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韓国映画「KCIA 南山の部長たち」

2022-03-12 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「KCIA 南山の部長たち」 予告

2020年の韓国映画
軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ(朴正煕)大統領。
そんな彼が、1979年に自らの側近であった中央情報部部長キム・ジェギュ(金載圭)に殺害されたというニュースは、
韓国のみならず世界中に衝撃を与えた。
権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか。
日韓両国でベストセラーとなったキム・チュンシクが手がけた原作に、
ウ・ミンホ監督が本作はあくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらも
歴史の闇に肉薄してゆく。

主演は韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。
愛国心と大統領への崇拝そして静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を、
キャリア最高とも言える演技で圧倒的説得力をもって体現する。



共演には『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』で
その年の賞レースを席巻したイ・ソンミン。
大ヒット作『哭声/コクソン』のクァク・ドウォン、
更には『1987、ある戦いの真実』のイ・ヒジュン、
ザ・キング』キム・ソジンら豪華演技派キャストが集結。
百想芸術大賞主演男優賞(イ・ビョンホン)を受賞するなど
観客批評家双方から絶大な支持を受けている。
(Webより抜粋)

 

■韓国映画「KICA 南山の部長たち」

ファン・ジョンミンさんの「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」に続いて観ました。
イ・ビョンホンさんの作品は「インサイダーズ/内部者たち」「MASTER
JSA Joint Security Aria 共同警戒区域」など実話を元に制作された作品が多く、
どれもとても興味をそそられますが、この作品もフィクションとはいえ、
当時の状況が生々しく映し出されていて、最後の本人の最終弁論までとても興味深い映画でした。
軍事力で反対勢力の民衆を封じ込めようとしている大統領に対して
忠誠であるからこそ、許せなかったのかな?と思いました。



イ・ヒジュンさんがこれまた嫌なヤツで危険な人物役にはピッタリでした。
イ・ビョンホンさんが忠誠を尽くしてきた大統領に対して、
ウマの合わない相手に対する葛藤と「暗殺」するに至るまでの心理が
静かにヒシヒシと感じられて、その辺りの演技が流石だなと思ってしまいました。

イ・ソンミンさんの大統領役は、メイクからして本人に似ていて
巨大な権力を握るふてぶてしさまで感じられました。
紅一点のキム・ソジンさんは「麻薬王」にも出演していましたが、
権力争いの狭間で翻弄する立場の弱さと悔しさがあって、
当時、水面下で政権交代を目論んでいた様々な人物の動きがとても面白かったです。

 

■STORY
1979年10月26日
大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョンが大統領を射殺した。
大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとも言われるKCIAのトップがなぜ?



遡ること40日前、KCIA元部長パク・ヨンガクが亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で
韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。
更には回顧録を執筆中だともいう。



激怒した大統領(イ・ソンミン)に事態の収拾を命じられたキム部長は、
アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガク(クァク・ドウォン)」に接触する。
それが、やがて自らの運命をも狂わせる哀しき暗闘の幕開けとも知らず・・・。


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