このドラマで、毎回イ・ソンジュンとムン・ジェシン・キム・ユンシクの3人が
同室生で寝床のシーンが出てくるのですが、それがとても面白かったです。
イ・ソンジュンは身言判書(身体・言葉遣い・筆跡・文章すべてが揃った男)として
いつもきちんとしているのですが、4話で新入生の祝いの酒席で初めて大酒を飲み泥酔し、
ユンシクに迷惑をかけるのですが、その翌朝目覚めて自分の姿を見るシーンなどは
本当に笑えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/1a0d73e82f8c0c731f5eed15cc7d8ac3.jpg)
5話でチョン博士は、本当はユンシクが師匠キム・スンホンの娘ユニであることを知ります。
幼いころから女でありながらその優れた才能に触れていました。
6話では大射礼のために、イ・ソンジュンから弓の猛特訓を受けて、ユンシクはメキメキと
腕を上げて、7話でチョン博士との約束どおり優勝していくところも良かったです。
大射礼前の練習では、ユ博士も
ユ博士:頑張っています。
人に何歩も遅れている情けない自分を諦めずにいる
これ以上の才能はありません
とユンシクの才能に一目おきます。
8、9話でムン・ジェシンは、ユンシクが女と知ってから寝場所の取り合いを
するのですが、それも毎回笑えました。
コロの慌てぶりがとても面白いのです。
9話でキム・ユンシクの父親がコロ(ムン・ジェシン)の兄と共に金縢之詞(クムドゥンジサ)を
運ぶ途中で老論派(ノロン派)に殺されたと知り、それ以降、ユンシクが気にかかり、
何としても守ろうとしていくところも良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d3/724bf6268ffd03e1324e2e6cde6299bd.jpg)
■金縢之詞(クムドゥンジサ) Webより抜粋
儒教の経典・四書五経のひとつに書経があります。
その中の中国古代王朝・周について書かれている周書に金縢という項があります。
周公(周公旦:しゅうこうたん)は甥・成王の王位を脅かすのではないか
との嫌疑をかけられ、潔白を証明するために明らかにしたのが、
金縢(金庫のようなもの)に保管されていた書でした。
命を懸けて主君を救おうとした話にちなんで、英祖が息子を死なせた後悔の
意を記した文書
ユンシクの父は「わが身は離れようとも 心は王様の側にいる」と遺書を残して
死んでいったのです。
10話で成均館で盗難事件が起こるのですが、ユンシクは真犯人に気づきながら
その追及を諦めようとするのですが、その時にチョン博士は
「キム・ユンシク、お前は有罪だ
どれだけ民の苦痛を理解しても 問題を解決する力がなければ
その役人は有罪だ」
と叱咤し、イ・ソンジュンとムン・ジェシン、ク・ヨンハの協力もあって、特定商人と
官僚の癒着を指摘し、問題を解決していきます。
こういった政治的な話も史実と絡めてあってとても面白かったです。
このチョン博士の言葉、今の政治家にも言ってやりたい気分です。
それにしても、正祖の時代は老論派の力が大きく、両班(ヤンバン)が
特権を掌握していたので、民は苦しんでいたのです。
こういった世の中を見てユンシクがチョン博士に言います。
ユンシク:女には役人になる資格がないとか
でも 先生おかしなものです
朝鮮はなんて有様ですか?
資格を持つ男たちが国を作って来たのに・・・
「イ・サン」でもこの党派争いに頭を悩ますシーンが多く、大変な時代だった
のだなと思いました。
12話で旬頭殿議(スンドゥジョンガン)で事件の真犯人をみつけ休暇の褒美を
もらった花の四人衆ですが、ク・ヨンハのいたずらでソンジュンとユンシクが
無人島で一夜を過ごす羽目になり、ムン・ジェシンはユンシクが心配でならず、
無事に戻ってきたユンシクに
※旬頭殿議(スンドゥジョンガン) 毎月10日ごとに王の面前で行われる論述試験
ムン・ジェシン:ダメだ・・・。お前いいか、
今後は俺から離れるな どこで何をしても離れるなよ
気が気じゃないから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b3/f823d04685d283eddd4e8eb1e69b911b.jpg)
といつものコロらしからぬ行動に変わっていくところも良かったです。
10話の旬頭殿議の時に、ユンシクの女装した姿に心を奪われてしまったイ・ソンジュンも
ユンシクのことが気になっていき、自分が男色ではないかと悩み始めます。
ユンシクにも
イ・ソンジュン:初めは君の文才が惜しいと思った
次に君が必要になった
友になるなら君がいいと思った
ただ、僕は方法がわからなかった 初めてで
すまなかった 悪かったキム・ユンシク
と言うのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/21/aadcd2beb7dd395226a08bda0eff0832.jpg)
ドラマは、こうしてどんどん面白くなっていきました。
続く・・・。
同室生で寝床のシーンが出てくるのですが、それがとても面白かったです。
イ・ソンジュンは身言判書(身体・言葉遣い・筆跡・文章すべてが揃った男)として
いつもきちんとしているのですが、4話で新入生の祝いの酒席で初めて大酒を飲み泥酔し、
ユンシクに迷惑をかけるのですが、その翌朝目覚めて自分の姿を見るシーンなどは
本当に笑えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/63/1a0d73e82f8c0c731f5eed15cc7d8ac3.jpg)
5話でチョン博士は、本当はユンシクが師匠キム・スンホンの娘ユニであることを知ります。
幼いころから女でありながらその優れた才能に触れていました。
6話では大射礼のために、イ・ソンジュンから弓の猛特訓を受けて、ユンシクはメキメキと
腕を上げて、7話でチョン博士との約束どおり優勝していくところも良かったです。
大射礼前の練習では、ユ博士も
ユ博士:頑張っています。
人に何歩も遅れている情けない自分を諦めずにいる
これ以上の才能はありません
とユンシクの才能に一目おきます。
8、9話でムン・ジェシンは、ユンシクが女と知ってから寝場所の取り合いを
するのですが、それも毎回笑えました。
コロの慌てぶりがとても面白いのです。
9話でキム・ユンシクの父親がコロ(ムン・ジェシン)の兄と共に金縢之詞(クムドゥンジサ)を
運ぶ途中で老論派(ノロン派)に殺されたと知り、それ以降、ユンシクが気にかかり、
何としても守ろうとしていくところも良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d3/724bf6268ffd03e1324e2e6cde6299bd.jpg)
■金縢之詞(クムドゥンジサ) Webより抜粋
儒教の経典・四書五経のひとつに書経があります。
その中の中国古代王朝・周について書かれている周書に金縢という項があります。
周公(周公旦:しゅうこうたん)は甥・成王の王位を脅かすのではないか
との嫌疑をかけられ、潔白を証明するために明らかにしたのが、
金縢(金庫のようなもの)に保管されていた書でした。
命を懸けて主君を救おうとした話にちなんで、英祖が息子を死なせた後悔の
意を記した文書
ユンシクの父は「わが身は離れようとも 心は王様の側にいる」と遺書を残して
死んでいったのです。
10話で成均館で盗難事件が起こるのですが、ユンシクは真犯人に気づきながら
その追及を諦めようとするのですが、その時にチョン博士は
「キム・ユンシク、お前は有罪だ
どれだけ民の苦痛を理解しても 問題を解決する力がなければ
その役人は有罪だ」
と叱咤し、イ・ソンジュンとムン・ジェシン、ク・ヨンハの協力もあって、特定商人と
官僚の癒着を指摘し、問題を解決していきます。
こういった政治的な話も史実と絡めてあってとても面白かったです。
このチョン博士の言葉、今の政治家にも言ってやりたい気分です。
それにしても、正祖の時代は老論派の力が大きく、両班(ヤンバン)が
特権を掌握していたので、民は苦しんでいたのです。
こういった世の中を見てユンシクがチョン博士に言います。
ユンシク:女には役人になる資格がないとか
でも 先生おかしなものです
朝鮮はなんて有様ですか?
資格を持つ男たちが国を作って来たのに・・・
「イ・サン」でもこの党派争いに頭を悩ますシーンが多く、大変な時代だった
のだなと思いました。
12話で旬頭殿議(スンドゥジョンガン)で事件の真犯人をみつけ休暇の褒美を
もらった花の四人衆ですが、ク・ヨンハのいたずらでソンジュンとユンシクが
無人島で一夜を過ごす羽目になり、ムン・ジェシンはユンシクが心配でならず、
無事に戻ってきたユンシクに
※旬頭殿議(スンドゥジョンガン) 毎月10日ごとに王の面前で行われる論述試験
ムン・ジェシン:ダメだ・・・。お前いいか、
今後は俺から離れるな どこで何をしても離れるなよ
気が気じゃないから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d2/400013d9eacb9cd4f00f3b8a095a07d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b3/f823d04685d283eddd4e8eb1e69b911b.jpg)
といつものコロらしからぬ行動に変わっていくところも良かったです。
10話の旬頭殿議の時に、ユンシクの女装した姿に心を奪われてしまったイ・ソンジュンも
ユンシクのことが気になっていき、自分が男色ではないかと悩み始めます。
ユンシクにも
イ・ソンジュン:初めは君の文才が惜しいと思った
次に君が必要になった
友になるなら君がいいと思った
ただ、僕は方法がわからなかった 初めてで
すまなかった 悪かったキム・ユンシク
と言うのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/21/aadcd2beb7dd395226a08bda0eff0832.jpg)
ドラマは、こうしてどんどん面白くなっていきました。
続く・・・。
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