韓国映画「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」

■韓国映画「ノーザン・リミット・ライン　南北海戦」　予告

2016年の韓国映画　韓国で600万人以上を動員した。
2002年、日韓サッカーW杯歓喜の裏で命をかけた男たちがいた。
南北境界線で起こった衝撃の＜実話＞を描く、海洋戦争アクション！!

北朝鮮の警備艇が領海侵犯を繰り返し、韓国軍が警戒を強める中、
突如北朝鮮軍が韓国軍艦艇への奇襲攻撃を決行する。
韓国軍257号艇は、ユン艇長の指揮の下、すぐさま交戦体制に入るのだったが…。
2002年に黄海の南北境界線で韓国と北朝鮮の艦艇が銃撃戦を行った“第２延坪海戦”を再現した。
第2延坪海戦の実際の戦闘時間が30分間だったことから、リアリティを出すため、
劇中の海上戦闘シーンにも丸々30分が使われている。

キャストは、艇長 ユン・ヨンハ に「記憶の夜」のキム・ムヨル、
操舵長 ハン・サングクに「太陽の末裔」の チン・グ
医務兵 パク・ドンヒョク に「カノジョは嘘を愛しすぎてる」「技術者たち」の イ・ヒョヌ。
（Webより抜粋）

 

■韓国映画「ノーザン・リミット・ライン　南北海戦」

イ・ヒョヌさんが出演していた映画だったので観てみました。

日韓サッカーW杯での韓国民の熱狂ぶりは、当時、驚いたものでしたが
その裏でこんなことがあったとは知りませんでした。
サッカーで盛り上がる民衆と奇襲攻撃の銃撃戦との映像がとても対照的で
だからこそ、この実話がとても悲痛に感じました。

日本の自衛隊もこうして日夜絶えず訓練に訓練を重ねて非常時に備えているのかと思うと
普段は身近に感じられない自衛隊がとても大切に感じました。
近年は、災害が多いため自衛隊員の活躍がとても頼もしく思えていましたが
そのために、厳しい訓練や生活をしているのだと・・・。

北朝鮮や中国の脅威も、いつどこで始まるのかわかりません。
この実話のようにある日、突然来るのかもしれないと思うと、恐ろしい映画でした。
映画の最後に生き残った隊員たちの証言映像がありました。
命を懸けて国を守った隊員たちの姿がとても印象的な映画でした。
韓国映画はこうした実話を基にした作品が多いですが、もっと観たいです。

 

■STORY
2002年6月29日
韓国中がサッカーW杯の３位決定戦に熱狂していたその日、
北朝鮮警備艇が領海を侵犯し韓国軍艦艇へ奇襲攻撃を決行。



非常訓練を積んできた韓国軍357号艇は、ユン艇長の指揮のもと交戦体制に入る。



しかし、兵士たちの高鳴る鼓動も奮起の叫びも、またたく間に砲撃音にかき消されていく。
生きて家族と再会することを心に誓った彼らは、逃げ場のない海上で威信をかけた激戦に立ち向かっていく。