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韓国映画「王の涙 ~イ・サンの決断~」

2018-09-23 | 韓国史劇・ドラマ・映画
以前、イ・ソジンさん主演のドラマ「イ・サン」を観て、とても良かったです。
ヒョンビンさん演じるイ・サンを観たかったのでこの映画も観てみました。

ヒョンビンさんよりも、宦官のカプス(チョン・ジェヨン)と刺客のウルス(チョ・ジョンソク)の
ストーリーが切なすぎて、結末にグッとしました。

どちらの作品も、幼いころから命を狙われていたイ・サンが生き延びていくために
過酷な鍛錬を続け、誰を信じればいいのか?常に用心を重ねていく毎日の中で、
忠臣を得ていくのは大変なことだと感じました。
ホン・グギョンのように信頼を裏切られる時もあれば、カプスのように忠臣を得ることも・・・。

ハン・ジミンさんがこの映画では敵対する貞純王后役でしたが、私にとっては違和感がありました。
やっぱり、ジミンさんの可愛らしい顔立ちからは図画署のソンヨンのイメージがとても強かったです。




■韓国映画「王の涙 ~イ・サンの決断」 予告

名君として名高い李氏朝鮮第22代国王イ・サンの暗殺計画として、1777年7月28日に起こった
「丁酉逆変」を史実とフィクションを巧みに交えて映画化。
理想を抱きながらも暗殺の危機に怯えていた若き王が、偉大なる王へと成長していくきっかけとなった運命の一日を描いた。
監督は、テレビドラマ「チェオクの剣」などの演出で高い評価を受けてきたイ・ジェギュ。


■中庸23章

映画の中でこの「中庸23章」度々出てきます。
世の中を変えようとするイ・サンの信念ともいうべき章でした。
また、初めはイ・サンを暗殺する刺客として間者となったカプスも
この言葉のように至誠を尽くして変わっていくのです。

■STORY
宮廷内の最大派閥である老論派の陰謀により、祖父である先代王・英祖によって父を亡き者にされ、
25歳で祖父から王位を継いだイ・サンは、陰謀渦巻く宮廷内でたえず暗殺の脅威にさらされ、心休まるときはなかった。



即位から1年を迎えた李王朝第22代国王イ・サン(ヒョンビン)は、書庫と寝殿を兼ねる尊賢閣で
不測の事態に備えてひそかに体を鍛え、そのそばには書庫を管理する尚冊として仕える宦官のカプス(チョン・ジェヨン)が
いつも控えていた。
しかし、カプスは老論派がイ・サンを暗殺するために刺客として育てた間者だったのだが・・・。





それでも、理想の治世を実現しようと老論派の排斥に動き出すが、そんな彼に対して老論派は、
祖父の後妃で、若くて美しいイ・サンの義理の祖母・貞純王后(ハン・ヘジン)を後ろ盾に、
当代一と言われる刺客ウルスを使い、暗殺を企て逆にイ・サンを追い詰めていく。





そして、カプス(甲)もまた、幼いころから兄弟のように刺客として一緒に育ったウルス(乙)と
悲しい結末を迎えるのだった。





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