たち」以来のアクションもので、
公安部から利用される立場が苦しいところでしたが、その辺りのストーリーも良かったです。

 

 

■STORY
北朝鮮と韓国が南北統一を宣言した2029年
統一に反対する武装テロ集団「セクト」の台頭で治安が悪化したことを受けて、
セクトに対抗すべく警察特殊部隊が設立される。
その存在に自らの威信低下を案じる国家情報機関公安部は、
特殊部隊を壊滅に追い込もうと陰謀を画策。
特殊部隊と公安部が権力争いを繰り広げる中、
特殊部隊内部で「人狼」と呼ばれる極秘暗殺部隊が結成されたという情報が囁かれる。
独特なプロテクトギアを装着して
「人の皮をかぶった狼=非情に任務を遂行し迷うことのない最強集団」
「戦闘する恐怖の人間集団<人狼>」として恐れられていた。

特機隊に属するイム・ジュンギョン(カン・ドンウォン)は、過去のトラウマから
セクトに属する爆弾の運び屋「赤ずきん」と呼ばれる少女を撃つことができず、
目の前で自爆死されてしまう。

元特機隊の盟友である公安警察のハン・サンウ(キム・ムヨル)は
少女の遺族イ・ユンヒ(ハン・ヒョジュ)に遺品の日記を渡すよう
イムに促し、イムは少女の姉ユンヒと出会う。
しかし、ユンヒは特機隊を廃止に追いやろうとしている公安作戦の駒だった。



規模が縮小していくセクト、それに伴い存在価値を失い始めている特機隊、
彼らを疎ましく思う公安警察、隙を見せれば喉笛を噛みちぎられる権力闘争と
それぞれの組織の軋轢の中、各々の思惑が交差する。


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